スミレ科のタチツボスミレです。
北海道から本州、四国、九州に分布する多年草、林の縁や野原、土手などで見られます。
葉は円形に近いハート形、長い葉柄を持ち株から葉が出ます。
3月2日の「コスミレ」は少し細長いハート形でした。
写真で見た方がよくわかります、比べてみてください
花はうすい紅紫色の花弁が5枚です、上に2枚、左右に2枚、下側に1枚です。
花の中心には黄色の雄しべが見えます。雄しべは雌しべの柱頭を筒形に囲んでいます。
花の後部にはスミレ科の花の特徴である距があります。
タチツボスミレは株から花柄をのばして花がさきます、その後茎がのびます。
茎が20センチほどに立ち上がり、葉がのびて花がさきます。タチツボスミレだけの特徴です。
茎が立ち上がり、花の後部に蜜壺があるので「タチツボスミレ」の名前がついたそうです。