久しぶりにお好み焼きを作ってみました。これがまたビールに良く合います。写真のマヨネーズの形ですが、暗号になってます。って嘘です。実はCGなんです(中華風味)。
車が12ヶ月点検ということで先週の土曜日の午後、車のディーラーに行ってきました。点検が終わるまで1時間半くらいかかるとのこと。先週の土曜日と言いますと日本中の耳目が集まったイベントがありました。何って、野球ですよ。銅メダルをかけた対アメリカ戦です。車屋さんのロビーで私も見てたわけですが、7回の辺りだったでしょうか、G.G.佐藤の奴がまたポロリをやりやがりました。それでその先を見る気が失せてしまいました。で、店を出て近くのHard Offという中古屋さんで暇つぶしをしようと入ってこれを見つけてしまったわけです。
315円のノートパソコンです。メモリなし、CDドライブなし、HDDなし、液晶は割れてる、もちろんACアダプタもなし。とことんダメダメなガラクタです。それでもまあ、一応銘板を見て、蓋を開けて見たわけです。
銘板にはPC-VA33とあります。おそらくクロックスピードは333MHzでしょう。中にはPentium IIのシールが貼ってあります。てーことは、このガラクタに載っているCPUは数ヶ月前に500円で買って今や我が家のWebサーバとして稼働しているマシンのCPUであるCeleron 300MHzよりもクロックスピードが速いわけです。しかも、PentiumIIですからL2キャッシュが256kbyteなのでCeleronの128kbyteよりも多いわけで、もしも載せ換えれば性能がほんのちょっぴりですがアップする事が期待できます。そんなことを考えたりした訳ですが、気がついたらこのガラクタを持ってレジの前に立っている自分を発見したりするわけです。このガラクタが後の悲惨な事件のきっかけになってしまうとは、この時は誰も気付かなかったのである(横溝正史風味)。
早速分解です。まず手前のタッチパネルを外して、キーボードのパネルを起こすとその下にCPUの放熱板を兼ねたアルミ板が見えてきます。2本のビスを外してこのアルミ板を外すとその下にCPUが見えてきます。
下の写真は、3本のビスで止められていたCPU基板を取り外したところです。このCPUはMMC-1と呼ばれる形式のCPUです。後はこの基板をCeleron300MHzと交換するだけです。
移植したマシンをわくわくしながら起動してみました。
何ですと?
やっぱりCeleron300MHzじゃねーですか。そんなはずはありません。何でなん?BIOSでCPUが固定されているのでしょうか?そんなはずはありません。
この世には自分に似た人が3人は居ると言います。居たんですよ、私と同じことを考えた輩が...既にそやつがCPUを交換していたと言うわけです。しかも選りにも選ってこの同じ町で、同じCeleron300MHzに。というわけでこのガラクタはガラクタ以外の何にも成れないガラクタになってしまったわけです。被害は315円で済んだわけですが、今のご時世ではパソコンのようなゴミを捨てるためにも大金がかかる訳でして。さて、どうしたものか。
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