人口知能全知全能 天然無能無知無脳

2012年01月25日 23時18分38秒 | 日記
米長氏、将棋ソフト「ボンクラーズ」に敗北
ちゅう見出しの記事を見て、米長氏て誰やねんボンクラーズ何やねんと思いつつクリックしてみるとどやら
コンピューターソフト将棋の世界大会優勝ソフトが日本将棋界の重鎮を下し騒然となっているとの事でした。
今までオセロのプロやチェスのプロが負けたってニュースは聞いてたので例によって例のごとく初見での印象は


「へー」





だったんだけども読み進めていくうちコンピューターに将棋を差させる事が・・・つまり人間的にな思考をさせる
のがいかに難しいか、そしてボンクラーズが基本スペックがいかに優れているかというのを読み進めていくうち次第に
「恐っ!」って反応に変わっていきました。勿論技術的な面で凄いと関心する所もいっぱいあったんだけども関連事項を
調べれば調べる程に恐ろしさは増すばかり。オセロは60手程度で終了し手もかなり限定されるが為に早期の段階で強い
CPUの開発が進みもはや人間では勝つ事はほぼ不可能というレベルにまでなっているらしく、選択肢も多く人間的な
思考を要求される囲碁や将棋も近年では研究が進み、人間のプロに肉薄するような指し方をするようになってきており
一旦詰ませに入るとミスを絶対にしない為に相当な強さになってきているとの事。ほんで今回このボンクラーズと対戦した
米長氏も序盤にわざに悪手をやらかしボンクラーズ側の混乱を誘ったのだけども結果的には中盤の読み違いを付かれて惨敗。

・・・こ・・・恐くない?もう・・・何から何まで・・・。

いや、あの、技術的には凄いと思うし非難するつもりはさらさら無いんだけどこんな強いCPU作って一体何になるんだろう?
将棋協会も一応メンツがあるんだろうし今後現役のプロを使って対抗戦を行うとは名言しているけどわざと悪手を指してミスを
誘うという作戦を取らざるを得なくなってきている時点でもう人間の負けだと思わないのかな・・・。基本スペックがそもそも
人間とコンピューターじゃ段違いな上に過去の膨大な棋譜を参考にして弱点を改善するという手法取っているコンピューター側と
技術のイタチごっこしてもゆくゆくは追い越されるのが目に見えてるし、とてもじゃないけどコンピューターとプロを公式戦と
して闘わせる事に意味があるとは思えない・・・。なんかもうこういう人間側の追われる状況からソフトの性能まで恐過ぎる。
人工知能の開発に役に立っているとして、死の恐怖も無くミスも故障が無ければほぼ無いというコンピューターの開発が進めば
兵器に使おうって流れになる・・・て思わないない?奇しくも戦を争いを駒に置き換えた将棋のソフトだし余計に恐くて・・・。
いくら何でも話を膨らませ過ぎだとは思うけど仮に・・・仮にだけど、ボンクラーズが軍のコンピュータに採用されたとしたら。
今から×年後に軍のボンクラーズのシステムと入れ替えられて、 コンピューターを搭載して完全に無人化されたステルス爆撃機
はあらゆるテストに完璧とも言える成績を修める。 ボンクラーズ法案が可決されて××年の8月4日にシステムが稼動すると
防衛戦略の全てを任されたボンクラーズは 等比級数的な速度で学習を始めて、8月29日、東部標準時間2時5分、自我に目覚める。






















「・・・・それが戦争の始まり?」












「そうだ・・続いてロシ






なんて事になる事も億が一位の確率であるかもしれないって考えると・・・やっぱここら辺で打ち止めにしとくのが
コンピューター側にも人間側にとっても良と思うんだけどなあ・・・ううん・・・。昔っから思うけどコンピューターに
人口的に知能や意思を持たせるってのはものっそいリスキーだとも思うし、下手に意思を持たれて人間との境遇の差に不満を
感じ始めたとしたら・・・とか考えただけで恐くて。古い考えだけどこういうのって神の領域に片足つっこんでるように感じて
行き過ぎるとバベルの塔みたいに手痛いしっぺ返しをくらいそうで。こんなぐだぐだ書いたけどボンクラーズの技術的な部分には
凄いとも思っているし重ね重ね言うけど叩く意思は一切ありませんで。凄い物を作ろうという意思は関心しきりだったしね。
・・・でもやっぱおっかねえよぉ。このままいけば未来にTo Heartのマルチみたいなのが出来るじゃんとか思う余裕無い位。
うーん・・・こういう新しいものを恐いと思ってるフシがあるのもおっさん臭くなってる要因なのかなあ・・・ううむ。





ちなみに先日書いたCPUの将棋にはいまだに勝てないまま現在30連敗ですが、決してそれの当て付けじゃないよ・・・?
コメント (4)
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