元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
アケボノスギ・1~紅葉
別所小学校付近のせせらぎ緑道に植栽されている「アケボノスギ(曙杉)」。ヒノキ科(←スギ科)アケボノスギ属の落葉高木で「メタセコイア(Metasequoia)」と呼ばれるのが一般的。古来の化石により日本を含む北半球に広く分布しその後絶滅したと考えられていたが、1946年に中国四川省で発見され現存しているのがわかった。樹形が美しく今では各地に植栽されている。その葉は羽状複葉のように見えるが、小さな一片の葉が最小単位の単葉。その単葉が付いている中央の軸は枝になる。メタセコイアは美しく紅葉してから落葉するが、これは枝ごと落ちるので正しくは“落枝”になる。
コメント ( 16 ) | Trackback ( )
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この木は、立派ですね
当地でも、何ヶ所かで見られますが
本当に樹形が美しいです
紅葉も美しい!
ズラッと並んでいるメタセコイア並木 そこにたたずむだけでも幸せを感じます。
「これは枝ごと落ちるので正しくは“落枝”になる」・・・・これは勉強になりました。
そうなると良く似ているラクウショウはどうなるのかとソワソワし出し居心地が悪くなりました。
それから「枝」の付く「枝のように見えるところ」はどう呼ぶのか、もし「幹」と呼ぶのだとしたら、今度は幹のように見えているあの太い部分は何と呼ぶのか、いろいろ悩ましいことです。
中央の軸(羽状の芯の部分)からさらに枝分かれして葉が出ています。つまりこの軸は葉ではなく茎ということになります。見た目は羽状複葉ですが単葉というのがわかるかと思います。中央の太い幹以外は細いのも太いのも枝ですね。
美しく紅葉するのも・・・素敵です。
そうですか~枝ごと落ちるので「落枝」なのですね~♪
お勉強させて頂きました。有難うございます★(⌒∇⌒)
改めて眺めてみます。
>枝ごと落ちるので落枝になる。
こんな種があるのですね。見てみたいも
のです。あればこの特徴からも区別でき
ますね。
各地に植栽されているとありますから、
気にしているともしかしたら..
秩父で大きな木を見た事があります。
高知の牧野博士は有名ですが、香川出身の植物学者の方が素晴らしい発見をされていたのを初めて知り、感激しました。
この後、高松出身で今は仙台在住の友人が帰省してきたので、こちらの紫雲出山に一緒に行きました。
メタセコイアが山頂に植えられていて、半分ほど落葉していましたが、もちろん、三木博士の発見のことを友人に話しましたよ。
紅葉の時は独特の色合いで美しいですね。