スキーと景色は最高だった
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私が毎年訪れている白馬のゲレンデが舞台!
去年の今頃、白馬のスキー場が発行しているメールマガジンでこの作品のエキストラ募集をしているのを読んで依頼、公開をずっと心待ちにしていた
(トラブルや天候により実際にエキストラに参加することはできなかったけれど・・・)
いや~
すごくよかった
冒頭の滑走、途中の森の中を滑りぬけるバトル、最後の大会
そして、美しい白馬の山々
そしてちょっと知っている風景が出てくるたびになんだかすごく嬉しくって、まったく退屈することなく楽しめた
あ・・でも、私の中ではこれはスキー&白馬の宣伝映画という感じ
観終わってからあらためて、それ以外の部分を思い出すと、なんだかすごくてきとーだなぁ、と思われる部分が多すぎた
一番気になったのが玉山鉄二の扱い
過去のエピソードや昔のチームメイトとの再会など、全てサワリだけで終わってみればほったらかしのまま
(私がタマテツ好き、というのがあるかもしれないけど)あれはちょっとヒドイんじゃないかなぁ
ほかにも、隣のゲレンデ(黒菱山?)とのいざこざとか、サトエリが独りで温泉宿に住み込みで働いている理由とか・・・・
セリフの中ですこーーーしだけ触れられて、いつ詳しい説明があるんだろうって期待していたら、結局そのままほったらかしで終わってしまったエピソードがちらほら・・・
ま、私個人としてはスキーシーンが多いのは嬉しい限りだけど、それだったらいっそ最初からそんなコトに触れなければいいのに・・・・と思ってしまった
とはいえ、これだけボードが流行している世の中でスキーヤーだけでストーリーが進んだのはとても爽快
撮影技術の進歩なのか、滑走シーンの映像も豪快かつ美しくて、この作品を観たとたんすごくスキーに行きたくなった
ストーリーには元々あまり期待していなかったから、この作品はこれはこれでいいのかな
★おまけ1
ヤボと知りつつ突っ込んでみると・・・
・今時の若い女の子があんな○ル○ンのビニール袋にスキーをむき出しで入れたまま電車に乗ってスキー場を訪れるのか・・・?
・瑛太達はあれだけ毎日スキー三昧なのに、ゴーグル焼けがまったく無いのはおかしいんじゃないかなぁ・・・
・田中麗奈が吹雪の雪山で倒れていた時、どうして彼女には雪が積もらなかったのか?
・そしてそんな猛吹雪の中、あんなふうにパラグライダーを操作できるのか、たとえ出来たとしても、谷底で寝転んでる彼女を見つけられるのか?
・そもそもあんな緩斜面もすべることが出来ない彼女は毎日一人でどうやってあの氷の教会までたどり着いていたのか?
・最後の大会は結局誰が優勝したのか?あんなふうに大会の途中でコース内に人が入っていいのか?
などなど・・・ほかにも気になった点はたくさん
そういうのに突っ込みを入れながら観るのもまた楽しみ方の一つなのか?
★おまけ2
瑛太ファンには申し訳ないけれど・・・・
最後の大会のシーン
再び滑り出した後・・・・
あそこもプロに滑ってほしかったなぁ
立ち上がるまでの滑りは本当にかっこよくて、
かなり真剣に力を入れて観ていたのに
滑り出した途端に
「あちゃーーーー、本人が滑っちゃうのかぁ」
転ぶ前と転んでからの滑りの落差にずっこけてしまいそうになった
(映画館)