奥様的部屋

主婦の独り言&映画や本の話もちょこちょこ(ネタバレあり)

五輪

2008-08-12 10:12:45 | 独り言

オリンピックも開幕してもうすぐ一週間です

我が家ではとても盛り上がっているのですが、世間的にはどうなんでしょうね

予想よりメダルが少ない、とか、メダルメダルと騒ぎすぎ、とか・・・・
毎度おなじみの論争が繰り広げられているのでしょうか?

私個人としては、出場選手たちの競技後のコメントが、なんだかとても気になっています

今日までのところで一番心に残っているのは、日本中に金を期待されながらも、残念ながら3位だった谷選手と、19歳で五輪初出場ながら、銅メダルを獲得した中村選手の二人

同じ"銅メダル"でありながら、谷選手が
「全力を尽くした結果なので、世界中の選手たちとこうして5回も五輪で競い合えたことが今は一番うれしい」
に対して、中村選手が
「金メダルを目指していたので(銅メダルは)悔しい。課題をたくさん残したし、まだまだ力が足りない。金メダル以外は同じ」
と語っていたのには、なんだかどちらの言葉もすごく印象に残りました

谷選手はいつも優等生の答えばかりで、”誰かシナリオ用意してるんじゃないか”と思っちゃうくらい、面白みがなく感じていたのだけれど、さすがに今回ばかりは、”きっとむちゃくちゃ悔しくて仕方ないだろうに、ヤワラちゃん、偉いなぁ”なんて逆に声援を送りたくなっったものです

それだけに、中村選手のコメントを聞いた時には"悔しさをばねに次もがんばれ!"
なんて声援を送ってしまったし・・・・・(ナニサマだ?私)

 


JUNO/ジュノ

2008-08-11 23:03:12 | 映画など_いろいろ

テーマは重いけれど・・・・
オフィシャルサイト

16歳の高校生が妊娠して出産する・・・と、こうやって書くと、結構重いテーマである

実際、主人公はすごく適当にセックスをして妊娠してしまって、自分の生活とか子供の人生ではなく"胎児に爪が生えてる"という理由で堕胎をやめ・・・と、一見無責任で適当に感じられる

だけど、憎めない
100%共感できるわけではないけれど、鑑賞後はなんだかとても心がほんわかした

私レベルのありふれた思考だと、少女は妊娠を通じて徐々に命の尊さと重さに目覚め、親に感謝し、愛の無いセックスを恥じ・・という方向に話が進むんだろうなぁ、と思ってしまう

でも、この作品は全く違っていた

もちろん、妊娠期間中のやりとりから両親の素敵な部分を垣間見せるし(でも、あの両親理解あり過ぎのような・・・アメリカンってあんななのかな)
ジュノ自身が命の大切さや彼への愛に気づく、という流れもちゃんとある

でも、ぜーんぜん説教臭くも押し付けがましくも無くて、心地よい

ジュノ自身、母親に「あなたが思っているほど甘くない」と言われたり、超音波技師に「10代の親の育児環境は劣悪だ」なんてことは、人から言われるまでも無く良くわかっていたはずだ
だからこそ、生まれてくる子供を養子に出すことにした

きっと、高校生の彼女の中の母性、とは、自分自身で子供に愛情を注ぐことよりむしろ、産まれてくる子供にとって本当に幸せなことを考え、"理想的な夫婦"に子供を託すことだったんだろう
(結果的に"理想的な夫婦"ではなくなってしまったけれど、そうなってもやはり、子供が大好きな"理想的な母"となり得るジェニファー・ガーナーに"あなたがその気なら・・・"と子供を託した)

そして、子供の幸せを確保できたからこそ、今度は"今"を生きる自分自身にとって大切なもの(彼との時間)を得ることができた

ジュノが大人になってもう一度妊娠したら、きっと素敵な母親になるだろうなぁ・・・

★おまけ
 アメリカの高校生は、携帯使わないのかな
 ジュノの部屋のハンバーガー電話がとってもかわいかった
 (使いにくそうだったけど・・・・)

★おまけ2
  私がこの作品を観た直後に、ロスの高校生が集団で妊娠した、という報道があった
  まさかまさか・・と思っていたら、やっぱりその事件をこの作品に結びつけるコメントがあってちょっとうんざり・・・・
  そういうことを言う人に限って絶対この作品観てないよね
  ぷん

★おまけ3
  エレン・ペイジ かわいいなぁ
  と思っていたら・・・・なんとX-MENのアノ子なの???
  びっくりびっくり!


(映画館)

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

2008-08-10 22:06:59 | 映画など_いろいろ

結局大泉洋万歳
<公式サイトへのリンク>

ネズミ男観たさに映画館にて鑑賞
前作のReviewでさんざん
「子供向けだ」を連発してしまったのだけれど、
逆に本作品は
「子供向けなのに・・・・」とちょっとうんざりしてしまった

とにかくストーリーがちょっとぐだぐだし過ぎ
前半の説明部分で
"で、どうして誰をどうやって封印するの?"
"なんで猫娘さらわれちゃったんだっけ?"
と、頭の中が混乱(私がちゃんと観てなかったのか・・・・?)

それに、色々ちりばめたキャラや設定がほったらかしだらけ
(ソ・ジソプ はセリフも全くナシで・・・あれでよく出演したなぁ)
オトナを意識しすぎたのか、やけに説教臭いセリフ満載
(真面目な顔して
 「いけないのは人間なのよ」とか
 「妖怪と人間が仲良く暮らしていく」とか言われても
 共感できないよねぇ)

北乃きいは、さんざん妖怪と行動をともにしておきながら
「知らない人について行くなって言われた」だの
「私に呪いをかけてだますつもり?」だの(セリフは適当です)・・・
ぽかーんでした
緒方拳もなんだかあんまりヤル気なさそうだったしなぁ・・・・・

子供向けなんだから、もっとわかりやすい設定で、わかりやすいキャラクターにしておけばよかったのに・・・

おっとマイナスポイントばかり挙げてしまったけれど、
大泉洋と佐野史郎と室井滋は、ホント楽しそうで良かったデス

みんなあれくらい突き抜けて鬼太郎ワールドを盛り上げて欲しかった、と思う

3作目はもういいから是非ネズミ男のスピンオフを!(←しつこい?)
(映画館)

開幕!

2008-08-09 10:39:16 | 独り言
オリンピック始まりました!

普段殆どTVを観ない我が家でも、なぜかオリンピックやW杯は観ます
いや、別に愛国心とかなんかではないのですが・・・・

で、開会式です
正直、このところ何かとゴタゴタしている中国に対してかなり偏見だらけの私としては、あまり期待していませんでした

ハリボテのパンダが出てきて京劇みたいなことやったりしないでしょーね

なんて・・・・・

ところがところが、(全部観たわけじゃありませんが)いや、凄かったですね
変な先入観持っててごめんなさいデシタ

さすがチャン・イーモウ!なんて知ったかぶりをするつもりもありませんが、色彩がキレイで、大人数のダンサー(?)は数の迫力と統制の取れた美しさがあって、子供達がみんなかわいくて、花火がヤケクソみたいに豪華で・・・・

私の中の中国に対するイメージが変わったわけではありませんが、あの開会式には拍手を送りました

録画までして観た甲斐がありましたわ

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

2008-08-07 23:55:29 | 映画など_いろいろ

ケイト・ブランシェットが素敵♪
オフィシャルサイト

実は、この作品の公開に先駆けて、連続してコレまでの作品(「失われたアーク《聖櫃》」「魔宮の伝説」「最後の聖戦」)の復習をした

それでわかったこと
・思ったよりずっと軽いノリ
・インディは結構女たらし
  (あんなに女性と絡むシーンがあったとは・・・
   ただの冒険モノの記憶しかなかった)
・意外に世界情勢を反映(?)している(ナチスとか)
・私はやっぱりハリソン・フォードが苦手

あんまりこの映画のことを理解していなかったのか
しっかり観ていなかったのかわからないけど・・・・、
私の頭の中にあったイメージとちょっと違っていたのは確か
とにかく復習しておいて良かった

で、今回の19年ぶりの新作!
なんていうのかな、シリーズを通して観ている人、旧作からのFANは満足でしょう

随所にお約束が満載で、時々脱力してしまうほど
主役がインディじゃなくて、あのテーマ曲が流れてこなかったら、すごく古めかしくて面白くない作品だったんじゃないかなぁ
過去の思い入れがあってこそ、楽しめる、というか・・・・

個人的には、あのマネキンタウンのエピソードは好きじゃない
いくら洗ったところで、彼はもう余命幾何もないでしょう

それと、クリスタルスカルの正体もなぁ・・・・
今更ロズウェルを持ってきて、落としどころを宇宙人にしちゃうなんて・・・
もうちょっとわくわくどきどきさせて欲しかった

とはいっても、鑑賞中はそれなりに楽しめたのは事実
滝つぼに3回も落ちまくるとか、サルと一緒に木々を飛び移るっていうのはやり過ぎかなぁとも思ったけど、見ごたえのあるアクションシーンがたくさんあったし、ケイト・ブランシェットは素敵だったし、決してこの作品自体が気に入らないわけじゃないデス

きっと5作目が作られたらまだ映画館に行っちゃうだろうな、というくらいに・・

★おまけ
  御年66歳のハリソン・フォード
  そのスタントマンまでも、ヘコヘコ老人っぽい動きをしていたのはちょっと笑ってしまった

 (映画館)



人それぞれ

2008-08-06 23:46:57 | 独り言
職場の派遣仲間の友人が、転職することになりました
今度は正社員だそうです

素直に、"よかったねー"と思います

ただ、私は自分が派遣社員でツライとか、正社員になりたい、とかあまり考えたことはありません
(負け惜しみじゃなく・・・)

最近、ワーキングプアだとか格差社会だとか・・・
何かと"派遣社員"を憐れむというか、"派遣"という形態をマイナスイメージで捉えるような声を見聞きしますが、私自身の気持ちとしては、"好きで派遣社員やってるんだから、いいじゃん"です

もちろん、私が条件、環境ともにいい職場で働かせて貰っているからに他ならないのですが、"派遣"や"パートタイマー"をすべて否定するのではなくて、その中の”悪条件”な職場を無くすように考え方を変えてほしいなぁ、と思う今日この頃です

今でも、自分の仕事には責任を持っているつもりですが、正社員になることによって自分の仕事以外の部分(労働組合とか職場内組織の活動とか)の責任を負うのは、かなり煩わしく思われます

それは社会人としてよくないだろう、と思う方もいらっしゃるでしょう

それでも、私みたいな自分勝手な人間のためにも"派遣"という立場はとても居心地がよいのです

アヒルと鴨とコインロッカー

2008-08-05 00:41:41 | 映画など_いろいろ

見事な映像化だと思う

アヒルと鴨のコインロッカー

原作を読んだ時に、"すごく素敵なお話だけど、これを映像化するのは難しいよなぁ"と強く思ったことを良く覚えている
だって、これを映像化したら最初からドルジと川崎の顔を比べることができちゃうわけだし、日本人とブータン人なんてひと目で見分けられるだろうし・・・・
(ネタバレです、ごめんなさい)

なので、この小説が映画化されて、しかもなんだかすごく評判がいい、ということを知った時、観たくて仕方なかった

だけど、さすが評判がいいからかいつもレンタルが空いてなくて・・・・・
やっと今回レンタルできて、大いに期待して鑑賞

いや、凄いなぁ
井坂幸太郎作品の持つ不思議な雰囲気をこれだけ自然に映像化できるなんて・・・
きっと製作陣もこの原作がとても好きなんだろうなぁ、と感じるほど丁寧さを感じた
もちろん物語そのものは多少端折ってあったり、都合よく帰られた部分もあったものの、所謂"井坂ワールド"は出来上がっていたと思う

軽くて淡白に見えながら、みんな熱くて心に残るセリフがたくさんあって・・・・
川崎の正体を知っていながらも、この先何が起こるかわかっていながらも、1シーンごとに切なくて仕方なかった

小説を読んで自分の頭の中で作り出した世界も大切にしたいとおもうけれど、この作品のように音と映像によってさらに厚みを増す世界というのも素晴らしい

ここ最近、気に入った小説の映画化でかっがりすることが多かったのだけれど、この作品については全くそんなことは無かった

※おまけ
  正直、今まで瑛太のことは好きじゃなかった
  どちらかというと、苦手な部類
  でも、この作品の彼は本当に素晴らしい
  松田龍平もそうだけど、あの棒読みっぽいセリフ回しがなんだかとても計算し尽された演技に思え、背筋がぞわぞわしてしまった
  彼らはああいうちょっと不思議クンが似合うんだなぁ・・・・・なんて今更?

 
(DVD)




実は・・・

2008-08-04 23:47:35 | 独り言

blogサボっている間に、韓国に行って来ました

ハングルはさっぱりわからないし、ニンニク嫌いな私ですが、それでも旅行は大好き
コリアリピーターの友人二人にくっついてのんびり遊んできました

今回の旅のメインイベントは映画を観ること!

イ・ビョンホン,ソン・ガンホ,チョン・ウソン という豪華な出演陣でありながら日本公開未定の韓国映画を現地で鑑賞してきました

もちろんセリフは全くわかりません
ま、アクション映画だったので、なんとなーく話の流れはわかったつもりになれたものの、残念ながらここにreviewを記すほどには理解できませんでした

ま、でもチョン・ウソンはかっこよかったし、アクションは迫力あったし、思い切って観に行ってよかったです
(日本で公開したら絶対映画館で観たい)

映画以外はお買い物ばかりになってしまったので、また行く機会があったら今度は観光がしたいなー

でも、そのためには、もうちょっと歴史をお勉強しなくちゃ

だって、ガイドさんの話を聞いても、歴史的建造物名前を見てもちんぷんかんぷんなんだもの
今更ながら自分の無学さをちょっと情けなくて、なんだか申し訳なくさえ思ってしまいました


幸せになるための27のドレス

2008-08-03 23:56:19 | 映画など_いろいろ


後味はなかなかよかった
オフィシャルサイト

アメリカ映画で結婚式というと、かならず出てくる

"付添人"や"ウィッシュリスト"
なんとなくわかったつもりでいても、イマイチ"普通"がどんなんなのかわからないのでちょっと損した気分
(そうは言っても、27回も付添人をするのはきっと普通じゃないんだよね)

途中色々とツッコミたいシーンはあったけれど、ま、お約束通りのラストで、後味はとってもよかったので総体的には○

★おまけ
  ・ジョージがね~、姉妹揃って惚れるほどの男には思えないんですけど・・・
    (単に好みの問題ですが・・・・)
  ・そのジョージさん
    婚約パーティまで妹の実像を知らなかったなん・・・・それで社長さんとは・・・
  ・最近とほほな役回りが多かったジェームズ・マースデン
    幸せになれてよかったね
  ・ジェーンのオフィスでの服装がとっても可愛かった 


(映画館)



ボルベール

2008-08-02 22:39:32 | 映画など_いろいろ


ペネロペの新しい魅力を見せ付けられた気がした
ボルベール<帰郷>

正直なところ、ペネロペ・クルスといえば、とにかくその美貌と見事なスタイルで男を惑わせる、というイメージが強かった
なので、この作品で母親役を演じ切っていて全く違和感がなかったのはちょっとした驚き

ストーリー自体は、家庭内暴力に老人介護に母子家庭に殺人に死体遺棄に・・・と暗い話題ばかり
ペネロペが出ているスペイン映画、という程度しか知らなかったので、サスペンスタッチな展開と、全体に流れるなんともいえない不思議な雰囲気に途中でちょっととまどったのだが、またそれが魅力でもあり、ずっと引き込まれっぱなしだった

どこが良いのかをうまく説明できないのだけれど、見終わった後は[いい映画だったね]と思わず口に出してしまう
同じ監督の[トーク・トゥ・ハー]も[オール・アバウト・マイ・マザー]もそんな作品だったことを思い出した

何にそんなに惹かれるのだろう
色彩豊な映像や、飾り気のない登場人物、全てを言葉で説明しようとせず、ちょとした間や視線の動きをねっとりを追うカメラ
自分の感情を隠そうとしない登場人物たち

どれもこれも一歩間違えば不快感を誘いかねないことなのに、その微妙なバランスが私にはとても心地よく感じられたのが一番の魅力だったかなぁ、と思う

★おまけ
  登場人物はほとんど女性
  しかもみんなかなり個性的
  私は、イヤだなぁと思いつつも彼女達の心情がなぜか凄く身近に思われ大いに感情移入していた   
  だからこそ・・・・・この作品って男の人でも楽しめるのかなぁ、という疑問が・・・
  あ・・・・そのためのペネロペの谷間・・・・・・?

 (DVD)


久々

2008-08-01 22:38:56 | 独り言
いやはこのページサボりまくりで情けないです

仕事にWiiFitに映画にDVDに読書に・・・・
やりたいことだらけで毎日時間が足りなくて参ってます
(すでに家事は投げ出し気味・・・・)

日々の出来事や思ったことをちょっとずつでもいいから書いて行きたい、と思いつつも、なんだかストレートに自分の生活や考えを晒すことになんとなくためらいを感じたり・・・・

8月になったことだし!

とりあえず、あまり難しく考えずにコツコツやって行こうっと、なんて今更ながらの改心をいたしました