気付けば7月に入って1週間も経ってしまった。
もっと言えば今年も半分以上が過ぎてしまっている。
いつの間に?
振り返っても仕方ないけど、B.LET'Sを劇団にした去年の2月から、続けて公演やイベントに参加させてもらった。
2月、5月、8月、11月、年が明けて1月、5月と。いつも稽古をしていた。
いろんなことが変わったし、知り合いも増えた。表面的には変わってないけれど、ずっと1人でやっていた頃と比べると、私の中では本当にいろいろなことが変わったように思う。たくさん公演を打つことも、合同公演に声をかけてもらうことも、劇団にしなければ出来なかった事だ。
人が傍にいることで成長したいと感じたりする、こんな当たり前のことが、B.LET'Sが1人っだったときには分からなかった。
「今さら…」なんて思ったりもしたし、3人しかいないけれど、それでも集団の力を感じている。
自分で決定的に欠けている部分に気付いていて、それを補う必要なんてないって信じていたけど、やっぱり見過ごすわけには行かないのだと、人がいることで思い直している。
表面的には変わっていなくても、私の中で変わることが一番大切なことで、感謝すべきことなのだ。
先月のミーティングの時はこの上なく弱音をはいて2人を困惑させたけど、そのお陰で今は次に向けてなんだか面白い物が書けそうな気がしている。そしてまた、いつの間にか時間が経っているのだと思う。がんばろう。
せっかくだし写真を、と思い探したけどこれしかなくて。
近所に「あんまりおいしそうな実」がなっていたので、思わず撮った。
そしたら先日、ごちそうになった「フルーツタルト」の上にこの実が乗っていて、本当に食べることが出来た。
すっぱくて少し渋みがあって、甘いクリームとよく合う。
「フサスグリ」と言うらしい。
植物写真家の友人に写真を送ると、すぐに教えてくれた。