奥様的部屋

主婦の独り言&映画や本の話もちょこちょこ(ネタバレあり)

魍魎の匣

2008-01-28 01:33:57 | 映画など_いろいろ

原作は未読

オフィシャルサイト

誰も彼もがよく喋る
ひたすら喋り続ける彼らを観ていると
「原作はもっともっと入り組んでいて薀蓄満載で仏雑なんだろうなぁ」
と思わずにいられない

1作目(姑獲鳥の夏)の分厚さと難しい熟語の多さに途中で読むのをやめてしまった私は結局この作品も原作を読まずに鑑賞した

物語そのものは現実離れしていながらもとてもよく出来ていて、いくつかのエピソードが後半見事に(半ば無理やり)収束した時には
「原作読んでみたい」と思った(でもきっと読まないけど)

このシリーズ(映画2本観ただけだけど)の魅力は緻密な構成の物語も去ることながら個性的なキャラクター達だと思う(少なくとも私の個人的な(好み)意見としては)
冷静に考えるとストーリーは緻密でありながらもかなりむちゃくちゃで、終戦直後(だよね)の色あせた雰囲気にどっぷり浸っているうちに気が付けば超SF大スペクタクル(←てきとー)な展開になっているのに、登場人物がやけに説得力のある台詞を畳み掛けてくるので、あれよあれよといううちに物語の世界に飲み込まれてラストまで突っ走ってしまった感じだった
(観終わってから冷静に考えると、??? な部分もいくつかあったんだけど・・・)

と、色々書いたけれど、とにかく
堤真一!阿部寛!椎名桔平!という、私の大好きな俳優3人が一緒にスクリーンに登場するだけでもううれしくてうれしくて・・・・
3人が好き勝手にべらべらしゃべりまくるシーンはホント目の保養になった

この3人が出ている限り原作は読まずともこのシリーズは観続けるだろうな~


寄る年波・・・?

2008-01-27 23:25:27 | 独り言
日帰りでスキーに行ってきました

とてもいいお天気で雪質も良くて・・・コンディションは抜群だったのですが・・・・

夫が転んで肩を痛めてしまいました

思えば、わたしたち夫婦は毎年どちらかがスキーで身体を痛めているような気がします
夫がヒザを・・・私が肩を・・・・私が手首を・・・夫が肩を・・・・・

実は先週のスキーで毎年一緒に行く友人がヒザを痛めたので
「今年は彼女の番だったのか~」
と内心思っていたのですが・・・・

もう無理はできない年齢ってことなんでしょうかね~
とほほ



ママの遺したラブソング

2008-01-25 03:53:28 | 映画など_いろいろ

白髪のジョン・トラボルタ

ママの遺したラヴソング
全体の雰囲気はとても素敵なんだけど、それぞれの人物の背景がよくわからなくてイマイチ入り込めなかった

たとえば、ボビー(ジョン・トラボルタ)とパーシー(スカーレット・ヨハンソン)の関係
亡くなったお母さんと同居していた男性・・・って、お父さん・・・でしょ?
ジョン・トラボルタの世話の焼き方も全く父親の態度だし・・・・
と、ずっと思っていたので、最後に実は本当の親子でしたって言われても、ほとんど驚かなかった
いや、逆に
「あれ?トラちゃん知ってたんじゃないの?」
って感じ

もう一つは、ボビー(ジョン・トラボルタ)とローソン(ガブリエル・マクト)の関係

この二人の間柄と、他人の家に男二人が働くこともなく一緒に暮らしている、という状況がなかなか理解できなくて、ずっと違和感を覚えていた

小説からの引用を多用した台詞や、トラボルタのギターの弾き語りや、ニューオーリンズの美しい風景・・・などなど、魅力的な部分もたくさんあったし、ジョン・トラボルタの孤独な中年男っぷりは味があってよかったのだけれど・・・・

決してつまらなかったわけじゃないし、嫌いでもないんだけど、しばらく時間を置いたら忘れちゃいそうだなぁ・・・というのが率直な感想
(DVD)


サンシャイン2057

2008-01-24 11:54:17 | 映画など_いろいろ

途中まではハードSFだと思っていたのに・・・・・

サンシャイン2057

前半はとにかく静か・・・
そして、宇宙船内部の精巧な様子とか多用される専門用語に
「こりゃ、かなり本格的なSF映画だ」とちょっと身構えた

ところが、途中のアクシデント後、乗組員同士が争ったり、酸素4人分しかないとわかり、それを巡って殺人計画まで出てきたので、
「やっぱり心理サスペンス?」
と、思い直したのだけれど・・・

最後"もう一人"が登場したとたん一気にホラー化

それでなくても、私はゾンビ系が苦手なのに
クライマックスでは映像が暗い上に歪んだりして誰がどこでどうなっているのかわかりにくくて、一気に集中力がそがれてしまった

つまらなくはなかったんだけどなぁ

★おまけ
  真田広之はキャプテンなのに一番に退場させられてかなりがっかり

★おまけ2
  真田広之とミシェル・ヨーが揃ったんだったらアクションシーンも観たかったなぁ

★おまけ3
  サブリミナル映像の目的がまったくわからなかった

(DVD)


恋しくて

2008-01-23 23:04:22 | 映画など_いろいろ


ストーリーはベタだけど・・・・・

恋しくて
BEGINの名曲「恋しくて」をモチーフにし、沖縄を舞台として描かれた青春モノ

父の遺した曲を兄から弟へと歌い継ぐ
離島の高校生が見事イカ天キングに輝く
等々、ベタでご都合主義なストーリーはちょっとむずかゆいほどだ

でも、ゆったりと流れる時間、きれいな海と空、カナコのたくましい腕や太い眉までもがとても不思議な魅力に溢れていて、うまく説明できないけど鑑終わった後とてもいい気分になれた

ただ・・・・
リアルタイムでイカ天を観てBEGINの歌声にノックアウトされた私としては
もうちょっとエイジュン君の歌が上手だったらもっともっと感情移入しちゃったのになぁ・・・と残念で仕方がない

エンディングで本物が登場したときには思わず
「待ってました」と声をあげてしまったもの


アルゼンチンババア

2008-01-22 00:53:06 | 映画など_いろいろ


"ババア"じゃないよね

アルゼンチンババア
物語そのものは、なんとなく冗長的な感じ
原作は読んでいないけれど、きっと想像力をかきたてる幻想的な雰囲気なんだろうなぁ、と思う

"アルゼンチンババァ"にしても、"屋上の曼荼羅"にしても、"イルカの墓石"にしても文字で表現されたものを読めばいくらでも自分の頭の中でその世界を広げることができるような気がするけれど、それをリアルな映像で見せられると・・・・・
なんかすごくチープで嘘っぽくなってしまった気がした

"死"と"生"とか、親子関係の難しさとか・・・扱っている内容は結構リアルで深刻でありながらも、全体の雰囲気はちょっと現実離れしてしまっていたのもなんだか違和感を覚えた

そもそも鈴木京香があまりにも色っぽくて"子供も産めないようなババア"じゃないんだもの

とはいっても、ある種の"ファンタジー"として見れないこともなく、そういうジャンルなんだ、と割り切ってしまえば、また違った楽しみ方ができるような気がする

なんていうか・・・・
”嫌いじゃないけど、何かが足りない”

その"何か"は作品のリアリティかもしれないし、逆に私自身の心の欠陥なのかも知れない
いい作品だと思えるだけに(鈴木京香のメイク濃いなぁ、アルゼンチンババァは何歳なのかなぁ、なんてことばかり気になって)没入できない自分がちょっと悲しかった


全身筋肉痛

2008-01-21 22:26:53 | 独り言

週末、一泊してスキーへ行って来ました
金曜日の夜出発して、土曜・日曜と一日半、がっちり滑ってきました

おかげで今日はひどい筋肉痛に襲われています
一挙手一投足すべてに苦痛が伴い、かなり無様

かといって動かずじっとしていると、さらに筋肉が硬直してい苦痛が増してしまい・・
とほほ

日ごろからもっと鍛えておけばこんなことないんでしょうね~

と、苦痛ばかりではありません
今回はひとつ大きな収穫がありました

「私のストックは長すぎる!」ということがわかったことです
(何を今さら・・・・ですが)

滑っている時にどうもストックワークがまずい
ストックをつく度に体全体がばたばたしてしまうようでバランスが崩れる

という指摘を受け、ためしに私より5cm短い友人のストックを借りて滑ってみたところ、なんと滑りやすいことか!!!

これはもうストック交換(もしくは改造)しかありません!
次回(来週行けるかな)までになんとかしたいなぁ~


トゥモロー・ワールド

2008-01-17 03:52:46 | 映画など_いろいろ


あんまり未来モノらしくない

トゥモロー・ワールド

そもそも時代設定が2027年というすぐそこだからなのだろうけれど、映像その他がよく言えばリアルなんだけど、ちょっと意地悪に言い代えるとすればありがちな雰囲気で、私にはあまり印象に残らなかった
そして、"子供が産まれなくなった"というせっかくのネタが宙ぶらりんなまま、原因も誰と誰が敵対しているのかもよくわからないままハデな銃撃戦が繰り広げられ、すごく置いてけぼりを食らった気分になってしまった

とにかくトゥモロー号を目指していることはわかるんだけど、"トゥモロー号に乗りたい"主人公と、それを邪魔する反乱者、ってことしか明確じゃなくて、トゥモロー号に乗った先に何があるのか、追っ手達の最終目的は何なのか(赤ちゃんを奪ってどうするの?)が理解できなくて・・・

これって私の理解力不足かなぁ

でも多用された長回しはすごかった
銃撃戦の中を主人公が逃げ惑うさまをワンカットでカメラが追うシーンでは本当に緊張してカットが入った瞬間に、深呼吸してしまったもの

これだけ現代社会の問題(内戦、差別、テロなど)をリアルに描くのだったらSFじゃなくて、もっと普通のドキュメント作品にしてもよかったんじゃないのかなぁと思った

(DVD)

 


4分間のピアニスト

2008-01-15 01:28:00 | 映画など_いろいろ


ピアニストってカッコいい!

 オフィシャルサイト

私は子供の頃、おけいごとの1つとしてピアノを習っていた
なので、生でプロのピアノ演奏を聴く機会にも結構恵まれていたし、そんなピアニスト対して「素敵だなぁ」と憧れの気持ちを抱き、自分もそうなれた
ら・・・と思っていた時期もある

でも、それは(私が幼かったこともあるけど)あくまでもその見事なテクニックと美しい音楽に対する憧れだったように思う

この作品の主人公ジェニーのピアノに対する想いは全然違った
つまり、彼女がピアノを演奏するのはやり場のない感情をぶつけ、想いのまま表現したいから、だ

楽譜通りに正確に美しく演奏する、とか、コンテストでいい成績を収める、ということは頭にないだろう

対する、ピアノ教師はあくまでも伝統的なクラシック奏法を重視し、ジェニーの異端な演奏を強く嫌い決して認めようとしない

こんな風に、年齢も考え方も音楽に対する姿勢もまったく異なる二人が、ピアノを通じて少しずつ打ち解けあい、お互いの中の存在がどんどん大きくなっていく様子は、一見できすぎのようではありながら、逆にその分"音楽"というものの持つ力の大きさが強く表現されていたように思う(と、思わずにいられないほど作品中の演奏は、ただの練習曲ですらどれも素晴らしかった)

そして、最後のコンクールの舞台
クリューガーの嫌いな前衛的な演奏をしながらも最後は美しい"お辞儀"をしたジェニーと、そんな演奏を聞き、失望して一度は会場を出ながらも、最後にはやはり会場に戻ってジェニーにグラスを捧げたクリューガー

あれこそが二人の魂が一番近づいた瞬間だったのだろうと思う

と、自分でもうまくまとめられないままごちゃごちゃと書いてしまったが、とにかくラストのジェニーの演奏は震え上がるほど凄かった

素敵とか見事とか、そんなモノではない
パワフルで壮絶でとにかくかっこいい
まさに彼女のやり場のない心の叫びのようなものが全て吐き出されていたような感じさえして、文字通り、私は全身粟立ってしまった

この最後の演奏を聴いて、そして観るだけでもこの作品の価値は十分あると思う
音楽の力って凄い

ただただ、そう感じた

あんなふうに自分の感情をストレートに表現できるって羨ましいなぁ・・・・
(07/11/  映画館)


初!

2008-01-13 23:49:51 | 独り言
やっと今シーズンの初滑りに行ってきました

何だか意外に身体がよく覚えていて、我ながら結構デキだのでかなり嬉しいです

とはいっても・・・・・
年々体力が衰えているのに、年々滑り方は激しくなっているので(一応少しずつでも技術は向上してるからね、ハイ、一応だけど)滑り始めてから身体が悲鳴を上げるまでの時間が短くなって来ています

今日もあっという間に太腿が張って、膝がキュウキュウ痛んで来てしまいました

ま、シーズン初日だし、明日は仕事だし・・・ということで、今日は無理しないことにして、感覚が取り戻せた位でスキー場を後にしました

明日の筋肉痛が心配だなぁ



やっと

2008-01-11 23:52:59 | 独り言

冬休み明けの一週間が終わりました

なんだかどたばたと過ぎてしまって、ふと振り返ると、具体的にナニやってたんだろうって感じだけど・・・・

でも、この1月から代わられたボスのモットーは

「今を生きる」
即ち
「過ぎたことをいつまでもうじうじ悩まない
 起きる前の出来事についてあれかれ心配しない」

だ、ということを年頭の訓示で聞き、ちょっと考え方が変わりました

私自身、多分にそういう傾向があり、今までそんな自分がすごくイヤだったりしたのですが
あれだけ堂々と言われると、それはそれでいいのかもしれない!

とちょっと前向きになれました

ま、何事もプラス思考で行かないとね~


とほほ

2008-01-09 23:07:56 | 独り言
月曜日からずっと、どたばたと忙しい状態が続いていて冬休みボケした身体と頭はもうボロボロです

ヤバイなぁこのいっぱいいっぱいの状態・・・
と思っていたら・・・・・

ついに今日やってしまいました
大ポカ
もう周りの人に迷惑&心配かけまくりでむちゃくちゃ自己嫌悪に陥ってます

ああ・・それでもやらなきゃいけないことは減るどころか増える一方で、明日もきっとドタバタなんだよなぁ

もっとこう、要領よくてきぱきと働けるようにしなくては・・・・とほほ

ぐったり

2008-01-08 01:51:56 | 独り言
私は今日が仕事初めでした

たっぷりお休みしたことだし、
ま、今週は休みボケした体を徐々に慣らすリハビリ週間ね

などと思っていたのに
と~~んでもない!

出勤直後からず~~っと目の回るような忙しさで
もう心身ともにヘロヘロです

これで金曜日まで持つかなぁ・・・とほほ