今回は、日本の在来種の毒蜘蛛についてだ
※マムシより強い毒性を持つ毒蜘蛛
※カバキコマチグモ
(日本の毒蜘蛛=在来種)
カバキコマチグモは、沖縄県を除く日本全国に広く分布する毒蜘蛛で、猛毒を持っている
幼体の時期は丈の低い草むらに生息
成体になるにつれてイネ科植物に移動し、その葉を巻いて交接・産卵用の部屋を作る。
平地や山地を問わず、草原、河原、水田、林縁など、日本中のいたるところで普通に生息する毒蜘蛛
カバキコマチグモは牙が小さく、注入される毒量も少ないことから人間が死亡した事例はありません
しかし、咬まれると厄介な状態に陥ることがあり、十分注意しよう。
カバキコマチグモ
カバキコマチグモの巣の内部
動画
※セアカゴケグモ(背赤後家蜘蛛)
外来種。オーストラリアなどに生息する毒グモ
1995年11月に、日本で初めて大阪府高石市で発見
群馬県から沖縄県にいたる広い範囲の府県で生息を確認
道路の側溝や公園のベンチ下、植木鉢の下などに棲む
セアカゴケグモ