元VSやんちゃ隊のスカウターのボログです(笑)

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※秋口の野外活動は、スズメバチに注意しよう※再投稿1309

2017-08-19 06:00:00 | さとぴょん

やんちゃ隊の諸君暑さ寒さも彼岸までやっと涼しくなってきたね、ハイキングなど野外で活動することもあると思うでもこの時期は、スズメバチに注意しよう(^_^)v

●蜂の種類といる場所
ハチには、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチ、ドロバチ、クマバチ、ツチバチ、ヒメバチ、コバチ、キバチ、ハナバチ、ジガバチ等がある

特にスズメバチは、攻撃的で毒性が強く注意が必要だよ
1.スズメバチのメス。
2.アシナガバチ(体長2cm 程度)のメスはこちらが巣を攻撃したりしない限り通常は攻撃してこない。オスは刺さない。

スズメバチの種類 体長(mm)
・オオスズメバチ 27~44
・ヒメスズメバチ 25~36
・コガタスズメバチ 22~29
・キイロスズメバチ 17~28
・クロスズメバチ 11~18

1.8-11 月が蜂が攻撃的になる危険期間。 カチカチ音がしたら、スズメバチの威嚇警報と思ってそっと逃げる。 11 月後半~12 月にはいなくなる。
2. ハチは主として、山林や農村部に多く生息している。住宅の庭の木、植え込みや玄関の軒下、側溝の蓋の裏など雨の当たらない暖かい処に巣が作ることもある。
3.メスのみ(女王蜂と働き蜂)が刺す。
4.一人で山に行かない。 地面に蜂の巣があることもある。蜂の巣に近づかない。特に、巣から10M 以内には近づかない。巣から5M 以内は特に危険。
5.8-9 月が巣の拡張期で、巣に近づくと、ハチは巣を守るため外敵に攻撃を加える。ハチは、「警戒」→「威嚇」(カチカチ音)→「興奮」→「攻撃」の手順を踏む。従って、カチカチという音を聞いたら、そっと逃げる。
6.例年蜂にさされて死ぬ人は30 人程度出ている。特にオオスズメバチによる死亡事故が多い。(健常者は100匹の蜂にさされても死亡しないが、過剰に反応する人はわずか一匹に刺されても死亡するので怖い。(スズメバチの毒はまむしの毒より遙かに強い)

■対策
蜂対策
・ 白い帽子、衣服を着る
・ 身を低くする
・ 整髪料、香水を付けない
・ 蜂に遭遇したら後ろにゆっくり下がりながら逃げる
・ 蜂の巣に近づかない、揺すらない
・ 手で払わない
・ 蜂が飛び交っている時期は庭など屋外での作業は控える。
・ 黒い衣服、黒髪、香水、ジュースなどの飲み物の臭いに寄ってくる。 香水を付けると狙い撃ちにあいやすい。
1.蜂が近づいても手で払ったりしないで姿勢を低くして静かに離れる。頭の黒髪や目を手のひらで覆う。大声を出したり手で払うと、蜂が興奮して仲間を呼び寄せる。蜂の眼は地表近くの低い位置は見えないので姿勢を低くすれば蜂の視界から逃げられる可能性が高くなる。
2.野山を歩くときは、白い服や帽子を被り、長ズボン、長袖が良い。黒い衣服を着て動くと蜂を刺激して攻撃を受けやすい。 黒い服は直ぐに脱ぎ捨て、髪の毛を白いハンカチなどで覆う。(黒いものをねらってくる性質がある黒目にも注意しよう)

■治療
●刺された時は、
1.すぐに毒を絞り出し(口で吸い出さず、指でつねって絞り出す)、
2. 良く水で洗って冷やす(毒の回りを遅くする)。吸引器があれば吸い出す。臭いの付着による次の攻撃を避ける。
3. 抗ヒスタミン軟膏やステロイド剤、タンニン酸水を塗布。(アンモニアは効かないのでつけない方が良い。市販薬の抗ヒスタミン剤を予め購入しておくと役に立つ)
4. 出来るだけ、皮膚科を受診する。
多くの人は、刺された部位に発赤、熱感、腫れなどの症状が出るが、数日後には消失する。全身症状(蕁麻疹、顔面の腫れ、吐気、嘔吐、呼吸困難、動悸等)が出る人が20%程度いて、約2-3%の人にショック症状が現れる。 30 分後にアレルギー反応が無い場合は、一ヵ月後に血液検査を行い、陽性の場合は免疫治療を受ける。刺されて30 分以内に、アレルギー反応(じんましん、吐き気、呼吸が苦しい、全身のしびれ、血圧低下や失禁などの症状)が出たらすぐに皮膚科を受診。血圧を上げたりアレルギー反応を抑える応急処置をしないと一時間以内に死亡する事が多い。その後免疫療法。蕁麻疹のある人は注意。 一度刺された人は2度目に注意。約10%の人が蜂毒に対して抗体が出来てハチアレルギー(アナフィラキシー)になり、約2%の人は身体が過剰に反応して血圧が下がって生命にかかわるショックを起こす危険がある。