先日、大原敬子さん著の「八方"不"美人のすすめ」をご紹介しました。
優柔不断で意志薄弱、自分に自信が持てず人の意見に流されて、苦手な人とは対決を避けてきた…そんな自分の性格がイヤで、強い自分になりたくて読んだこの本。
嫌われてもいいから、自分の意思を貫くこと
自分を守るには、破壊するほどの攻撃性が必要
自分の価値観を曲げない
など、八方美人的人生を送ってきた私にをくれた。
一方、で養老猛司さんが話してたこと。
自分の価値観だけを信じるな
自分だけは変わらないなんておかしい。自分が変わると世界が変わる
人の意見を聞いて自分を変える
みたいなことだったと思う。
あれ?2人の意見って正反対なのでは…と思いました。
大原さんの話は私にとってなりたい自分になるための指針になった。
これからはそうしていこうとも思った。
だけど、養老さんの話も妙に納得。
私は人の話を聞いて「こういう見方もあるのか~」と思うことがよくあるんだけど、かたくなに「自分」を主張するだけではダメで、そういう柔軟性も必要な気もするのだ。
一見正反対な2人の意見だけど、大原さんは真剣に自分の本質に向き合って生きるための道を説いてくれているのであって、養老さんはそれを踏まえたうえでさらに自分を向上させる術を説いていたようです。
ということは、しっかりした自分の価値観を持ちながらも人との関わりの中でその価値観を高みに向かわせる努力をすると自分らしい自分が作れるということでしょうか。
しかし実際には、自分も含めてそうしたいのになかなか実現できずに悩み続ける人の方が多いんじゃないかな。
大原さんや養老さんの啓蒙本が売れるのもそういう人がものすごい数いるということでしょう。
ほんとうに自分を持っている人はそういう本は買わないと思う。
快食…
快眠…
快便…
今日の夕飯…刻みうなぎ蒲焼入り卵焼き(長ネギ)、里芋の煮っ転がし、けんちん汁(豚肉、大根、コンニャク、長ネギ)、ご飯、野沢菜ちりめん、緑茶