白銀山実験林 挿し木苗の仮移植・ブナ種子採集用ネット張り(活動報告)
2013年9月28日(土)午後
午前の辻村家の旧水力発電所発掘プロジェクト終了後、小田原山盛りの会は白銀山へ移動し、挿し木苗の仮移植とブナ種子採集用ネット張りを行いました。
■■■■挿し木苗の仮移植■■■■
これは小田原箱根地域を特徴付ける、山間部の郷土種を、標高1000mの現地の気候、現地の土で苗を増やして適地へ移植しようというプロジェクトです。2013年4月と6月に、白銀山で採取した枝から、現地に乾燥防止の囲い付きの圃場で挿し木をつくりました。この夏に根が生えてきたので、この挿し木を、露天の現地圃場へ仮移植しました。
今後はこれらを数年間掛けて、生育適地に移植しようという計画です。
樹種は、サンショウバラ、マメザクラ、ヤブデマリ、ズミ、ヤマツツジの5種です。

↑根が生えた挿し木。この夏に、そこの抜けた発泡スチロールに現地の土を入れて、乾燥防止のためにビニールでふたをして発根を促しました。これでも、数日おきに水やりが必要で、水やりをした頂いた方々ありがとうございました。

↑地ならし。なんせ山奥の笹藪なんで、地ならしが大変です。

↑根の生えた挿し木サンショウバラを露天圃場へ移植作業中

↑根の生えた挿し木マメザクラを露天圃場へ移植したところ

↑根の生えた挿し木ヤブデマリを露天圃場へ移植したところ

↑根の生えた挿し木ズミを露天圃場へ移植したところ

↑根の生えた挿し木ヤマツツジを露天圃場へ移植したところ
■■■■ブナ種子採集用ネット張り■■■■
ブナ林再生のために、地元でブナの種子をとって、2013年秋に現地圃場に播いて、数年後に苗をブナ生育適地に移植して、ブナ林の早期再生を目指そうというプロジェクトです。


↑ブナ種子採集用ネット張り。山奥にこんなの発見したらちょっと異様な光景。


↑これは後日10月に集まったブナのどんぐり。落ち葉の中からどんぐりを抽出します。(この2枚写真提供 天野様)
なお、ブナの種子採集関連は、
2013年10月 5日(土) 明神ヶ岳ブナ種子採集用ネット張り
2013年10月12日(土)金時山北面ブナ種子採集用ネット張り
その後、10~11月に、白銀山、明神ヶ岳、金時山北面の3地域で、
種子回収とネットの撤去を行いました。
この秋は、3地域ともブナが大豊作でした。
2013年9月28日(土)午後
午前の辻村家の旧水力発電所発掘プロジェクト終了後、小田原山盛りの会は白銀山へ移動し、挿し木苗の仮移植とブナ種子採集用ネット張りを行いました。
■■■■挿し木苗の仮移植■■■■
これは小田原箱根地域を特徴付ける、山間部の郷土種を、標高1000mの現地の気候、現地の土で苗を増やして適地へ移植しようというプロジェクトです。2013年4月と6月に、白銀山で採取した枝から、現地に乾燥防止の囲い付きの圃場で挿し木をつくりました。この夏に根が生えてきたので、この挿し木を、露天の現地圃場へ仮移植しました。
今後はこれらを数年間掛けて、生育適地に移植しようという計画です。
樹種は、サンショウバラ、マメザクラ、ヤブデマリ、ズミ、ヤマツツジの5種です。

↑根が生えた挿し木。この夏に、そこの抜けた発泡スチロールに現地の土を入れて、乾燥防止のためにビニールでふたをして発根を促しました。これでも、数日おきに水やりが必要で、水やりをした頂いた方々ありがとうございました。

↑地ならし。なんせ山奥の笹藪なんで、地ならしが大変です。

↑根の生えた挿し木サンショウバラを露天圃場へ移植作業中

↑根の生えた挿し木マメザクラを露天圃場へ移植したところ

↑根の生えた挿し木ヤブデマリを露天圃場へ移植したところ

↑根の生えた挿し木ズミを露天圃場へ移植したところ

↑根の生えた挿し木ヤマツツジを露天圃場へ移植したところ
■■■■ブナ種子採集用ネット張り■■■■
ブナ林再生のために、地元でブナの種子をとって、2013年秋に現地圃場に播いて、数年後に苗をブナ生育適地に移植して、ブナ林の早期再生を目指そうというプロジェクトです。


↑ブナ種子採集用ネット張り。山奥にこんなの発見したらちょっと異様な光景。


↑これは後日10月に集まったブナのどんぐり。落ち葉の中からどんぐりを抽出します。(この2枚写真提供 天野様)
なお、ブナの種子採集関連は、
2013年10月 5日(土) 明神ヶ岳ブナ種子採集用ネット張り
2013年10月12日(土)金時山北面ブナ種子採集用ネット張り
その後、10~11月に、白銀山、明神ヶ岳、金時山北面の3地域で、
種子回収とネットの撤去を行いました。
この秋は、3地域ともブナが大豊作でした。
ブリ森レポーター伊豆川哲也