今日は小掃除(大掃除はすでに諦め・・・とほほ)、明日からの帰省の準備などを慌しく済ませました
それにしても・・・・・
たまってしまったレビューを年内に書き上げたかったのに
結局できなかったなぁ・・・・
後、映画5本と、本13冊・・・・
(一応タイトルは控えているつもりだけど、もうちょっとあるかも・・・)
帰省中に下書きくらいはできるといいけど・・・
助演男優賞だと思ったら主演男優賞なんだって
ラストキング・オブ・スコットランド
フォレスト・ウィティカーというと、なんとなく気弱な役柄のイメージが強かったので、恐怖政治で有名なアミンを演じると聞いた時にはちょっと意外に感じられた
だが、実際に観てみてフォレスト・ウィティカーの圧倒的な存在感と威圧感にびっくり!
(全編ニコラスの視線から見たアミンを描いているので、ストーリー上はニコラスが主人公じゃないのかなぁとおもうのだけれど、なぜかアカデミー"主演"男優賞受賞
でも、なんとなく納得させられてしまうほどの存在感であることは確か)
特に初登場のシーンでは待ってましたとばかりの大歓声に、満面の笑みに、力強く熱い演説。
その後の独裁や虐殺のことを知っているだけに、かなり不気味に感じた
とにかくフォレスト・ウィティカーの演技にただただ引っ張られてしまった感じだったけれど、終わってみれば、やっぱりアミンは残忍な独裁者だったのか、という結論になってしまっていた気がする
どうせならニコラス側の立場で恐怖を描くばかりではなくて、アミン側の感情ももうちょっと知りたかった
なんていうのかなぁ、物語の語り手であるはずのニコラスの行動がすごく軽薄で(お世話になっている診療所の人妻やアミンの第3婦人と寝ちゃったり、とか・・・)あまり感情移入できなかったこともあり、全体的にすごく"外から眺めている"感じになってしまったいたので・・・・
アミンにシンパシーを感じるほどでは無いにしても、ああいう行動に出てしまうまでの葛藤などが(ちょっとはあったけど)もっと伝わっていたら、アミンの人間らしさが伝わってきたんじゃないかなぁ、と思う
とは言っても、私の苦手なジャンルの作品でありながら、まったく退屈することなく終始画面に釘付けだった
今、ウガンダはどうなっているのかなぁ・・・・・・
世の中はクリスマス・イブだというのに、私はまったく普段と変わらずお仕事でした
いや、普段と変わらないどころか普段よりかなり忙しい
(毎年この時期はそうなのですが・・・・・)
ま、仏教徒だし~、うちはサンタさん来ないし~
なんて負け惜しみを言いつつ、夫と二人でちっちゃなケーキを食べて終わってしまったのでした
それにしても・・・・・
なんだかちっともクリスマスらしくも年末らしくもないなぁ
(ソレは年のせいなのでしょうか・・・・?)
本当のテーマはタバコじゃないんだよね
サンキュー・スモーキング
なんていうのか全編にわたってすごく"シャレた"雰囲気に溢れた作品
主人公ニックの話術が見事でポンポンとテンポのよいr会話が続くからだろうか
扱っているネタ(タバコ)は結構シビアで現実的でありながらも、すごく楽しく見ることができた
結局のところ、この作品のテーマは[自分で考えろ]ってこと(だよね)
父子の話を初めとして結構シンプルで、ヘンにひねりすぎていなかったのも好感がもてた
私自身タバコを吸わないし、公共の場でスパスパやっている人を見るとかなり不快だけど、この作品に出てくる「タバコ研究アカデミー」の広報部長の存在はかなり魅力的
彼はありとあらゆるシーンでマスコミにたたかれながらもタバコとタバコ業界を擁護し、世間の風潮を変えようとがんばっている
でも、決して人々にタバコを吸え、とは言わない
いつも彼の口からでる言葉は
"自分で考えて自分で判断しろ"
私は思いっきりコロっとやられてしまった
そもそも、この作品で主人公が自分でタバコを吸うシーンは一度もない
鑑賞前は"喫煙派擁護"か"嫌煙派擁護"なのかどっちなのだろう、ってことばかり気にしていたけれど、観終わってみたら、全編タバコの話ばかりだったのに、タバコを吸う吸わないは大したことじゃないな、なんて気分になってしまった
主人公のアーロン・エッカートは決して美男子とはいえないけれど、なんとも言えない温かさがあって、幸せのレシピに続き、この作品でもかなり高感度UP!!
特に父と子のやりとりでは(子役もまたすごくよかったし)彼の魅力全開で、ずっと私の頬はゆるみっぱなしだった
扱っているネタは社会派でありながらも実はほのぼの・・・・・
好きだなぁ、こういうの
光と影のコントラストが高く、まるで絵画(アニメ?)のような独特の映像
とにかく力ずくで押し切れ!な暑苦しいほどパワフルな演技
多用されるスローモーション
恐らく好き嫌いが激しく分かれるだろうなぁ、と思った
で、私はといえば・・・ちょっと苦手かな
原作がグラフィックノベルと知り、すごく納得
場面場面のキメのポーズとか雄たけびがすごく漫画っぽくて、紙芝居を観ているようだった
作品の多くを占める戦闘シーンも、初めのうちこそカッコよく見えたものの、何度も同じようなシーンが繰り返されるにつれ(それも結構グロかったり、と、決して心地よい映像ではなく)ゲップが出そうになった
この作品を観てちょっと思い出しちゃったのが、[あずみ]
ま、あれに比べれば、俳優人の肉体の完成度だけでもこちらのほうがかなり上だけど・・・・
でも、結局私の頭の中で一番印象に残っているのは、あっという間に消えてしまった象さん達
むちゃくちゃ恐かったなぁ(弱かったけど)
★おまけ
遠くから矢が大量に飛んでくるのはHERO?
巨大な火の玉で攻撃するのはロード・オブ・ザ・リング?
それだけありふれた戦法なだけだろうけど、なんだかアングルもよく似ていてちょっと笑ってしまった
★おまけ2
ジェラルド・バトラー始めみんな腹筋凄過ぎ!
つんつんつついてみたかった
私が初めて今のような仕事を始めた時に、すごくすごくお世話になった当時の上司が北海道に転勤されることになってしまいました
その頃の私は本当に何も知らなくて、何から何まで丁寧に教えていただいたのを良く覚えています
こうやって、今の私があるのも当時その方の下で色々教えていただいたからこそ、といっても大袈裟じゃないくらいです
私の職場が変わり仕事上は関係なくなってしまってからも、時々飲み会に誘ってもらったり、仕事探しの相談に乗ってもらったりと、それまで以上にお世話になり、本当に大好きで尊敬しているのですが、北海道なんて・・・・
昇格して異動されるのでお祝いしなくちゃいけないのですが、もう今までのようなわけには行かなくなると思うと、すごく寂しいです
お引越しされる前に、直接お会いしてちゃんとご挨拶したいなぁ・・・