★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ブルースはパクリだ

2018年03月13日 19時26分52秒 | ギター&ウクレレ
 日夜ギターの練習に余念がない今日この頃だ。
 今はブルースに限定して、YouTubeで弾けそうな曲をピックアップしてコピーしている。

 その中に、クラプトンがアンプラグドで演った「Nobody Knows You When You're Down And Out」という曲があった。
 昔のブルースの名曲らしく、数多の歌手が歌っているようだ。
 定番のブルース進行ではないものの、8小節単位の簡単なコード進行の繰り返しで、練習曲には持ってこいだ。
 どことなく懐かしく、どこかで聴いたような曲だとは思いながらも、どの曲だったかは思い出せなかった。
 
 それが今日、たまたまネットを見ている時にエディ藩の「横浜ホンキートンクブルース」が目に留まった。
 私の好きな曲で、よくカラオケでも歌っている、国産ブルースの名曲だ。
 歌詞を口ずさんでいると、頭の中のライトが点滅した。

 これだった。

「Nobody Knows You When You're Down And Out」と似ているというか、ほとんどパクリだ。
 それもそのはず、メロディは所々変えてはいるが、エディはちゃっかり曲を拝借していたのだ。
 もともとアメリカ黒人のブルースは曲はパクリで、詞がオリジナルというのが多かった。
 パクリはOKなのだ。

「横浜ホンキートンクブルース」は俳優の藤竜也が詞を書き、作曲を高校の後輩であるエディ藩に委ねた。
 エディといえば、遠い昔のグループサウンズ全盛期に、ゴールデン・カップスのリードギタリストとして鳴らした男だ。
 ブルースやR&Bに通暁している知る人ぞ知る名ギタリストだ。
 当然「Nobody Knows You When You're Down And Out」も知っていて、「横浜ホンキートンクブルース」はそのオマージュというかインスパイア曲なのだ。

 そういうわけで、時を隔てたふたつの曲が私の中で結びついた。
 
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