バラ科のモミジイチゴです。
北海道から本州に自生する落葉の低木です。林の縁や土手で見られます。
株から細い茎が多数のびて群生します。茎にはトゲがあります。
葉は互生する卵形、3枚から5枚に分かれます。周りには鋸歯があります。
分かれた葉の形が「モミジ」の葉ににているので「モミジイチゴ」とよばれます。
葉の付け根から花柄をのばして花がさきます。白い花弁は5枚、雄しべ多数、花は下を向いてさきます。
初夏に橙黄色の粒々をつけた果実になる木イチゴのなかまです。果実が黄色いので「黄イチゴ」ともよばれます。