奥様的部屋

主婦の独り言&映画や本の話もちょこちょこ(ネタバレあり)

がんばれUSJ!

2008-06-30 00:37:06 | 独り言

先日の土曜日、久しぶりにUSJに行ってきました

あいにくの曇り空だったのですが、"今だけ"もらえるエルモのカンバッジとマグカップ目当てに、雨を覚悟して雨具持参で出かけました

天気予報では夕方から降って来ることになっていた雨が早くも往路で降り出し、結局ずっと雨雨雨・・・・
ま、そのおかげでパーク内はいつもより空いていたのですが、アトモスフィアやファンタスティックワールドは中止になり、かなり寂しかったです

でも、いつもなら"それでも楽しいUSJ♪"と褒めちぎるところですが、今回はちょっとだけ苦言を・・・・・

それは何かと言うと・・・・・
最近アトモスフィアの入れ替えが少なくないですか?ということです

我が家がパスポートまで買って年に何度もUSJに行きたい、と思ったのは、とにかく行く度に前回と違う"何か"があって、毎回退屈することが無いからです
その行く度に違う"何か"は期間限定のステージだったり新しいグッズだったりもするのですが、私自身が個人的に毎回一番期待するのは、どんな楽しいアトモスフィアがあるかなぁってこと

以前は、毎回新しいエンターテイナーが入れ替わり登場していたので、私は全てを楽しむために分刻みでパーク内を走り回っていたのですが、最近では"これ前回来たときに見たねー"っていうことがとても多い

(実際には事前にネットで調べて行くのですが・・・・)

ファンタスティックワールドもドリーム・ザ・ライドも楽しくて素敵だけど、一見地味なアトモスフィアを楽しみにしてる人(特にリピーター)ってたくさんいると思うなぁ

がんばって楽しくて素敵なアトモスフィアをどんどん紹介してください~



実態調査

2008-06-29 00:00:38 | 独り言
このところWii Fit ネタばかりですが・・・・・
こんなサイトがあることを知りました

調査で明らかになるWii Fitの利用実態

世代別の利用実態とか個人ユーザのレポートなどが載っていて、なかなか興味深いです

なかでも
Wii Fitを利用して感じた効果
については、感心しました
このアンケートに答えている人々の多くが、すごく効果を実感しているようですね

実際にところ、私自身は
"定期的に運動するようになった"

"その他の運動や健康対策にかける時間を短縮"
が当てはまる程度なのですが、夫や兄夫婦、その他職場にいるユーザからは
"体のバランスが良くなった"
という声をよく聞きます

自分の体のバランスがよくなったって実感するのってどういう時なんでしょう?
私は相変わらず爪先立ちや片足立ちが苦手なままだし、バランス年齢(WiiFit で毎日測定する)もあまり変わりません

"理想の体型を意識して~"とトレーナーのお兄さんに言われるたびに、アンジェリーナ・ジョリーとか藤原紀香とか思い浮かべているのが、現実離れしすぎていていけないのでしょうか?

どうせやるならもっと効果が出るようにやらねば・・・と,この調査を見て自分の取り組み方を反省したのでした(←なんて言ってみたダケ)

KY?

2008-06-28 00:29:17 | 独り言

以前の職場の友人達と飲みに行ってきました

名目は私のB.D.祝い
巨大なエルモの抱き枕をいただきました

どうもありがとう♪
(手足が無い百鬼丸みたいなエルモはちょっと怖い・・・・けど)

で、これは毎度のことなのですが、話題がTVのお笑い番組のことになりました
で、これも毎度のことなのですが、普段TVを観ない私にはどれもこれもわからない話題ばかり・・・・
おそらくお笑い芸人のマネをしているのですが、何が面白いのかすらよくわからない

でも、そこで"わかんない"とか言うのも(私以外の人は楽しそうだし)「KY」だよなぁ、なんてお追従で笑ってみたり、聞きかじりの知識だけでわかってるフリしてみたり・・・・

あ~あ、子供達が周りの友人に取り残されるのがイヤで、親が嫌う所謂"低俗"と言われるTV番組を観たがったり、みんなと同じゲームを欲しがったりするのってこういう状況になった時じゃないのかなぁ・・・なんて思ってしまいました

ま、私は人の顔色を伺ったり、人に迎合したがる傾向はありますが、その反面かなり自分勝手でマイペースでもある、というとことこん末っ子気質なのでそのあたりは適当に流せちゃうのでよいのですが・・・・

多くの人がいる席で、自分の好きな話題だけに突っ走らないようにしなくちゃいけないなぁ・・なんて、日頃ジョニー・デップや水曜どうでしょうやWiiFitの話題になると暴走しがちな自分自身を反省したのでした


むー・・・・・ん

2008-06-26 02:05:24 | 独り言

Wii FITを始めてもうすぐ2ヶ月が経過します

我ながらホントに真面目にやってます
目指せくびれ!
目指せウェイトダウン!

なのに・・・・・
なぜか体重は増える一方
ウエストサイズは変わらず・・・とほほ

毎日のように、バランスボード(←毎日何かとコメントされる)に
「体重が増えた原因を考えましょう」と諌められ、間食した、だの、便秘気味、だの言い訳させられてます

くやしいなぁ

ちなみに夫はこの2ヶ月足らずで約3kgも体重が減ったらしいです
毎日最軽量記録を更新してるらしいです
職場の人に「痩せたんじゃないの?」って言われたらしいです

絶対私の方がたくさんやってるのに~~~~~


ぎくっ

2008-06-17 23:33:45 | 独り言

こんな記事を見つけました

アノ人気ゲームで“事故”続発

あちゃ~

まさに昨夜、私も片足立ちをしていてバランスを崩し、
もう少しで我が家の障子をぶち破るところだったのです
(ええ、まだまだ真面目にトレーニングを続けているのです)

「一歩間違って、テーブルの角なんかに頭ぶつけたりしたら大変だよね~」
なんてことを夫と話していたら、こんな記事・・・・・

気を付けようっと

 


ライラの冒険 黄金の羅針盤

2008-06-14 01:03:44 | 映画など_いろいろ

 う~ん・・・面白いのは確かなんだけど・・・・
<公式サイトへのリンク>


最近多い、RPGっぽいファンタジーもの
色々設定が凝っていて、面白いんだけど、その世界になかなか馴染めなくて十分楽しむことができなかったような気がする

こういう風にちゃんとした原作が存在するものは事前に読んでその世界観を理解しておくべきだったなぁ・・・・と後悔した

いきなり、"3つの世界がある"で始まり、ダストにダイモンに教権に魔女にこぶらーに・・・・
それらの意味もつながりも目的もよくわからない言葉や人々が次から次へと出てきて、とりあえずハラハラするものの、ふっと、「で、何のためにどこに行くんだっけ、この人たち・・・」と、冷めてしまうと・・・・・(途中で説明されていたような気もするけど・・・・(^^;))
その上、子供向けのお話だから当然なのかもしれないけど、ピンチが訪れても絶対救いの手が差し伸べられて、当然のようにライラはするっとクリアしていく、という展開の連続に、どんどん緊張感がなくなって、そのうちライラを応援する気持ちも薄れてしまった
(白熊将軍の話だけはかなり前のめりになって観たけど)
もう、そこからは人がやってるRPGを横から覗き込んでいる感じで「結末だけ教えてくれればいいよ」という気分になり、ストーリーそのものより、映像や衣装ばかりをだらだら眺めていたような気がする

とはいっても、動物達のCGは凄いし、相変わらずニコール・キッドマンはむちゃくちゃ美しいし、何より主役のダコタ・ブルー・リチャーズの表情がなんだかすごく大人びていて、何度もドキっとさせられて、豪華な俳優陣には大いに満足

2作目を映画館で観るかどうかは微妙なところ・・・・
ダコタ・ブルー・リチャーズの成長振りはかなり気になるのは確かだけど

★おまけ
  ニコール・キッドマン様
  そんなにダイモンを強くひっぱたいちゃったら、アナタが痛いのでは・・・?


王妃の紋章

2008-06-09 23:15:02 | 映画など_いろいろ


何もかもが絢爛豪華
<公式サイトへのリンク>

セットも衣装もとにかく金ピカ
祭典や戦のシーンでは、CGじゃないか疑いたくなるほどの多人数
でも扱っている内容は、王家の家族崩壊の様子と結構ちっちゃい

とにかくそのセットや衣装やエキストラの人数に目を奪われているうちに気がついたらみんな死んじゃってTHE ENDという作品だった

皇太子と薬師の娘の身分違いの恋、しかも異父兄弟だったというオマケ付
継母との不義の恋、ソレに怒った父親の毒殺計画
兄弟間の跡継ぎ争い、最後は三男がご乱心
その上。どこにしまってあったのか不思議なほどの数の菊の鉢(しかもお代わりアリ)
何度も同じコト書いちゃうけど、おびただしい人数の戦士達
そして、おまけは、やたら胸元を強調した宮廷衣装(ヨーロッパの舞踏用ドレスがやたら締めて寄せて上げて胸元を強調していたらしい、ということは知っていたけど、中国もそうだったとは・・・・いや、ひょっとして時代考証無視のサービス衣装なのか?)

もうストーリー展開の手抜きや、内容の薄さも気にならないほど、十分楽しむことができた
壮大なセットや綺麗な金ぴかを映画館のスクリーンで観ることができて良かった

★おまけ
  次男役のジェイ・チョウ
  私は寡聞にして知らなかったけれど、台湾では超売れっ子らしい
  日本武道館でコンサートやったこともあるんだって
  前半は冴えないなぁ、と思っていたけど、
  物語が進むにつれて、どんどんカッコよくなった、
  今後注目だわ

(映画館)


アフタースクール

2008-06-08 23:34:34 | 映画など_いろいろ


何度でも観たい~
<公式サイトへのリンク>

とにかく大泉洋が観たい
ほとんどそれだけの理由で公開初日に映画観で鑑賞した

いや、これは文句なしに誰にでもオススメ

■ここからは何を書いてもネタバレになってしまうので、鑑賞前の方はご注意

わたしは、通常、鑑賞したい作品について、(ちゃんとした原作が存在する場合を除いて)事前情報はあまり仕入れないようにしている
なるべく、フラットな状態で観て素直に驚いたり悲しんだりしたいからね

でも、本作については、鑑賞前に数々の情報が私の中に流れ込んできてしまった
だって、大泉洋目当てに雑誌を読むと必ず映画の内容に触れられているんだもの
で、結果的に"意外なラスト"や「「甘く見てるとダマされちゃいますよ」というコピーなどを知ることになり・・・・

なので、結構、最初から色々と注意深く観ていたつもり
なのに、なのに、決して甘く見ていたわけじゃないのに・・・ダマされちゃいました

でも、なんていうのかなぁ
あまりに見事でスキがなくて辻褄が合っているので"ダマされて口惜しい~"という気分には全くならなかった

そう、なんだか
「ダマしたんじゃないよ、アンタが勝手にそう思い込んだんでしょ」と言われて
「ハイ、その通りです、どうしてで気づかなかったんだろう、参りました~」って感じ

実際、鑑賞中には
"なんで朝っぱらからお父さんがいるんだろう"、とか、
"なんであのハゲのおっさんはいつもアパートの目の前にいるんだろう"、とか、
"なんで大泉洋は成り行きとはいえあんないんちき臭い探偵の言いなりになっちゃうんだろう"、とか・・・・・冷静に考えればちょっとひっかかかる部分が無かったわけではない
でも、それくらいの引っかかりなんて、映画の世界じゃ珍しくないし、アリだよね・・・・・、なんて"ダマされないぞ"と思っていたわりに、簡単に思い込まされていたワケだ(今にして思えば)

私たち観客は前半ずっと北澤の視線で観て感じて考えている
そして、北澤同様、神野はただの友達思いの人のいい中学校教師だと思い込み、なんか大泉洋は脇役みたいだなぁ、とまで思ってしまう
これは、大泉洋のキャラクターと演技に依る部分も多い(この辺もウマいなぁ)
で、マンションの前の喫茶店で凹まされた(実際は北澤の言葉に凹まされた、というより妹と一夜を過ごしたらしい木村に対して腹を立てていたのだけれど)神野のことをちょっと可哀想にさえ思ってしまう
ところがところが、この直後からの急転回が実に見事!
神野が実は木村を匿っていたことがわかり、ヤクザの女の正体が明らかにされ、途中で何度も顔を出すガラの悪い人々やお父さん(だと思っていた人)の正体も明らかになり・・・
それもこれも北澤が得意げに神野を凹ました(つもりになっていた)直後だからこそ、北澤視線になっていた私たちの驚きもハンパじゃない、というワケだ

色々なことが明らかになってみれば、確かに誰も、"夫婦"とか"親子"という関係には触れていないし、人相の悪い人が全て片桐の手下だと名乗っているわけでもないし・・・・小さな伏線はちらほら張られているし・・・

とにかく、脚本も俳優も音楽も見事で、全編を通して全く中ダルミもなくずっと面白くて、騙されてもすごく気分のいい映画だった

「お前がつまらないのは、全部お前のせいだ」
かっこよかったなぁ、この時の大泉洋
このセリフが凄く心に残った

★おまけ
  実は、2週連続で鑑賞した
  ちょっとした事情があったとはいえ、こんなことは初めて
  それでも2回目もやっぱり凄く面白くて(むしろ結末がわかっているだけに、前半部分も台詞回しもウマさやスキの無さに感心した)もう、何回でも観たい、とさえ思う
  DVD出たら買っちゃおう

★おまけ2
  水曜どうでしょうばかり観ているので、私は大泉洋自身のキャラクターが大好き、と自分で思い込んでいたのだけれど、この作品で俳優大泉洋も素晴らしいことを再認識した

★おまけ3
  内田けんじ監督って今まで知らなかった自分に腹が立つ
  同監督の『運命じゃない人』も絶対観なくちゃ

(映画館)


結果待ち

2008-06-06 22:58:03 | 独り言
今日はお休みを取って、健康診断に行ってきました
そこで初めてバリウム検査を体験しました

まず発泡剤を飲んで、自分のお腹の膨らみっぷりにびっくり
その後3回に分けてバリウムをごくごく

適当な味(何かよくわからないけど)がつけられているため"まずい"とは感じませんでしたが、とにかく胃がぽんぽんに膨らんでいる上に、さらにどっしりと重くなり、吐き出したい気分に・・・・・

そんな凹みまくり(お腹は膨らんでるけど)の私に、医師は容赦なく、右向いて、左向いて、右に3回転して~、と指示を出されます
これが結構大変
げっぷをこらえ口の中にたまった唾液をもてあましつつえっちらおっちら体を動かさなくてはいけないのですから・・・・

途中で何度も「まだぁ?」と音を上げたくなりました

バリウム検査くらい一度は経験しておかないと・・・とかねてからずっと思っていて、本日やっとその思いがかなったわけですが・・・・・
正直、二度目はもう結構、な気分だなぁ・・・・とほほ


僕の彼女はサイボーグ

2008-06-05 23:00:40 | 映画など_いろいろ

はるかちゃんかわいい!
<公式サイトへのリンク>

『猟奇的な彼女』も『僕の彼女を紹介します』も好きだし、何より夫は綾瀬はるかちゃんが大好きなので、公開初日に鑑賞

この監督の作品なので、最初はちょっとコミカルな感じで途中はほのぼのとして最後にどわっと泣かされるんだろうなぁ・・・と、思っていた
実際、予告もそんな感じだったし

オープニングから前半はまさにはるかちゃんの着せ替えショー!って感じで、はるかちゃんの可愛さとスタイルのよさを堪能
途中で、ちょっと"泣かせ"のシーンを織り込んで、怒涛の後半へ突入

そう、まさに"怒涛の展開"
未来のジローのセリフから、何か大変なことが起きるということは予想できたものの、あそこまで激しいとは・・・・・

そしてそして、未来のはるかちゃんのモノローグに衝撃のラスト
笑ったり悲しんだり驚いたりしっかり楽しんだその後の最後の最後に一気に
「へっっっ???????」というシーンでエンドロールが流れる

あれには参ったなぁ

作品全体を通じて、タイムマシンモノにありがちなタイムパラドックスにこだわることなく、というかまったく無頓着で、成立しないことだらけなのは、はるかちゃんの可愛さに免じて目を瞑ろう、と思っていたものの、あのラストには
「いくらなんでもソレは・・・・・・(汗)」
と声を上げそうになってしまった

ま、それ以外でも、なんだか普通の邦画とはかなり雰囲気が違っていたのはやっぱり監督が韓国人だからだろうか

台詞回しもなんだか独特だったし("アナタノココロヲカンジルコトガデキル"とか)、うちの中で靴履いてたし、朝食で鍋食べてたし・・・・

日本とか東京とか2007年とか・・・ なんていう具体的な地名や時代を出さないほうがいっそよかったような気がした
(大体、東京、と言いつつロケ地は神戸なの丸わかりだし、"大地震で家族を失った"故郷には品川ナンバーのバスが走ってるし・・・・)

なんて、色々ケチばかりつけてしまったけれど、総体的にはかなり好き
それもこれも主役二人がとても良かったからだと思う

ドラマ"白夜行"の時のはるかちゃんには何も感じなかったけれど、この作品で彼女のかわいさとスタイルのよさにノックアウトされた感じで、彼女のことがとっても好きになった

★おまけ
  ジローの田舎のシーンで、見慣れた風景やお店の看板が出てきてびっくり
  母のふるさと郡上八幡がロケ地だった
  母の生家まであと20mくらい・・・・というところまでカメラが近づいて物語とは関係ないところでドキドキしちゃった

★おまけ(むちゃくちゃネタバレします)
  何もかもが説明できないことだらけ、成立しない未来だらけ
  100年後のはるかちゃんが自分にそっくりなサイボーグを落札して記憶を移植して2007年ジローに会いに行って60年後のジローがその記憶を元にサイ ボーグを作って2008年に送り込んで・・・・・あれ?じゃ、2008年に登場したサイボーグはお誕生日の祝い方をどうやって学習したの?・・・・・はる かちゃんのルックスのオリジナルはどれ(誰)なの?
2007年にはるかちゃんがジローに渡した可愛くないマスコットは100年後のはるかちゃんがサイボーグを落札したオマケで・・・あれ?結局どこが発生源?
100年後から2007年に戻って数時間過ごした後、2008年に登場した生身のはるかちゃん
・・・・・う~ん・・・・・じゃあ未来のはるかちゃんは・・・・?
ああ、もうワケがわかりません

★おまけ3
  ジローの子供時代のシーン
  2008年に大学生のジローの子供時代ってことは、せいぜい1980年代後半・・・
なのにこの作品ではまさに三丁目の夕日の世界
いくら田舎でもちょっと遡りすぎでしょう
 (映画館)

ひとまず走れ!

2008-06-03 00:11:30 | 映画など_いろいろ


老けた高校生だなぁ

いつも韓流ドラマのDVDを貸してくれる友人に借りて鑑賞
このタイトル、そして、映画館で観た予告やDVDのケースのデザインなどから若者の疾走感溢れるパワフルな作品だと期待していたのだけれど・・・・・

う~ん、正直なところ期待はずれだった
個性的な高校生の3人組とか、空から大金と死体(生きてたけど)が降って来た、とか、不器用な刑事・怪しい高利貸し・泥棒、といった登場人物や・・・等々こうやって書くと、なんだかとても面白そうなんだけど・・・・

全体的に不要だと思われるようなエピソードが多く、だらだらがちゃがちゃとテンポが悪いなぁとという印象が強く残った

ほんの少しのことで面白くなる要素はたくさんあったように思うんだけど・・・
やっぱり、いくらタダでも自分で観る気がない作品はヤメといたほうがいいってことかな
 


[MW]映画化!

2008-06-02 23:51:53 | 独り言
手塚治虫の「MW」が映画化されるそうです

ムウ:手塚治虫の名作が映画化 玉木宏が殺人鬼役に挑戦

私が読んだ手塚治虫作品の中で、数少ない後味が悪~~~~い作品の一つが「MW」
正直、読み終わった後は、その単行本を購入したことをちょっと後悔した記憶があります
(でも、嫌悪感を感じつつもやっぱり何度も読んでいるのですが・・・)

玉木宏と山田孝之ということなので原作の毒気は薄められるのでしょうが・・・・

どうせ手塚治虫の生誕80周年を記念するのだったら、私の好きな作品にして欲しかったなぁ・・・・

でも、最後に読んでからもうずいぶんたってしまったから、これを機会にまた読んでみようかな
以前とは違った"何か"を感じることができるかも!

ノーカントリー

2008-06-01 01:38:01 | 映画など_いろいろ

好き嫌いだけでは言い表せない

<公式サイトへのリンク>

鑑賞してから随分時間がたってしまったけれど、鑑賞中の緊張感と、鑑賞後のなんともいえない重苦しい余韻はよく覚えている

そう、いつ、どこからおかっぱ頭のシガーがキャトルガンをぶら下げて登場するか、と、とにかくずっと緊張しっ放しだった

テーマとか監督の主張とか・・・・そういうものはうまく言い表せない
つまるところ原題の"No Country for Old Men"なんだろうなぁ
などと、わかったつもりになるしかできない

冷酷無比に殺戮を繰り返すシガーと、そんなシガーから必死で逃げるモスと、実像を知らないままシガーを追い続ける保安官
そんな三人が淡々と描き出されている

シガーがKIOSKのおやじにねちねちと絡む様子や、シガーが自分の傷を治療する様子や、モスがダクトにトランクを隠す様子を、執拗なほどに時間をかけて描くかと思えば、モスの奥さんやモス自身については殺される場面すら省略されている
主人公であるはずの保安官は前半殆ど登場しない
シガーのヘアスタイル、下着はブリーフ・・・・・とか・・・

等々、挙げればキリがないほどの、そんな(恐らく)計算し尽くされた構成が、私をやたらと緊張させたのだろうと思う
(今にして思えば・・・・だけど)

アメリカという風土、保安官のたどってきた人生、など私には永遠に理解できるはずもなく、そういう意味ではこの映画を本当に理解することなど無理なのかもしれない

それでも、不気味な緊張感と鑑賞後の虚無感
(その依拠するところが監督のソレとは異なっていたとしても)
私にとっては、心に深く残る作品となった

★おまけ
  主人公というのは、作品において登場場面が多くセリフが多い人物のことだと思っていたが、この作品の主人公は保安官だという
  そうか・・・・・・
 
  この作品で、観客が一番共感を覚えるとしたら恐らくそれは保安官だ

  主人公とは、物語を語りつつ、私達と一緒に物語の中を進んで行く存在なのかもしれない、なんてことをこの作品を観て、初めて感じた

(映画館)