キョウチクトウ科のチョウジカズラです。
秋田、福島以南の本州、四国、九州に分布する、つる性の常緑樹です。
つるは地をはい、近くに大きな樹木や岩を見つけると気根をのばして張り付き登ります。
葉は対生、先のとがった卵形、葉は厚く光沢があり、ふちはなめらかで先がとがります。
枝先から花枝をのばして枝分かれして多数の花がさきます。
白色の花は筒形で先が5枚に分かれます。
先のとがったつぼみは、5枚に分かれた花弁を巻くようにたたまれています。
これが開くので、同じ方向にひねれたプロペラのようになるのです。
5月31日のテイカカズラより葉が大きくて細長く、花茎も長いです。
風が無いとジャスミンのような香りも強く漂います。