大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

冬長期4日目 休養日

2009-01-11 00:07:22 | 08 冬
暖かい夜は、雪を雨へと変えました。
寝袋をぬらしてしまった子ども達が
「大変だったぁ~」と笑顔で報告してくれました。

朝ごはんのうどんを食べた後は、荷物を撤収。
大ゾリに積み込んで、みんなで車まで押していきます。

往路は下り坂だったので、帰り道は当然上り坂。
「せーの」でみんなで運びました。

帰ってきてからは体育館を大きなもの干し場にしました。
急いで片付けた後はお昼ごはん。
まり子さんのカレーをほおばりました。

ほっと一息ついた後は、みんなお待ちかねの温泉へ。
何が楽しみって、風呂上りのアイスクリームです。

大人も子どももリラックスしました。

帰ってきてからは休養。
みなさんがお茶をたてたり、まむが黒豆を炒ったり。
もう一眠りしたり、カードで遊んだり。
実はこういう何でもない時間が、大人と子ども、子どもと子ども
大人と大人の距離をぐぐっと近づけてくれます。
お互いの関係性が深化する時間です。

夜はいよいよ民泊の準備。
今回はMMU家、OSK家、開拓ハウスそして貨車泊組です。
貨車泊組は希望者、泊まる家はくじによって決まります。

運命の結果、次のように宿泊が決まりました。
MMU家・・・SAY,MIY、HNK、NTU
OSK家・・・HKR,HRU、PER、TIK
開拓ハウス・・・KOH、KKR,SNO,HRK,NDK
貨車泊組・・・YMS、YUT、MUR

それぞれ料理のメニューを考えて、夜を迎えました。

                         (おーさか)

冬長期3日目 雪上キャンプ

2009-01-10 22:40:56 | 08 冬
今回の冬の長期村、唯一の野外キャンプです。
まずはテントや火器の講習から始めます。

テントを張るコツをおーさか&バンビから伝授。
気分は雪山でのテント張りです。

夏と違い、冬は水気が入らないように細心の注意を払うように。
ボランティアスタッフであり、現役の山岳ガイドのTさんのアドバイスを
みんな真剣に聞いていました。

そのあとにはジョイによる火器(マナスル)の講習。
いつも苦戦するこのマナスルです。

「マナスルやだぁ~」との声もありますが、
ごはんを食べるのにひと手間かける。これが重要なんです。

キャンプのスキルアップトレーニングを終えて、
いよいよキャンプ地へ出発。

道路からほんの数十メートル離れただけなのに、
まるで別世界を歩きます。
子ども達の気分も山の奥地に入り込んだような雰囲気に、
盛り上がってきました。

野営地に到着したら、テントを張る場所を決めて、雪の上を整地。
 
テントを立ててトイレや炊事場を作ったら、
ちょっとした生活空間の出来上がりです。

テントに荷物を置いたら、いよいよ晩御飯。メニューはすきやき丼です。
冬の日没は早く、ご飯を食べたのは暗くなってからでしたが、
素敵なスノーランタンの明かりと雪のテーブルで頂きました。
 
どの班からも「おいしぃ~」の声が聞こえます。

寝るまでの時間は思い思いの時間を雪の森で過ごしました。
雪の坂を転げ落ちるショーを繰り返す男の子達や
焚き火を囲んでマシュマロを焼く子どもたち。
つぎつぎに遊びを発見していきます。

たっぷり遊んだあとの夜は、テント泊と野宿(ビバーク)に分かれて就寝。

今回はあたたかいので、YMS,YUT、SNO、PER,SAY、HKRの
6人の子がビバークに挑戦しました。
おやすみなさい~
                               (おーさか)

民泊準備

2009-01-10 20:27:45 | 08 冬

明日は地域のお年寄りとの交流会。そして民泊。

スタッフの家に泊りにゆきます。プラス、列車でゆく貨車の駅泊り。貨車泊りは立候補制、民泊はくじ引きとなりました。4班に分かれて明日の食事計画をしています。

深化の時間

2009-01-10 16:29:47 | 08 冬

午後は、寿都温泉に体を温めにゆき、3時頃より自由な時間を過ごしています。

体育館が大乾燥室になって使うことができないので、フリースペースにみんなは集まってきます。 みなさんが抹茶をたてています。まむは、明日のお餅つきに使う黒豆をよっています。宿題をしている子もいます。トランプ三昧の子もいます。

特別に構成的なプログラムはありません。しかし、この時間こそが、スタッフと子どもがゆったりと付き合え、お互いの信頼関係が深化してゆきます。

到着

2009-01-10 09:55:59 | 08 冬


撤収完了。全員が自然学校に帰還しました。濡れ物を乾かすために体育館は巨大乾燥室となり寝袋や衣類やテントが広げられ始めています。そして、数を報告して持ち出した鍋などの調理道具や設営備品を装備係へ返却します。

「こんなに濡れた寝袋でねたぁ!」と自慢し合っている元気な子ども達です。

その後は休養日。 午後は温泉へでかけます。

未明

2009-01-10 04:22:31 | 08 冬

半数くらいの子どもは、テントに入らずビバーク(野宿)をしています。

パラパラと小雨が降っていますが、気温は3、4度でしょうか。私もブルーシートをかけて外に寝ていますが、濡れています。しかし、寒くはありません。

明け方はもうちょっと下がるでしょう。 これからが・・・・

撤収かなあ

焚き火

2009-01-09 18:53:46 | 08 冬

夕食は牛丼でした。その後は、くつろぎ時間。
穴を掘って、雪洞は雪が少なくてできませんので、たんなる浅い竪穴ですが、寝床を作る少年。少女達もスタッフと野宿場所をつくっています。

その後は、焚き火を囲んでマシュマロ焼きをし、大人も子どもも一緒に団らんのひとときを過ごしています。

設営

2009-01-09 15:45:09 | 08 冬

予定地の風が強いので、道路からさほど歩かない距離の沢影にテント地を決めました。整地をしまずはテントを建てました。すぐに暗くなるので夕食の準備にかかります。

果たして調理器具の石油コンロは上手に作動するでしょうか。

夜は、天気が崩れなければ、小さな焚火を囲んで過ごします。 また、テントに入らずにブルーシートをかぶって野宿状態で過ごしたいという子ども達もいます。

霙(みぞれ)が降って濡れたら、朝方の冷え込みで寝袋は、巨大キャンディ状態になるでしょう。 まあ、生死にかかわることはないでしょうから、好きにさせて決行ですね・・・。

出発準備着々と

2009-01-09 13:52:27 | 08 冬

キャンプへ出かける準備が着々と進んでいます。サイト地付近までは車でゆきますが、多少歩きますので、団体装備をそりに乗せています。チラホラと遊んでいる子もいます。 紐の固定はやはり大人の力が必要ですが、要領のいい中学生がいる男の子チームが一番早くできました。

が・・、調理の下準備をしていたのは女の子チームでした。 天気は心配ですが、まあ、大荒れまでにはならないでしょう。

 

救急体制

2009-01-09 11:48:33 | 08 冬
ピグモンの歯なのか歯茎なのか、ほっぺたが腫れていたがるので、親御さんと相談して町内の歯医者さんに応急措置を受けることにしました。

活動中の救急体制は、町内、隣町と車で十分でゆける病院があり、対応をしております。

キャンプ準備

2009-01-09 09:59:48 | 08 冬

雪中キャンプの準備活動が始まりました。4班に分かれて森の中へキャンプへ午後から出かけます。 場所は、学校から車で10分ほど行ったところです。黒松内町を流域とする朱太川の支流が流れるNさんの牧場近くの広場です。

今は気温は暖かめで、薄日がさす穏やかな午前ですが、夕方からは霙(みぞれ)から吹雪という、悪条件の日になるかもしれません。

テント設営の講習は、経験がある子どもでも、私語なく真剣に聞いていました。
 
 テントポールのつなぎ目に雪を入れてしまうと凍って取れなくなる。
 テントの入口のチャックを中途半端に開けて出入りするとこわれる。
 金属を素手で触るとくっつくことがある。
 濡れたままの靴下で長靴をはいていると、凍って足が凍傷になる。
 雪をはらって、テントに入らないと 溶けてテント内が濡れる。

次々にいろいろな注意があります。不安と期待・・・。 でも、嫌なそうな子はひとりもいません。 事前に案内していますし、子ども達はやるき満々で準備を始めています。 

テントをたて、食事を作り、狭い場所で一緒に寝る・・やることは、夏と一緒ですが、寒さから身を守るという、当り前なことでなかなかできない、でも、自分でやらなければならない雪山のキャンプは、子どもにとって、とても貴重な体験となるでしょう。


朝のお仕事

2009-01-09 07:53:05 | 08 冬

起床は7時前です。7時ころより、犬、鶏、やぎ達の世話と除雪が始まります。除雪組は雪が少ないので、校舎の屋根からぶら下がるつらら落としをしていました。

今朝は冷え込みましたが、それでもマイナス5,6度でしょう。日中は気温があがり、天気予報によるとみぞれも降るとか・・・。雪中キャンプの日なのですが、適度に厳しくなるかもしれません。

そろそろ朝ごはんを告げる食堂の鐘が鳴る時刻です。