ルーヴル美術館に展示されている、ミロのヴィーナス [Vénus de Milo] です。
美術の教科書に必ず載っているこの彫刻は、古代ギリシャで制作されたもので、作者は不明です。
1820年にエーゲ海のミロス島で発見され、その後修復されてルイ18世に献上され、ルイ18世がルーヴル美術館に寄付しました。
ミロのヴィーナスは、ギリシャ神話のアフロディーテの像と言われています。
アフロディーテは愛と美と性の女神というだけあって、気品があって優雅で、迫力すら感じられます。
世界的に有名な人気作品なのに、普通に通路の途中にあり、ガラス・ケースの中にあるでもなく、僅かな柵で回りを囲んでいるだけで、至近距離で360度見ることができます。
正面から。背景も豪華です。