とある何でも屋スタッフブログ

何でも屋スタッフ発信。
業務の一員としてではなく超・個人的なブログ。

藁科街道ちょっと歩き→洞慶院

2016-11-03 | 旧街道あるき
10月末に、どうしても散歩したくなった私は、下調べもしないで
「ふらっと旧藁科街道」歩きをしてみました。

とりあえず新静岡駅に降り立ち…どっちへ行くのだっけ?(^^;
しかも、昔はよく行った方面だったのに、年を取るとどうもダメである。
すっかり方向音痴。
無計画だと、タブレットのナビに助けてもらう回数が増えるので困ります。

結果的に歩いたところはこんなかんじ。

・・・たったの9km。

適当に歩いて安西橋を目指します。
適当にも、昔からのメインストリートをなるべく選びます。

安西橋渡ります。


安倍川ーー♪
そして木枯らしの森が見えます。
子どもの頃さんざん行った木枯らしの森ですが、歴史的にも有名だったと知ったのは、旧街道を歩き始めてからです。
清少納言が枕草子に書いているとか(諸説有り)、小野小町が歌を詠んだとか。
「人知れぬ 思い駿河の 国にこそ 身をこがらしの 森はありけり」小野小町
へぇぇ…なんか、熱い恋の歌・・・なのであろう(^^;

ほかにも古の歌人たちが歌にしたらしいです。
しかし木枯らしの森へは・・・今は行く気になりませんでしたのでパス。
興味ある人は川を渡っていきましょう。水の少ないところを選べばたどり着けます。
長靴がいいですヨ。
夏にゴムじょんじょん(ゴム草履)でもいいですけどね。

安西橋を渡り終え、まっすぐ行こうとした私を、
「旧街道歩き脳」がふと引き留めました。
たまにあるのですが、なんとなく脳内で
「まて、旧街道はこっちだよ」と教えてくれる
ときがあるのです。
いよいよ私もアブナイ人です(^^;あ、今更か

実際タブレット地図で見ると確かに「藁科街道」としっかり記してあった。

脇道に見えるけれど、こっちがメイン。

山崎の町並みをぐるっとまわって、また国道362号線に戻る。
またしばらく歩き、マックスバリュ羽鳥店を過ぎようとすると
「旧街道はいかにもこっち」という別れ道が目に付く。
自分の勘をたよりに、住宅街を歩き進むとありました。

街道沿いにこそある「道しるべ」。
しかも洞慶院への追分。
なのでここを曲がっていきます。

市街地からそんなに離れてはいないのですが、とっても懐かしい感じの町並みが続きます。
住宅街となっていても気持ちよく歩けます。
・・・ちょっと奇異な目で見られるときもありますが(^^;

順調に歩いて、あっという間につきました。
洞慶院。

梅の名所として有名です。
梅園からお寺まで、杉並木の参道があります。

風情がありますね。

お寺の門の前には小川をまたいで大きな四本杉があります。
その小川にかかる石橋も、やはり風情があります。

紅葉の時期にはきっと綺麗なのでしょう。

見学し終わって降りてきたときに、この石橋の近くの階段でみごとに滑ってコケました。

苔むした石段はアブナイです(@_@;
皆様もお気をつけください。

こけて左手を捻挫してしばらく動けなかったのですが、
痛みがマヒしているうちに農園カフェに行って
苺スムージーを飲んできました。
美味かったです
(ケガを早く治すために、その後は甘いものを断ちました・・・)
この記事についてブログを書く
« 音楽の秋、ちょっとだけ | トップ | 静岡県外からお越しの患者様へ »
最新の画像もっと見る

旧街道あるき」カテゴリの最新記事