
学習会「森を知ろう❢」
講師; 古林賢恒さん
(元東京農工大森林生物保全学研究室)
第1回 1月17日(火)終了しました。
第2回 1月31日(火)
第3回 2月15日(水)
小田原市生涯学習センターけやき4階第4会議室
13:00〰17:00
間に休憩をはさみ、じっくり勉強会をいたします。
飲み物持参でお越しください。
●森林の生物の多様性を維持するためには、その基盤となる土壌が発達し、その上に生産者である植物群落があり、分解者との生物間相互作用が多様であること、つまり、植物群落を構成する植物種が多様であることが全ての基本になります。
●我々は、江戸時代の人たちの森づくりの恩恵を受けてきました。森林国の日本列島に棲む住人としては、その恩恵を知り、それを保全する義務があります。 蛇口からふんだんに出てくる水、それは緑のダムがあっての話です。
●神奈川県のシカ管理の目標を見ますと、森林の生物の多様性を保全すると書かれています。それはどういう事なのか、大学では1年かけて講義する奥深い内容です。
●皆さんとキャッチボールしながら、その奥深さを少しでもお伝えできればと考えております。
●第2回目は樹木と土壌のお話しです。
●第3回目は未定ですが、進捗状況と学びたいテーマなど、ご希望を加味して進めます。
資料代500円
お申込みは、氏名・当日連絡先を添えて
NPO法人小田原山盛の会 川島まで
norako.k@nifty.com
携帯 090-9349-7014
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第一回目は「里山と森林」でした。
一部抜粋
里山は多くは二次林で、コナラ林は放置すると、シイ・カシ類、アオキ、林床の暗い常緑広葉樹になる。コナラ、クヌギだけにすると虫害がおこる。里山整備をする場合、目標とする植生に向かって、何を伐り、何を残すか考える。
森林地帯の植生
植物の生理活性は、温度に依存していて、冬の低温が長く続いても、ある一定の温度が長く続けば温度の高い期間に比例して種々の植物が生息できる。
小田原市の月別平均気温と温量指数
富士山の植生分布
亜高山帯針葉樹林の下層植生の3つのタイプ
北半球の温帯にある日本列島の植物の分布を分析するに際して
樹木の耐凍性
などなど、大変勉強になりました。
どなたでもご参加いただけます。
お申込みお待ちしています!