第141話 ほぼ、あけましておめでとうございます

2007年01月31日 23時57分55秒 | マタニティーライフ・「さらしな日記」

ようやく、つわりがあけました。
まだ完全にとはいえませんが、ほぼ完全に、です。

そろそろつわりが終わるといわれる4カ月に、二度目の切迫流産。
近況を綴りたい、訴えたいことがあるのにままならず、更新途絶えましたが、
昨日、我が子の心臓の音もきけ、ようやくひと安心の5ヶ月目突入となりました。

主人には、ここまで書かないほうがいいんじゃないのかい?と言われます。
私を知る方の視線を思って、私を想っての言葉だと思います。
それでも、私は書きたいのです。
一度目の切迫流産の時、
「育つか育たないかまだわかりません。出血が止めまればいい。安静にするように」とのみ。
この事実の衝撃に、診察室では何も聞き返せず、
一人になってから、不安が大きくなっていきます。
本を購入し、パソコンで切迫流産を検索し情報を集めました。
しばらく・・・って書いてあるけれど、出血はどれぐらい続いても大丈夫なの?
安静にするって一体いつまで?どの程度?
不安な中、続く出血に調べて得た知識に恐怖感が伴います。
もし、「胞状奇胎」だったらどうしよう?
私の場合、結局20日間の出血が見られましたが、我が子は「育っ」たのです。
私のこの20日間という事実が、誰かの不安を和らがせる材料になれば・・・。

腹痛がずっと続いていました。相談すると、
「お腹が大きくなると妊婦さんはよく腹痛を訴えます。
内臓を圧迫することから痛みが生じるのでしょう。
異常だといって診断するけれど、たいてい何もないですよ」
確かにこの時点では何でもない腹痛でしたが、その後、再び続いた腹痛は切迫流産の診断でした。
2度目は出血がないため、この診断に驚いたくらいです。
自覚症状がなくても、危機的状況に陥っている可能性があるこの経験談が、
誰かの悲しみを食い止めるきっかけになれば・・・。
だから、私は書きたいのです。

趣味でブログを発信し始めましたが、その先に受け止めてくれる誰かがいることが嬉しいのです。
多くの方と出会いたいですが・・・一人でもいいのです。
読者と書き手の、手をつないでいるようなこの感覚が好きなのです。
これからもあなたと手をつないぎたいから、
だから、私は書きたいのです。

久しぶりの更新です。誰かが私と手を受け止めてくれますように・・・おやすみなさい。


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2 コメント

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Unknown (インサイド・キー)
2007-02-04 19:34:13
忙しい数週間でしたが体は大丈夫ですか?
体に負担がかかったのでは・・・
と心配です。
有休、たくさんあります。
また春先バタバタするので休める時に
休んでください。
返信する
お疲れ様でした~ (とーま由花)
2007-02-04 21:20:41
今回の一大プロジェクト!?
出張先での配属等、みなさん(職場)のお気持ちを感じて感謝しています。
重い荷物を持たなくていいよう、
走らなくていいよう、
冷たい風にあたらなくていいよう、
すべて大変なところは課長・先輩方が担当してくださって・・・
あたたかく感じていました。
できないことが何かと多い私を現場に立ち合わせていただけたこと、感謝しています。
そして、何より・・・
インサイドキー、最後一緒に笑いあえたこと、
心の部屋に置き忘れ・・・いえ、大切にしまっておきます。
新しい課での素敵な思い出・・・強烈に焼きついて、
いつでも取り出せそうです(笑)

いつも、ありがとうございます。




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