そして、3月決算の私の職場では半期末でもあります
ということでなんだかドタバタで、いつになく帰宅も遅くなってしまいました
帰宅してからはぐったり・・・・
今週はランニングもゴルフの練習も1回しかできていません
焦るなぁ・・・・
私は今、ちょっとややこしい立場でややこしい組織に属して仕事をしています
やっている仕事は以前とまったく変わらないのですが・・・・
名前しか知らない同僚、とか、メールでしかやり取りをしたことのない上司とか・・・・
まー、今の組織には、特に愛着も無いので、ちゃんと報酬をいただければ問題ないのですが、正直なところ、自分の居場所はどこなんだろう、って思うとちょっとワケわかんなくなったりもします
で・・・・・・
そんな不思議な組織の最小単位のメンバーで異動がある、ということで、急遽歓送迎会がありました
(金曜日休んだので、私は今日の開催を昨日知りました)
ま、居酒屋で普通に飲んだだけですが・・・・
いやはや、お酒の力や共通の仕事、っていうのは大したものです
ロケーションこそ違うとはいえ、やっている仕事は同じようなもの
そして、そこで発生する悲喜劇というのはやっぱり似通ったものばかりのようです
さらに酔っ払った勢いも加わって、殆ど初対面の人々とげらげら笑って楽しい時間を過ごすことができました
最初は"知らない人ばっかりで飲んでもどうかなぁ”と参加を躊躇っていましたが・・・・・
今回ばかりは”人の誘いは断らない”を貫いてよかったです
正直なところ、最初はDVDが出てから観ればいいかなぁと思っていた
原作を読んで、決して後味の良くないストーリーであることはわかっていたし・・・
でも、深津絵里のモントリオール映画祭の受賞を知って、やっぱり映画館で観たくなって初日に鑑賞
凄かった
ぶっきーの冴えなさ、深津絵里のくたびれ方、柄本明と樹木希林の親心・・・等々、それぞれの演技が"壮絶"で、決して共感はできないのだけれど、胸に迫ってきた
ストーリー自体はかなり原作に忠実
なので私は簡単にストーリに入ることができたけれど、逆に原作を読んでいない人はどうだったんだろう・・と、ちょっと心配な気もした
やっぱり文庫本2冊を2時間半に収めるためには、どうしても状況描写が主になってしまって、祐一や光代の心の内まで浮き彫りにするのは難しかったと思う
ぶっきーの、ダメ男ぶりは見事だったけど、あまりに見事なダメ男ぶりで全く好きになれなかった
これはぶっきーのせいじゃなくて役柄上無口だったから仕方ないのかなぁ、と思うし、あの、笑顔が素敵なツマブキ君のことをそう感じてしまうこと自体が、彼の演技力の証明なのかもしれないけれど・・・・・
もうちょっと祐一の優しさや切なさが描写されていたら、光代が彼に惹かれた、という部分に説得力が増したんじゃないかなぁ、と思う
映画作品として好き嫌いを問われるとちょっと困る
やっぱり私は共感できる作品が好きだから
この主人公二人の行動は、切なくて胸に迫っては来るけれどやっぱり共感はできない
(原作を読んだときもそう思ったけど、展開が早い分、原作よりもさらに共感できなかった)
でも、強く強く心に残った作品であることは間違いない
テーマも、役者さんたちの演技も、映像や音楽の美しさも・・・・
映画館からの帰り道、いろんなセリフやいろんなシーンの映像が頭の中をぐるぐる回って仕方なかった
★おまけ
柄本明と樹木希林はもう別格
途中でこの作品のテーマが加害者と被害者の身内の話になってしまうのか("手紙"とか"母なる証明"とか・・)というくらい圧倒的だった
★おまけ
今日は夫がゴルフだったので、独りで映画館に行った
夫はいつでも後味の悪い映画は嫌い
これもきっと観なくて正解だったと思う
★おまけのおまけ
樹木希林は見事なふけっぷりだけど、お肌はとってもキレイ