六甲山高山植物園では,いわゆる「お花畑」に咲く植物が,ちょうど咲き始めていて,とてもきれいでした。クロユリとか。
コマクサとか。
高校の生物基礎の教科書には,高山の森林限界より標高が高いところに成立する草原を「お花畑」という,とあるのですが,以前「「お」をつけないといけないんですか?」と聞かれました。確かに。「花畑」じゃない理由がわからない。
そして,みんな大好きミヤマクワガタ。昆虫の名前と同じということで,有名なヤツですよね。
これらの高山植物は,小学校の頃に買ってもらった高山植物にまつわる神話を集めた本で見かけて,その後の活動の動機づけになった植物です。とても思い出深い。他にも,今回六甲山高山植物園でも咲いていた,チングルマとか,ミヤマオダマキ,アズマギクも載っていた記憶があります。写真はいまいちだったのでアップしませんが。
高山植物以外に,落葉樹林の林床に咲く花々もぼつぼつ咲いていました。落葉樹林帯の林床に成立するお花畑としては,カタクリとかエンゴサクとかがきれいなんですが,それはもう終わっていました。今年はあったかかったからなぁ。何年か前に来た時は,まだ咲いていたんですけどね。
チゴユリ↑とマイヅルソウ↓だったかな。