元VSやんちゃ隊のスカウターのボログです(笑)

何故という疑問を持つことから始まる楽しさを知ろう(^_^)v
色々とご意見をお待ちしています

※ローバーリングてなに?※v2

2016-02-20 17:22:11 | さとぴょん

やんちゃ隊の諸君
ローバースカウト活動て、何なんだろう?

ローバーリング ツゥ サクセスの中にはこんな事が書いてあるよ(^-^)
ローバースカウトとは、戸外活動で奉仕活動をする仲間のこと。
※ローバーは、『森の旅人』とも言われることがある。
自分一人で進むこともできるが、他の仲間同士で協力し合い社会に何らかの奉仕ができるスカウトだよ。

性格と知性   → 健全な心
健康と体力身体 → 健康な身体
手技と技能技術 → 技術
奉仕と市民性  → 奉仕の心
ちょっと難しいかもしれないが、この絵を見て何を感じるかな(^-^)

お互いの善意と協力があってこそ大きな丸太もうまく運べる
(Roverring to Successの挿絵から)


※バディーキャンプ計画・アドベンチャープラン※

2016-02-17 19:59:56 | さとぴょん

やんちゃ隊の諸君

アドベンチャープランの立て方を知っておこう

1.計画

具体的なテーマ(目的)の設定

2.メンバー

原則として二人以上のグループ活動が(バディー)基本

3.準備訓練

パッキング・リックを背負っての歩行訓練、実際にはく靴はきならし観察や調査の報告書の書き方・使用するコンパクトストーブの扱い方の練習献立に基づいた調理練習・移動キャンプでのサイトの想定と研究使用するテントの立て方及び使用法の練習・地形図とコンパスの使用法の復習悪天候での設営及び歩行や用具の扱い方、等

4.技術と能力

高度な野外技術を要するものが多く、この能力なしにいきなり実行することは、身の危険を招く、事前の機能訓練や先輩の意見、書物などを通じて知識を得ると共にシミュレーションや模擬体験をする必要もある

5.準備と資金

フィールドアドベンチャーは、単にキャンプをするのが目的ではなく、少ない人数で移動しながらキャンプすることが主になってくる、その為資材等は、軽量なおかつ無駄なものは持たないように、装備に対するチェック表を作っておこう。

費用についてもあらかじめ、計画的に貯金をしながら予算案を作成しよう

6.実施直前のポイント

まずは、計画書の再点検・役割分担のチェックや装備(グループ、個人)の不足はないか

指導を受けた人や家族への公表、提出等

7.健康と安全

困難な状況を乗り切る高度な技術や体力が求められる、健康には十分注意して日頃からのコンディションを整えると共に現地で体調を崩さないように注意しよう。

実行する上で怪我等のなすように事前のKYTのシミュレーションもしておこう

8.自然愛護

自然の保護を忘れない各地の国立公園や国定公園などについても調べておこう

9.計画書の書き方

・この計画について何をしたいのか・他のものやりたいことは何なのか

・全員の要望を聞き、共通項目優先順位の整理

・煮詰まってきた計画を具体化するため、テーマ、目的、参加者、日時、コース、内容、方法、予算などを項目別に立案する

・チームプロジェクトでも個人のテーマも明確にしておこう

・メンバーの分担を準備段階から実施段階ごとに明確にしておこう

・装備は、グループと個人に分けて表にまとめよう

・時間ごとのスケジュールを立てよう

・予定コースや略図を書き、予定時間、交通手段、移動方法野営地などを明確にしておこう

・献立表をつくり、朝・昼・夜のメニュー、間食、非常食を日別に作り予算も記入しておこう

事前の準備では、何を、いつまでに、だれが、どのように済ましているか具体的に記入し準備項目には、基礎技能の訓練、事前調査項目、指導を受けるインストラクター等への依頼連絡事項、下見の実施等の確認

安全に対しての予想される障害とその対策の整理をしておくと共にトラブルがおこった場合の連絡法など検討確認もしておこう

安全対策表・バディー計画書等は、やんちゃ隊の資料庫にあります参考にしてください

やんちゃ隊の資料庫のアドレス

http://scout.o.oo7.jp/


※班長の手引 第5章 隊集会における班 -THE PATROL LEADEWRS’HANDBOOK-※

2016-02-09 21:59:15 | さとぴょん

やんちゃ隊のみんな

今回の第五章には、自分たちの班や隊の伝統について書いてあるよ

班にの継続について大事なこともね(^^)/

「私は自分のことより班のことを,班よりも隊を優先することを約束します。」これは,私の隊の班長たちが班長章と班旗の授与をうけた時にいつも約束した言葉である。非常に簡単な約束ではあるが,正しいことである。諸君は班長として特別な約束をするとしないことかかわらず,このような気持で諸君の任務を果す覚悟でなければならない。あまりにも多くの班長たちは自分の名誉を飾るため班を利用しているらしく思われる。彼らは班長なんでいえる代物ではなく,「がきった将」でいられることに満足している小僧にすぎない。 こんな班長は班長の任務とは,第1と,模範を示すこと, 第 2に,この価値ある模範に従 うように班員を指導することに気がづかないやからである。なによりもまず,班が隊の一部であると考える前に ,我々は正しい心構えを持たなければいけない。さもないと我々は自分と班と隊との関係を正しく把握することができないと思われるからである。 班長のだれもが守らなければならない任務の 1 つは隊の伝統に反しではならないことで ある。スカウトとして,諸君が隊の現在ばかりを考え過去や未来に思いを及ぼさないのは 大きな誤りである。この本を読む諸君の大多数は 30年, 40年続いている隊の班長であろ う。したがって,諸君の隊からは何百人ものスカウトが巣立ち,中には遠く世界の果てに移り住んだ者や隊への関心を失なった者もいようが,大部分の者は,静かに目立たない風に,彼らが加入していた隊のことに非常な関心を持っており,彼らが築き上げた伝統が現加盟員のスカウトによって放棄されないように見守っていることだろう。伝統とは非常に素晴しいものである。伝統は過去の良さを汲みとり,現在に生かすことであり,我々はそれに新たなものをつけ加え,我々が後継者に班長をゆずるときがきたときに,伝統が輝きを加え,我々が入隊したときよりも少しでも良いものを残すことが必要である。わが国に は,l 万以上のスカウト隊がある。私は多数の隊を知っており,それらはみな立派なスカウ ト隊であるが,どの隊もそれぞれ異なった特色を持っている。これは非常によいことであると私は信ずる。もちろん,どの隊も創始者が「スカウティング・フォア・ボーイズ」に盛りこんだ考えを基本にしている点で同一であるが,スカウティングという遊びを行なう方法においてちがいがでるのである。とのわずかな相違が貴重なのである。隊の伝統を築 くのはこのわずかな相違である。こ のわずかな相違こそ,諸君の隊を肩についた隊名.やネッカチーフの色以上にはっきりと先輩のスカウトに諸君の隊を判別させることができるのである。 班長として,隊に関係して諸君が第 1 にすべき任務の1つは隊の伝統を維持すること, 隊の名誉を維持することである。このことはとりもなおさず,水泳とか,救急とか,野営とかの活動において隊の水準を維持するように大いに努力することを意味する。とれは諸君たちが全く異なった技能に同程度習熟することとは訳がちがう。諸君たちがちがう技能に上達すれば,隊の伝統に加味されることになる。しかし,新しきを作ると同様に古きを維持する必要を見落してはいけない

諸君の隊長は, おそらく立派な隊長であろうと思うが,諸君とはちがった立場から隊を見守っている。班長である諸君たちは隊集会を構成する一部分と感じていてよいのだが,隊長は隊集会を班の集合体として把握している。このようなあり方をとっているので,隊長は,できるだけ、班の団結を崩さないように,班活動に障害が起らないように気を使ってプログラムをたてている。諸君は班の団結を保つこと,左の胸の上に 2 本線の入った布 切〈班長章のこと〉をつけた者に率いられたスカウトのぶざまな寄せ集めにならないことが必要である。

一目みれば,諸君は真実の班を見分けることができよう,私は見分けることができる。隊集会を見学にいくと, 直感的に,班とスカウトの寄せ集めとを判別できる。どうして見分けるか,その理由は簡単である。外見して団結があり,仕事をすればまとまって行動し,すべての行動に班長が先頭に立って,状勢を判断し,班員の意見をきき,命令をだす。そして命令に対してはすみやかに忠実に愉快に実行する。文句をいったり,ぐずぐずしたり,大さわぎしたりしないでである。これが,寄せ集めとなると,班長は怒鳴ったり,大声を発したりするし,班員の中には自分がオオカミ班なのかカワウソ班なのかもまるっきり忘 れたように行動する考がでる―班意識などとういう班にはなく,1 週間のうちにアマツバ メ班になったり.ガラガラへび班に変ったりするのだろう。寄せ集めの班は,こっけいである。それはゲームをやるためのもの以上に何の意味もない。生命はかよっていないし,実のところ,見せかけにすぎない。

隊の伝統とはどういうことかを考えてみよう。私が昔隊長を務めた隊では,どういうわけかオオカミ班は野営に一番すくやれた班であった。思い返してみると,この班は他のことではちっともいいところがなかったように思われる。ゲームなどは, まったく, ひどい成績ばかりとっていた。』―事実,ときたま,まれにこの班が優勝すると,他の班の班長たちは「よかった」と大いに激励したものだった―ところが,野営は優秀であった。隊の他の班の野営水準は高かったが,オオカミ班はいつも最高点をとった。〈それは,これが過去の伝統であったからであった。〉班長は自分の班の任務をわきまえ,すぐれた野営術を身につけていたし,班員に対しでもぐれた野営をするよう訓練につとめた。彼らは野営に自信を持った。この自信はゲームにはなかった。彼らが自信を持ち,班長はそのことをじゅうぶん承知していたことが,自信号一層強めるのに役立っていた。もちろん,ときたま隊 を訪れる先輩のスカウトたちはオオカミ班の班員に会うと,まず第 l に「野営はどうか」と 聞くのがつねであった。先輩たちは班の伝統を知って,あるいは全く意識せずにこんな簡単な質聞によって班の伝統を盛り立て,価値あるものにしていたのであった。

普通の隊集会と隊集会におくる班のことを考えてみよう。よい隊集会は隊員の集会時聞がくるまでの時間,集まってきた隊員が次々と加わっていけるようなゲームではじまる。 定刻に―たぶん7 持 30分であろう―合図によって,隊は集合する。さて,班長はどこにいるかな?一番前かな?そうでなければいけない。整列ばかりでなく,何をするにも先頭に立たなければいけない。国旗掲揚,点検,ゲーム, 何であろうとも―諸君は,班長として,班員が何でもやれる用意をさせておくことである。隊集会は,ゲーム,競技,指示の順で進行する。諸君の班は, いつも,優勝するとはかぎらないであろうが,勝っても負けても, 2つことを実行しなければいけない。それは,いつも,じゅうぶんな用意をすることと,い つも,成功しようと思うことである。「目的地に着くことより,愉快に旅することの方が,たいせつである」ということを忘れないように,それから,すでに,本書で扱った「班コーナー」へと隊集会は進もう。そうして,考査の時間にとなる。班長の拷君はそれだけの用意をしているか,何をするのか,はっきり,わかっているか?次長は,諸君が何をしようとしているのか,わかっているか? 諸君は,このプログラム』とおける次長の役割りを次長に話しておいたか? それとも,班のコーナーに,こそとそ,戻って,ほっこりの積った丸太の上に腰かけ「何をしょうか?」と相談することになろうか? どうしたらいいのかわからずに,諸君は諸君のスカーフを取りはずし,そばにいる初級スカウトの頭に包帯をするであろうか? あるいは,あらかじめ計画をたてたか? 何か面白いこと,役に立つこと、スカウトの記憶に残るようなこと,スカウトの考査と技能章の訓練になることをやらせるつもりか?さて,隊集会とは,ざっと,そん なものであろう。隊にとって,ほんとの試練は「15 分間班コーナーj という命令がでたと きであろう。班集会の前に必要な用意をしないで平気な班長がいる。班コーナーがはじまって,ちりの積った丸太に腰かけ,いい考えの浮かぶのを待っているのでは,まったく,なさけない。ちりの積った丸太の上に座っていても,いい考えは浮かぶものではない。いい考えは仕事の課程に湧き上るものである。班長が30分くらい考え抜いて,道具だてをしている聞に,ここぞというときに,いい考えは起るものである。この班長は運がいいわけではなく.それだけの用意ができたのである。班コーナーは価千金の機会である。隊集会の終了のときになった。指導者の誰かが夜話をしてくれることがあろう。それは諸君が,前に,聞いたことのある話かもしれない。あるいは,その話し方はあまりうまくないかもしれない。班長は指導者に対して礼儀正しい態度をとるようにすることがたいせつな任務である。指導者に対して,敬意を持って処することは,すく守れた隊の伝統として欠かしえない要素である。やがて,国旗降納,お祈り,解散前の指示がおこなわれる。指導者の指示が伝えられたら,解散してもよいであろうか? 祭会が終ったら,諸君の任務は完了したといえるであろうか? 隊集会の解散が命令されたら,すぐ,班員全員を班コーナーに連れて戻りなさい。今うけたばかりの指示を復習させなさい。諸君の班員は指示を理解したか,解らない点はないか,期日と時聞を控えたかを確認する。次の集会の期日,場所,集会について知っているか確めたか? 班員は次の班集会に持ってくるもの,次のキャンプに持っていくものを知っているか? 彼らは必要な用具と所要経費のことを知っているが? すべてのことをはっきりわかっているか?これは諸君の班の問題であり,班員対自分の役割りを知り,役割りがおろそかにされないようにすることは諸君の務めである。たしかに,班長の責任はたくさんある。考えることも,しなければならないこともたくさんある。しかし,それをすべてやったとはいえない。 11月の夜,時間は 9 時になった。隊集会場の隅の扉は開かれ切りが流れ込んできた。先週カブから上進したばかりの幼いジムは大丈夫かな?諸君は次長とトランプに興じて,ジムに霧の夜道を 1 人で帰らせるのではないか? 諸君が家まで送っていくか,誰か同じ方向 に住む者を付添わせたか? 諸君は気をきかせたことと思う。よく気がつくということは班長 の任務の 1 つである。これは班長の隊に対する務めの 1 つである。諸君たち班長は班長章 の返かんをするまで班長の務めを果たさなければいけない。いつも,班長であることを心においてください。隊集会での諸君の任務は,はっきりしているから,やさしい。しかし,任務を正しく理解しているかどうかを決めるのはこういう小さな思いやりである。ほんの少しの親切とやさしさは,諸君の任務の1つである。カブ今上りのスカウトを霧の夜家まで送ること,元気のない少年を家まで送りながら、元気づけてやること、家や学校や仕事先でいやなことがあった者の気持ちをほぐしてやること、病気の者―諸君に好意を持っている娘ばかりでお父さんお母さん―をも見舞うことである。このようなことは班長が率先すべきことであり、班員のことらはすべからく関心を持っていることを示し、しかも、おせっかいにならない程度に手を出すことである。このような精神を持ってこそ諸君の班は価値のある班になり、諸君の隊の評価のある隊になるのである私は諸君に1つの道を示した諸君はこの道を通ってくるものと思う。この道は過去何万という班長が通った道であり班長とその配下のスカウトはたどったが故に一層向上したのである。

     

『班長の手引』を読んで

中村 知

この章を読むと,英国においては,班長任命式のとき, 「私は,自分のことより班のことを,班のことよりも隊のことを,優先させるよう約束します」と,班長になる少年が誓約し,そのうえで班長章と旗を隊長から授与きれる,と配してある。そして―〇自分の名誉を飾るために班を利用してはならない。ガキ大将になることだけに自己満足してはならない。

〇班や隊の伝統に反してはならない

〇伝統に新しいものを加えて後輩に渡しなさい。

と述べて、新しい班長に班長としての基本的な教示を与えているわれわれは、とにかく、伝統というものを保守的にのみ考えやすい。ただし、伝統といっても、いろいろある。一旦決めたものは、変更はしてはならない。と、いう保守主義の伝統もあれば、いまあげたような、新しいものを付け加えて後輩に渡しなさい、と、いうような進歩的な伝統もあることに注目したい。サーマンは、かさねて次のような説明をつけたしている―

〇どの隊も、創始者が「スカウティング・フォア・ボーイズ」に盛り込んだ考えを基本としている点では同一であるが、スカウティングという遊びを行う方法において、違いが出るのである。このわずかなちがいか貴重なのである。という佳言をかかげている。これは、原理と方法―の関連及びその区別、そして進歩というコトバの解釈を、はっきり示している点で成人リーダーにもあてはまる教示であろう。

この章で、著者は―

〇班長と隊長のあり方

〇本当の班と寄せ集めの班との違いについてい述べ、オオカミ班の伝統一という例話をあげている。そこに述べてあるととばは,実際,隊長の役を経験した人々にとっては「珍しくもない」と,読みとばされ,隊長の経験のない人たちには、なんのことかよくわからぬままに,読みとばされそうである。 だが,班長たちにとっては大きな示唆となるだろう。私はそう思うのだけれども,中学1 年や 2年生の若い班長に,その意味がわかるだろうか?と,首をかしげてもみる その次に、著者は集会について、再び班の動き方を写実的に書いている。集合のときからの動きを―。そして,もう一度,班コーナーのことを書いる。それは本誌の1ぺージの左半分の,ほとんど全行にちかい長文である。班コーナーについて知りたい人は,ここを熟読されたい。著者は― 〇隊にとって,ほんとうの鼠練は「15分班コーナ一」というとの命令がでたときであろう。 〇班コーナーは,価千金の機会である 。

と記している。

このところに書かれている隊集会プログラム一例は,ぜひ,読んでおかれたい。ある人は, ことによると,これは英国式の隊集会であって,米国式とちがうのでないか? とか,日本は必ずしも英国式にする必要はなかろう,など,というかもしれない。ここでは,英式採用論の可否とは関係なくジョン・サーマンの書いた本によって,英式隊集会というものを知ろうとしているにすぎない。それを採用する、しないは日連のポリシイの問題なので,私見できめられるものではない。

〇隊集会が終わったら,班コーナーにもどりなさい。そして隊長の指示を復習したり確認する、とある。