ブリの森づくりプロジェクト  

~森の再生からブリの来るまちへ~  小田原市無尽蔵・環境(エコ)シティ  ブリの森づくりプロジェクト 

哺乳類クロニクル~日本における哺乳類相の形成史,および人間社会との関係史~

2016-08-31 11:36:38 | ブリ森研究室(書籍・文献・学会案内など)
ちょっと遠いですが、興味深い企画のお知らせです。
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1.公開シンポジウム「哺乳類クロニクル~日本における哺乳類相の形成史,および人間社会との関係史~」
日時:9月25日(日)14:00~17:00
会場:筑波大学 大学会館講堂


主催:一般社団法人 日本哺乳類学会
参加費:無料
詳細:http://www.mammalogy.jp/conf/2016/sympo-pub/
アクセス:http://www.mammalogy.jp/conf/2016/stay/

【概要】
哺乳類とその人間社会との関係が長い時間の中でどのように変化してきたのかを明らかにすることは,それ自体が非常にロマンある研究テーマであるとと
もに,今を生きる私たちと自然の関係について も重要な示唆を与えてくれるものである.本シンポジウムでは,古生物学・分子生物学・動物考古学・生態学な
ど,さまざまな分野の研究者を招き,日本における哺乳類相の形成過
程や,人間と哺乳類の歴史に関して最新の知見を交えながら講演いただくことを予定している.

【企画】
深澤圭太(国立環境研究所)・甲能直樹(国立科学博物館)

【予定演者】
・高橋 啓一 氏 (琵琶湖博物館)
・米澤 隆弘 氏 (中国復旦大学)
・植月 学  氏 (山梨県立博物館)
・辻野 亮  氏 (奈良教育大学)

【問い合わせ先】
日本哺乳類学会2016 年度大会事務局
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1 国立研究開発法人 森林総合研究所内
e-mail: msj2016@ffpri.affrc.go.jp
http://www.mammalogy.jp/conf/2016/

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2.アフター企画
<国立科学博物館の活動体験企画>
国立科学博物館 動物 哺乳類部門では日頃からどのような博物館活動を実施しているのか?その一端を参加者に体験して頂く企画です.陸棲哺乳類部門では,
クリハラリスを教材として仮剥製の作り方を
体験して頂きます.海棲哺乳類部門ではストランディングした小型ハクジラの調査を体験して頂きます.参加費は無
料となっております.是非ご参加ください.

日時:    2016年9月27日 火曜日 9時から16時ぐらい
会場:    国立科学博物館 筑波地区
       *9時頃筑波地区に集合ください.田島が各企画場所まで案内します.

参加費:   無料,ただし筑波地区までの交通費と昼食代は各自負担
参加対象者: 18歳以上(高校生不可)、定員をオーバーした場合は学会会員を優先します.
募集〆切:  9月16日,定員になった時点で〆切
申し込み先: yuko-t@kahaku.go.jp 田島木綿子(科博・動物)まで,下記申し込み必要事項を記入して,メールでお申込みください.
申し込み必要事項:
• アフター企画AまたはBどちらに参加希望か
• 氏名:
• 所属:
• 学会会員番号:
A.  クリハラリスの仮剥製作り 担当:川田伸一郎(科博・動物)
会場:    国立科学博物館 総合研究棟8階 実習室(予定)
定員:    10名程度(18歳以上,高校生不可)
準備するもの:白衣,調達可能なら仮剥製作りに必要な道具

B.  ストランディングした小型ハクジラの調査 担当:田島木綿子(科博・動物)
会場:    国立科学博物館 総合研究棟 地下作業室(予定)
定員:    20名程度(18歳以上,高校生不可)
準備するもの:作業着上下,調達可能なら長靴
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セイサみらいサロン9月4日 仙石原のフィールド観察会と講演会

2016-08-22 22:36:04 | ブリ森ニュース
セイサみらいサロンⅢ「はこね・おだわら自然資本なりわい経営塾 
案内チラシより転載させていただきます。  







第2回 9月4日 仙石原のフィールド観察会と講演会
女きこり・森林の専門家と歩いて学ぶ箱根の山の今
-シカと共存しながら水源林・魚付林を保全することは可能か
箱根の自然を目で見、身体で感じ、将来を考える自然観察会を開催します。

●案内人 川島範子さん(ブリの森づくりプロジェクト会長・小田原山盛の会)
●講師 古林賢恒さん(元東京農工大森林生物保全学研究室・元丹沢大山学術調査副団長)
●集合 13時30分 星槎大学箱根キャンパス駐車場

●スケジュールと内容 
13時30分~ 星槎箱根仙石原キャンパス集合(元仙石原中学校)・車に分乗し出発
箱根キャンパス==台ヶ岳のブナ巨木見学==温泉供給歩道周辺散策==箱根キャンパス                                            
 ……森林の見方、人工林の見方、土壌、草原はパイオニア植物、シカの餌場など
15時頃~16時半終了 箱根キャンパスで解説と講演
 ……森林の保全、シカとの共存は可能か(古林さん)
 ……山女(きこり)になったきっかけ、森との出会い、良い森って?など(川島さん)
●持ち物 歩きやすい靴、帽子、傘、雨具、飲み物、休憩時の敷物、虫対策
※ 少雨の場合は決行。本降りの場合は屋内での講演会とします。
●参加費 1人500円(団体保険料含む)
◆問合せ・申込先:鬼頭秀一(090-7008-2930, s_kitoh@seisa.ac.jp)
 
《案内人と講師のプロフィール》
川島範子さん(ブリの森づくりプロジェクト会長・小田原山盛の会副理事長) 
小田原山盛の会は、人工林・竹林整備、箱根のブナ林回廊の再生、シカ問題の調査、マルハナバチの調査など、多彩な調査活動と実際の森林整備も行うNPO法人。川島さんは森に魅せられチェーンソーも使いこなす「女きこり」としても活躍する森林再生の実践家。
 
古林賢恒さん(元東京農工大森林生物保全学研究室・元丹沢大山学術調査副団長) シカ問題についての第一人者。丹沢のニホンジカ調査の実績をもとに箱根のシカ問題に取り組み中。


アクセス
星槎大学箱根キャンパス
(湿生花園および、星槎箱根仙石原総合型スポーツクラブ隣り)

星槎大学箱根キャンパス・星槎箱根仙石原総合型スポーツクラブ
ホームページhttp://seisa-hakonesengokuharasc.jp/
〒 250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-255
TEL:0460-83-8212 FAX:0460-83-8203

【電車・バスをご利用の場合】
● 箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より、箱根登山バス「湖尻・桃源台」行き乗車約30分
「仙石案内所前」下車徒歩2分
● 小田急箱根高速バス「新宿駅」より約120分
「箱根仙石案内所」下車すぐ
【お車をご利用の場合】
● 東名御殿場インターチェンジより乙女峠経由で仙石原まで約20分

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シカ調査現場紹介(環境志民ネットワーク第一回意見交換会・小田原山盛の会)

2016-08-02 05:29:02 | 小田原山盛の会

幼齢林地にて

7/31小田原環境志民ネットワーク主催第一回意見交換会による、NPO法人小田原山盛の会のシカ調査家現場見学会が行われました。
事務局の環境政策課、獣害担当の環境保護課、環境省関係のみなさん、ネットワーク理事、会員、市議会議員、山盛の会メンバーなど、総勢30人が小田原のシカ問題の現場を視察しました。

小田原山盛の会は昨年から県のもり・みず助成金を得て、シカ問題専門家である古林賢恒さん(元・農工大森林生物保全学研究室・丹沢大山学術調査副団長)を招聘し、年間30回にわたる箱根のシカ調査を行っています。

箱根でもここ数年、シカによる農林被害が顕著になっていますが、山盛の会の調査によってその実態が次第に明らかになってきています。
冬の食べ物アオキが、採食によって箱根山地各地で後退が始まっている事、雄ジカによる角とぎで樹木の剥皮が進み、林業現場では幼齢林がターゲットになり、剥皮害の累積で成林できない問題が出てきたこと。
高標高では角とぎは森林の下層低木を枯死させ、下層植生の劣化、将来的には森林の消失につながる事などの説明が行われました。


久野林道の両側はシカの菜食により不嗜好性植物以外は刈り込み状態になっています。


美味しい所が採食され、垣根状のクサコアカソ。


アップ




角こすりによって枯死しかけているヒノキ苗。
現場では1年間で11パーセントの被害が出ています。
これから被害が毎年累積していきます。


枯死した苗が点々と見える。(昨年秋に撮影)


シカがこうして苗木で角こすりをするのですと、古林先生のパフォーマンス。


関西弁でジョーク連発の古林氏。




仙石原湿原の調査状況も説明。


全員で記念撮影。


山盛の会シカ調査班はそのあと、仙石原ススキ草原周辺のアオキ退行地の調査へ。
このアオキはシカの口の届く範囲が採食されています。


菜食により、アオキがどのような状態になっているか、矮性化、枯死、ディアライン、剥皮、噛み折りなど、11段階のカテゴリーに分けて、調査を行っています。
現在のところ、鳥獣保護区の仙石原では、湿原周囲のアオキ群落はほとんど異常な状態となっています。


現在シカ調査班は、箱根山の森林植生を守るために、アオキを指標とした調査マニュアルを研究中です。

この日はたくさんの方にシカ問題の現場を見ていただき、理解を深めていただきました。
ご参加いただいた皆様、たくさんの方に声をかけていただき、資料をプリントしてレジメを作ってくださった事務局の環境政策課の皆様、ありがとうございました!
小田原市でも、有効な管理捕獲が行われるよう、願ってやみません。
そのためにも、小田原箱根の山地の現状を調査し、シカによる森林劣化が生態系に及ぼす影響などを皆さんにお伝えできるよう、頑張っていきたいと思います。

NPO法人小田原山盛の会 川島範子
(ぶり森のらこ記)


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