ついに迎えた生活発表会。
今年は年少児クラス。合奏に、劇に、合唱と演目は過去最多の3つ。まずは合奏から。
緞帳があがる。
あれ? 息子がカスタネットを持っている。練習中はスズだと言っていたのに・・・
しかも、カスタネットの持ち手が他の子と違う。
右手にカスタネットを持っているのは、スズだった名残り・・・?
帰り道に問う。
「ママ、Kはスズだと思っていたよ。カスタネットだったんだね」
「スズやったけど、スズが足らなくて、K君、今日、カスタネットになってん」
え? 今日って、急遽?!
この歳で当日楽器が変わる? しかも、当日楽器(の数)が足らないなんて!
そんな訳ない。
ずっと前に起きたことも「昨日」だという。過去は全部、昨日(呼ばわり)の息子。
きっと数日前にスズからカスタネットに変わったのだろう。
それにしても途中で楽器変更って・・・どうしてなのだろう。
生活発表会終了後は一斉に流れ解散となるため、先生とゆっくり話す機会がなかった。
月曜日、先生に「スズだと思っていたんですけど、カスタネットだったんですね」と言うと、
「お母さん、申し訳ございませんでした」って、何が?
「当日、舞台に楽器を配置しておくんですけど、楽器の配置が上のクラスの配置になってしまっていたようで・・・
舞台では立ち位置が決まっているので、あの場所でスズ(本来)だったK君がカスタネットになってしまった、という訳なんです。」
「えー!!」 のけぞった。
ほんとに当日急遽?!
「我々も緞帳があがってびっくりしたんですけど、K君、他のパート(カスタネット)も覚えてやって・・・」
この歳で他のパートも覚え、当日、臨機応変に対応していただなんて!すごいやん、K!!
この驚きを、この喜びを、どうしてあの帰り道にしてあげられなかったのか。
あの時、そんな訳ないと思ったことが悔やまれる。
土曜日の生活発表会から遅れること2日、ようやく息子を抱きしめながら反省。
ママ、100%信じてあげられなくて・・・ごめんね。
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