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「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

懐かしい映画

2013-11-09 11:45:58 | 日記とか


懐かしい映画がリメークされて公開中。

キャリー

ぱみゅぱみゅじゃないよ

夫と結婚前に観に行った。
そのことを夫に話したら、数年前までは「アレは怖かったよね~」なんて言ってたのに、映画の存在も一緒に観に行ったことも忘れてる。
危ないんじゃないか

それはさておき、リメーク版は映画を観ていないので何とも言えないし、現代が舞台になっているということで多少の違いはあると思うけど、やっぱりリメークしてほしくなかったな~
「キャリー」のオフィシャルサイトではキャリーを『地味で内気、さえない高校生』と紹介しているが、主演女優が可愛すぎるし健康的で本来の明るさがにじみ出ちゃってます。

当時の主演女優、シシー・スペイセクは白くて細くて冴えない感じを出していて、さもいじめの対象になりそうな薄幸な少女を好演していた。
しかも超能力ありそうな神秘的な雰囲気を醸し出していたんだよね。
狂信的な母親を演じたパイパー・ローリーもハマリ役だった。
プロムでキャリーが超能力を発揮してクロスファイア化しちゃうきっかけになった、頭から泥みたいなものをかぶるシーンも当時は「豚の血」っていう設定で、より残酷で惨めで悲壮感があった。
何で変えちゃったのかな?
豚を殺して血を抜き取るシーンは動物愛護団体から抗議が来るからか?
シャワー室で初潮を迎えてクラスメートにナプキンを投げつけられるいじめを受けるときも、今回はちゃんとタオルを纏ってるけど当時のキャリーは確か素っ裸だったような…。
そんなところもリアル感があって怖さ倍増だったな。
LiLiCo姉さんはリメーク版「キャリー」の紹介で「どんどん復讐してスカッとする」とコメントしてたけど、私には当時の映画のキャリーは『復讐したいわけではない』『復讐してもうれしくない』と思ってて、超能力を発揮すればするほど苦悩が深くなるように思えた。
怖かったけど主人公の心情が切なすぎてかわいそうでもやもやがいつまでも心に残る映画です。

それから、「キャリー」の原作がスティーブン・キングだっていうのは初めて知った。
しかもデビュー作だったらしいじゃん。
言われてみればなるほどなだけど、あの人の作品は時々意味不明なところがある。
「it」とか、蜘蛛の化け物がラスボスって…みたいなね


ところで「キャリー」の数年後にたまたま試写会が当たって全くストーリーも出演者も知らないまま観に行った映画が「ミッシング」という映画だった。
この映画の主演女優が「キャリー」のシシー・スペイセクで、何の先入観も持たずに見たけどすごく良かった
内容はミステリーと言うかサスペンスで最後はハッピーエンドとは言えない展開でやっぱりもやもやしちゃうんだけど、キャリーとは別の意味で切なくて心のどこかに温かいものが流れる終わり方だった。
この映画も夫と観に行ったけど、もちろん夫はこちらも忘却の彼方です。


 

 

コメント (4)
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