カナディアンロッキーで暮らす

カナディアンロッキーで暮らす茶道とカルトナージュ愛好家の日々

15年ぶりのラスベガス!

2014-05-16 17:18:37 | 出たっきり邦人・メールマガジン


        〓カナダ・アルバータ州カナディアンロッキー発〓

       
     『My スロ-ライフ in カナディアンロッキー』by Junko
                      
                No.49


     ☆★☆★ 15年ぶりのラスベガス! ☆★☆★


こんにちわ!
先月半ば、やっとクロッカスが咲き、ロッキーにも本当の春がやってきました。
相変わらず、山の気候は変わりやすく、急に曇ったかと思うとすぐ気温が下がり
まだまだジャケットは必携ですが、太陽が出るとぐんぐん気温が上がり、今度は
半袖だと肌が痛いほどの陽ざしです。

紫外線は日本の7倍と言われているのでUVケアは気になりますが、カナディアン
たちは一斉にデッキに出たりお庭で陽を浴びながら食事をするようになります。
冬の間どうしても戸外で過ごす時間が少なく、日照不足は直ぐにビタミンD不足
へと繋がり、子供の頃からサプリメントは欠かせない物となっているそうです。
もちろん、我々も血液検査でD不足は深刻な数字を示し、ドクターの指示により
サプリのお世話になっています。

先週、夫と二人でラスベガスに遊びに行きました。
今回で3回目のべガスでしたが、前回は1999年10月、サンタフェという町から車
でグランドキャニオン(South)内で1泊し、朝焼けの撮影をして、ラスベガス入り
する自分で企画したツアーの添乗でした。
宿泊はシーザースパレスという巨大ホテルで、カジノを通りぬけてお部屋に帰る
に苦労したことと、ベニスに似せたキャナルのあるショッピングモールをちらっ
とのぞいたことを覚えていますが、長いドライブで疲れていてショウは観ません
でした。

その前はというと…確か1991,2年ごろだったでしょうか。
オレゴン州のポートランドで夏を過ごしていたことがあり、その時にマイレージ
を利用して遊びに行った記憶があります。
フラミンゴというホテルに宿泊、その名の通りフラミンゴの形をした派手なネオ
ンがあり、ラスベガスを舞台にした映画に出てきたことがあるそうですが、私は
その映画は知りません。

15年経つと、どれだけ変わっているのだろうかと思いつつ、カルガリーから直行
便で2時間半のフライトでした。
カナダからアメリカは、出発空港でアメリカ入国審査を済ませるため、べガスに
着いたら荷物をピックアップするだけで、すぐにホテルへ向かうことができます。
夫も私もカナダの永住権保持者ですが、日本国籍ですから事前にESTAの登録が必
要です。

今回、ラスベガスに行くことになった経緯ですが…
マカオ在住の長男がサンフランシスコで所用があり、お嫁ちゃんも同行してくる
ことになったのが始まりました。
3日で仕事が終わるので、その間お嫁ちゃん(マカオ人)はサンフランシスコに
移住した親せきの人と過ごし、その後バケーションでラスベガスに行くと知らせ
があり、それなら私たちもべガスで合流すれば、1年半ぶりに彼らと一緒に過ごせ
る!と、すぐに話がまとまったのでした。
まだ2歳になったばかりの孫は、フライト時間が長すぎると言うことでお留守番
となり残念でしたが、秋には私がマカオを訪ねることにしました。

息子に教えてもらったウェブサイトを利用してフライトとホテルを格安でゲット。
シルクドソレイユのショウのチケットが2枚付いてきたのも、ラッキーでした。
フライトとホテルを別々に予約するのに比べ、一緒に予約すると出発日にも寄り
ますがトータルで30~40%ディスカウントになることもあります。
今回は週末を避けたので、フライトも直行便だったし、5スターのホテルも大変
お得なレートになり、思っていたよりもリーズナブルでゴージャスな旅となりま
した。

ギャンブルに興味のない私たちは、「食」と「エンターテイメント」が目的でし
たが、ラスベガスはそのどちらも、今まで思っていたよりもかなりグレードが上
がっているという印象を受けました。
前回2回は、はっきり言って「食」にはがっかりさせられていたのですが、今回
は一番新しいホテルを選んだこともあり、ソフィストケートされたレストランが
あり、安い=まずい、の印象だったことは撤廃です。

ホテルのSpaも、皆さんギャンブルに興じているのか、いつも貸し切り?という
程空いていたので、夫と二人ローブ姿でラウンジでお茶してくつろぎ、リゾート
気分満喫でした。

ラスベガスと言えば、ショウ。今回はシルクドソレイユの「ZARKANA」(無料券)
と「O(オー)」を観賞しました。
どちらもカナダが世界に誇る「シルクドソレイユ」の興業でしたが、彼らは他に
も5,6ヶ所の常設会場をラスベガス内のホテルに持っています。
有名な歌手のショウも次々と予定が組まれ、一年中充実したエンタ─テイメント
が楽しめるのも、ラスベガスの魅力の一つになっています。

息子たちと合流するまで3日間、のんびりする時間があり、Las Vegas Bolvd.を
歩いてみたり、アウトレットにも出かけてみたり、3日目はべガスから一番近い
グランドキャニオンWestへ、レンタカーで出かけてみました。

賛否両論の[Skywalk]も試してきました。人工的なものがそこにあるのはちょっと
違和感がありましたが、深い谷底を足の下に観ながらガラス張りの遊歩道を歩く
ことなど、どこでもできるものではないので、一応体験してきました(笑)

その夜、息子夫婦も到着。空港へ向かえに行きホテルで久々にグラスを重ね…
次の日は4人でゆっくりブランチをしながら、長~いおしゃべりを楽しみ、アウト
レットモールに行くという彼らを見送り、我々は空港へ。

お嫁ちゃんのSoniaとは英語で話しますが、最近は2人で夫と息子の愚痴を言っ
ては大笑い。そんな私たちを観ながら、夫と息子は、随分お母さんに感化されて
きたな…なんて言ってるようですが、私は常にSoniaの味方でいたいと思います。

カナダから2時間半で行けるラスベガス、これからも機会があればバケーション
に出かけるにはあまり旅費がかからなくて行ける、いいリゾート地なのだと実感
しました。
今日もラスベガス、フライト&ホテル3泊付き$209~!という新聞広告を発見。
寒い時期にエスケープがこの値段でできたら最高なんですけど…。

ちなみに、今回はMGM系列では一番新しく建ったホテルを選びましたが、さすが
評判がよいわけは、団体を入れていないことでした。すぐ隣にある最高級と言わ
れているホテルのロビーを「O」の劇場へ向かう途中通りましたが、ここマカオ?
と思うくらい、チェックインを待つアジアからの大団体で溢れかえっていました。

夕方のフライトでカルガリーへ。
空港到着時は雨でしたが、車を止めていたパーキングへ向かう途中雪に変わり…
通常1時間ちょっとで帰れるわが家ですが、ホワイトアウトで視界が無くなると
怖いのでスピードを控え2時間半かけてやっと帰宅。
次の日も雪が降ったり止んだりと、また冬に逆戻りのロッキーでしたが、ここ
数日は気温が上がってきて、木々の新芽が一斉に膨らんできました。

短い春が終わると新緑の候、そしてロッキーは一気に初夏です。
6月下旬にはほとんどの湖の氷が融けて、可憐な高山植物が次々と目を楽しませ
てくれます。


ではまた来月、どうぞお元気でお過ごしください。

Junko@カナディアンロッキーでした。


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