雪中キャンプの準備活動が始まりました。4班に分かれて森の中へキャンプへ午後から出かけます。 場所は、学校から車で10分ほど行ったところです。黒松内町を流域とする朱太川の支流が流れるNさんの牧場近くの広場です。
今は気温は暖かめで、薄日がさす穏やかな午前ですが、夕方からは霙(みぞれ)から吹雪という、悪条件の日になるかもしれません。
テント設営の講習は、経験がある子どもでも、私語なく真剣に聞いていました。
テントポールのつなぎ目に雪を入れてしまうと凍って取れなくなる。
テントの入口のチャックを中途半端に開けて出入りするとこわれる。
金属を素手で触るとくっつくことがある。
濡れたままの靴下で長靴をはいていると、凍って足が凍傷になる。
雪をはらって、テントに入らないと 溶けてテント内が濡れる。
次々にいろいろな注意があります。不安と期待・・・。 でも、嫌なそうな子はひとりもいません。 事前に案内していますし、子ども達はやるき満々で準備を始めています。
テントをたて、食事を作り、狭い場所で一緒に寝る・・やることは、夏と一緒ですが、寒さから身を守るという、当り前なことでなかなかできない、でも、自分でやらなければならない雪山のキャンプは、子どもにとって、とても貴重な体験となるでしょう。