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「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

「あの日」と「4時」の舞台写真ができました。

2018-04-05 03:23:57 | 日記

一週間前に全公演が終了し、舞台写真ができました。

改めまして、お客様、そして関係者の皆さま、本当に本当にありがとうございました。

 

まだまだ後片付けも残っていて、皆さまへの御礼もままなっておらず申し訳ありません。

できたことできなかったこと…できなかったことへの後悔とか悔しさとか申し訳なさとか、そっちの気持ちが大きくて、少し投げやりな気持ちになってしまったり、まだまだ心の整理が付いていないのですが、やはり終わってホッとしているのが今の正直な気持ちです。

片付けと、久しぶりの日常生活を送りながら、今年に入ってからの日々を少しずつ振り返って。1月末から3ヶ月近く毎日稽古で、考えてみるとこんなに演劇にどっぷり浸かった日々はなく。……こうして書いてみると改めて、掛け替えのない時間だったということがわかります。

俳優の皆さんは本当に熱心に、情熱を持って、よく稽古をされました。2作品を無事上演することができたのも、俳優の皆さんがそれぞれに考えて行動し、作品ごとに自立して話し合ってくれたから。私に余裕が無かったのでそれをとても感じ、感動しましたし、誤ったときは正してくださいました。

スタッフさんにもいろいろなことを教えてもらいました。少ないスタッフさんでも何とか終えることが出来たのも、馴染みのあるみなさんだったから。いつも心強く、励ましていただきました。

それでも補えなかった人手は、俳優さんたちが手伝ってくれました。頼んだことはもちろん、頼まないことも自ら気遣ってくださいました。

急なキャスト変更では大先輩の内田淳子さんが力を貸してくださったし、そのキャストが決まるまでは親しい女優さんたちが稽古を手伝ってくれました。

そして、両方の作品を見てくださったお客様が予想以上に多かったことには感激しました。もちろん一方だけでも嬉しいんです、間違いなく。でもその上で、2作品私たちの作品を見てくださる、人生の大切な1日を私たちにくださると言うことは、単純に嬉しくてありがたくて、そして自信にもなりました。

俳優さんたちが集まってくれて、それ以上に自ら手伝ってもくれて。そして待っていてくださるお客様がいてくださり、今回2作品を作るという自分の限度を超えるようなことをやってみて、改めてそれがどんなに大切なことかよく分かりました。

東京で演劇を10年やってきて、私自身は何も成長してないように思いますが、周りに力になってくれる人がこんなにいること、それがどれほど特別なことか。劇団員の永島さんや大田さんが献身的に支えてくれたことにどれほど感謝すべきか。

改めてそれらを思うと、またありがたさと申し訳なさと後悔で、心の整理が付かなくなってしまいます。

俳優としてスタッフとしてはもちろん、それ以上に素敵な方たちばかりでした。また一緒にお芝居ができますように。
皆さん、ありがとうございました。

そしてお客様、心よりありがとうございました。

 

滝本祥生

 

 

短編集 あの日、「何もなかった」とは言えなくて。

 

 

 

 

 ◇「あの日、「何もなかった」とは言えなくて。」
出演 岡田昌也・押元奈緒子・小林英樹・清水那奈子・山本麻貴/内田淳子

 

 

 「ずっと4時」

 

 

 

 

☆「ずっと4時」
永島広美・大田康太郎(以上B.LET’S)・江間みずき(キトキト企画)・中村優里・吉岡そんれい


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