キャリアコンサルタントは心理職ではないが、
心理学についての本をよく読むようになった。
どんなに心理学を学んでも (独学では)
学位を得ることはできないが、たゆまぬ努力は
続けていく価値あるものだと思うから・・・
今日は 河出書房新社「14歳の世渡り術シリーズ
「心」のお仕事 今日も誰かのそばにたつ24人の物語」
からの備忘録。(一部抜粋)
松本卓也先生
大事なことは、他人(患者さんやクライエント)にとって何が「正しい」のかを、
こちらが一方的に決めてはいけない、ということ
心の仕事は、他人を「変える」仕事ではなく、「変わる」のを見守り、
「変わる」ためにその人が言葉をつむいでいくことを支援する仕事です
宮地尚子先生
視野を狭めない。暗黙の前提を作らない。カテゴリーで人を捉えない。
思い込みをできるだけ捨てる。
答えを与えるのではない。時間をかけ、そばにいて待つしかないこともある。
一番いい仕事とは、何もしていないように見えるものだと思う
星野概念先生
その人に関連するすべてのことが、その人の心を揺らし、動かします。
共に揺れ、共に動く。治すより、まず大切なこと
信田さよ子先生
自分の内部に向かうのではなく、自分の周囲(特に家族)との関係に視野を広げる。
現実に起きている問題は、まず関係をみること、関係の仕組みを知ること、関係を変えることで解決できる
(上記4人の「抜粋部分以外」とその他20人の物語についてはお手元に取ってご確認ください)
※ キャリアコンサルタントだけでなく、他職にも通じる、使える手。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます