長良川カップも気になりますが、今日は勉強に行ってきました。
小池昌代さんの講演会です。
現代詩資料館榛名まほろばで開催されました。
会場は30人程度のキャパです。
女性は4~5人。他は男性です(しかもおじさんがほとんど)。よく考えるとちょっと異様ですね。
小池さんは白のパンツとVネック、茶色ベースのカメオとスカーフで清楚な出で立ちで登場。
現在興味を持っているという、樋口一葉を枕に話を始めました。
小池さんは現代詩が失った、リズムや韻律などについての新たな可能性を、一葉を音読したことで気付いたとのこと。
現代詩は「我」の指向が強くなりすぎ、そして先鋭化しすぎて、昔の詩歌が持っていたような「皆に開かれた」要素が欠如してしまった。
結論は出ていないがとおっしゃいましたが、これらのことが小池さんの新しい詩や小説に反映されるのではないかと思いました。