「スーパーマン・リターンズ」の予習として観たんだけど・・・・
スーパーマン3 電子の要塞
「~リターンズ」は 「Ⅱ」とつながってるらしい
なぁんだ、じゃ、無理して(!)「Ⅲ」観なくてもよかったのね
え~っと・・・・・
ⅠⅡの悪役ルーサーは全く出てこなくて、クラークの憧れの人ロイスも最初と最後しか出てこない
と、色々と新機軸を図ったようだけど、あまり成功していないように感じた
いきなりコメディ映画のようなオープニングにまずびっくり
すっかりスーパーマンが人々の日常生活に入り込んでいる様子もなんだかチープさを増幅させている感じ
とは言っても、故郷の化学工場の火事を湖を凍らせた氷を運んで消す、とか、クラークが同級生の女性にもじもじしちゃう辺りまでは良かった
その後はなんだかぐだぐだ~
時代として仕方ないのかも知れないけれど、コンピュータについての描写が適当過ぎ
邪悪なスーパーマンが登場するっていうのは面白い展開だったけど、それをクラーク・ケントが独りで倒しちゃやのはちょっと勿体無かった
どうせだったら、邪悪なスーパーマンと正義の味方のスーパーマンが大衆の面前で対決して、拍手喝采の中で邪悪なスーパーマンが叩きのめされ、正義の味方のスーパーマンはまた人々の信頼を取り戻す、とした方がヒーローっぽくてよかったんじゃないかなぁ
最後の"要塞"での対決シーン(ちょっと寝ちゃったけど)
もう、今の時代、あの映像や展開はオフザケとしか見えない
いや、時代だけが原因じゃないと思うけど、ひょっとしたら製作当時はアレがウケたのかなぁ
後は・・・・
やっぱり悪役がイマイチだったのが、1番のマイナスポイントだったのでは、と思う
Ⅰではルーサーが、Ⅱでは3人組が(ルーサーもちょこっと)すごくいい味を出していて、その悪役とスーパーマンとの対決が面白かった
ところが本作ではクライマックスの対決相手があのワケわかんない機械だもの
あ~あ・・
マンネリって言われてもいいから、ⅠⅡの路線を踏襲して欲しかった
★おまけ
鑑賞後、夫は真剣に怒ってました
きっと「Ⅳ」は私独りで観ることになるでしょう
(いや、そもそも私自身も観るかどうか・・・・
「~リターンズ」に関係ないし)
(2007/01/28 DVD)333_184