この練習は番外編です。
私がコーチに就任してから考案したものです。
1年間に1回か2回、主に試験中に実施する練習として約20年間ほど続けています。
「ザ・サバイバル」という、持久力・耐乳酸能力・スピード力のすべての能力を兼ね備えた選手しか生き残ることができない恐ろしい練習です(下記のサイクルは長水路バージョンです)。
100m×8本(1:30)
100m×6本(1:25)
100m×6本(1:20)
100m×4本(1:15)
100m×4本(1:12)
100m×4本(1:10)
100m×2本(1:08)
100m×2本(1:06)
100m×2本(1:04)
100m×2本(1:02)
100m×1本(59)
100m×1本(58)
100m×1本(57)
100m×1本(56)
100m×1本(55)
サドンデス
種目は全員自由形で、最後の1本までサイクル以内で泳ぎきることが条件です。
休息時間は適宜とるようにします。
途中でサイクルアウトしたら罰ゲームとして、1セットにつき50m×4本のバタフライになります。
この練習をすべてサイクル以内で泳ぎきった選手はすべてインターハイ決勝進出者であり、3位以内に入賞しているという実績があります。
最近では生き残った選手で最後にサドンデスを行い、真の勝者を決定しています。
まさに生き残りをかけた男の戦いなのです!
竹村知洋