今更ですが、娘②が借りてきた「ALWAYS 三丁目の夕日」を観た。
物語の年代は東京タワー完成の昭和33年ということで、ノスタルジックな舞台設定で評判も高かったはず。
昭和34年生まれの私は…というと、物心ついた頃は昭和40年代になってたから正直あんまり懐かしさは感じなかった。
たしかに我が家には氷で冷やす冷蔵庫もあったし、道は舗装していないところも多く、木の箱型ゴミ箱も近所にあった。
だけど昭和33年の東京は、あんなにビルも車も少なくて、扉なんて開けっ放しで留守しちゃったりするんだ~と、逆にびっくりしたりして。
ちょっとネタバレだけど、主人公の吉岡秀隆の家に引き取られた子供が、眠っていた吉岡の後方部屋の片隅で膝を抱えて座っていたのを見た娘①が、
「怖いよ~。呪怨だ~」
と叫んだのには笑えました
最近は昭和30年代を再現したテーマパークなどが流行っているようだけど、アレは同じ年代の人でも東京の人をターゲットにしているんですね。
だって昭和33年生まれの夫は田舎で生まれ育ち、東京に出てきたのは昭和も50年代になってからだから全然郷愁感じないって。
夫の田舎は今も昔も変わっていないかららしいです…。
話は変わるけど、今日から母が3泊4日の旅行に行った。
昨日姉から母あてにお中元のジュースが送られてきたので、娘達と「どれ冷やしとく~?」と話していた。
アップル、マスカット、パイナップル、グレープ、オレンジの5種類あったからだ。
娘①が「全種類冷やせば?」と言うので、箱から5本取り出したら娘②が、
「5本あるね、家族分だ~」
と極自然に言った。
確かに我が家は5人家族。
生まれたときから母とはずっと一緒なんだから当然と言えばと当然なんだけど、日頃母のことを「ウザイ、ウザイ」と毛嫌いしている風の娘②の自然な発言がちょっとうれしかった。
何気こだわっているのは私自身だったりして。
また反省
高校生くらいになって、祖母のことがうっとうしかった時期もありましたが、そんな時でも、お嬢さんのようになんかいただくと、あっ、5人分とか、おばあちゃんの分とか、言うてました。
祖母がなくなった後でも、何か家族用に買うとき、5人分注文して、後で、取り消してましたよ。
色々大変なこともありますが、やっぱり、きっといい経験になると思います。お年寄りと同居してると、お年寄りに免疫性がありますから。
そういう時期かもしれませんね。
うっとうしがってるくせに変になついてたりするんですよね。
娘より私のほうが長期間反抗期してますが(笑)
孫達から、ウザイと言われているかどうかはわかりませんが、あまり快く思われていないような雰囲気も感じています。
以前、姪が「ウチはどうして5人家族なの?他所の家は家族だけなのに」と言っているのを母が聞いて、ショックを受けていたことがありました。
同居生活が長いと、そんな風に感じることもあるんだろうなと思いましたが、母が気の毒に思いました。
家庭内の接し方も問題があるんじゃないかとおもいますけど、弟の子も、カフェオレさんのお子さんのように母の存在をとらえてくれるといいなと思いました。
hirorinさんがコメントしてくれたように、家の中に年寄りがいることが人生を豊かにしてくれるといいと思います。
今は気がつかなくても。
どうしてもおばあちゃんは口出しするからね~。
うちなんかどっちが母親かわからないくらいだから、娘達がウザがる気持ちもわかるんです。
みかんずちゃんちのおばあちゃまみたいだったら理想ですよね。
お年寄りと、若い人たちとでは
どうしても、いろいろな面でずれてきますからね。
カフェオレさんは、お仕事もされているのに
よくされていると思いますよ。
おばあちゃんはどうしても口出ししますよね。
特に、娘の子には・・・どこも一緒ですよ。(笑)
同居していると、お年寄りと接することが
自然とできるようになりますし
気持ちが優しい子に育つような気がします。
カフェオレさんのお嬢さんもきっと
優しい素敵なお嬢さんなんでしょうね。
母の口うるささは筋金入りですから。
子供達が優しく育ったかどうかは…う~ん、7月12日の記事を読む限りは全然ダメです。