のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

大船渡(碁石海岸) その2 名も知らぬ漁港

2016年09月10日 02時40分22秒 | 釣行記
8月13日(土)の赤土倉漁港でのサバサビキ釣り翌日。

8月14日(日)の午前中は義父母、義弟家族、そして我々でお墓参り。
午後は、碁石海岸で観光を楽しんだのですが、前の記事の写真はこのとき撮ったものでした。

義弟は仕事が忙しく、午後には帰ってしまいましたが、我々は時間がありましたので、
再度海釣りに出かけることにしました。
息子がどうしても釣りしたいとねだったからですが、実は私も前日のリベンジを果たすべく、
心の準備ができていたのでした。

前日の赤土倉ではサバしか釣れなかったし、サバはそれほど食べたいとは思わなかったので、
赤土倉以外の場所を物色することにしました。

候補の一つとしては、昨年訪れた時の近場の堤防。
その時は、プロマリンの海釣りセットで、すごい根掛かりに苦労しながらキヌバリやアイナメの子供の数釣りができました。

しかし、震災復興工事の真っ最中だったこともあり、昨年とは様子が変わっている可能性もあり。

せっかくだから、別の場所を探ってみることにします。


そして選んだのが、下船渡付近のとあるサーフ。
使用タックルは前日と同じ、
①キャスティズム25号-365 + キャスティズム25QD06PE(PE0.8)
②チョイキャス240M + エアノスC3000(フロロカーボン16ポンド)

久し振りの浜での投げ釣りだったので、キス用の仕掛けを海草25号につけて投げてみます。

開始時刻は15時半頃。

ところが、その海岸はサーフと行っても「砂利浜」で、さびくと簡単に根掛かりします。
息子もまだ長い距離は投げられないので、どうにも釣りにならず、魚信も全くなかったことから、
あっさりと場所を変えることを決断。

そうすると、昨年行った堤防にするか。
そう思って家内に提案すると、碁石海岸の赤土倉とは別の漁港がいいのでは、とのこと。
すぐ側ではありませんでしたが、車で10分ほどでつきます。
家内の提案通り、碁石海岸の釣りがしやすそうな漁港を目指すことにしました。

着いた漁港は入り口に駐車スペースがあり、便利なところ。
ただ、震災後、漁港に入るには巨大な防波堤の間の狭い入り口をくぐって行くことになります。
道路から、漁港の中を伺うことはできにくい構造になっています。

で、車から道具を出して、漁港に入ってみると、結構先客さん達がひしめいていて、入る隙間があるかな、
と心配になりました。
あまり大きな漁港ではなかったのです。

ただ、新しく建造し直した港内は綺麗で道幅が広々としており、直接車を乗り入れて、横付けで釣ることも可能でした。
次に来るときは、そうしようと思いました。

さて、他のサビキ釣りをしているファミリーや磯竿を持ち寄ったベテラン風の釣り師を横目に、
息子のためにチョイキャスをセット。
既に時刻は16時半を回っています。

大船渡はとにかく根が多いところなので、ここもそうだと判断。
市販のメバル胴突2本針仕掛けに15号錘を取り付け、青イソメをつけてやって、港内側のすぐ足下に投下。
竿を息子に渡して、自分はキャスティズムにイシモチ投げ釣り2本針仕掛けを取り付けて、外海側に遠投しました。

正直、息子には悪いと思いましたが、釣果は期待できないな、と思っていました。
この日は、若潮の後の中潮で、夕マズメは潮の流れも少なく、周囲ではサバが釣れているようでしたが、
その他あまり釣れているような様子もなし。

いまいちモチベーションが上がらない気分で、遠投した仕掛けを引き釣りしていると、
開始早々、いきなり息子が悲鳴を上げ始めました。

少し離れたところにいた私は、息子の様子をただ眺めていただけでしたが、そのうち息子は家内に協力してもらって、
二人で見慣れた魚を引き揚げました。

吃驚してキャスを足下に置き、駆け寄ると、何と良型のムラソイ君ではありませんか。


後に計測したところ、全長30.5cmでした。

驚きました。港内側のすぐ足下で、こんな大物が潜んでいたとは。
それにしても、昨日今日と息子デーだなあ。

すぐにソイを締め、新しいイソメを付けてやって、再びすぐ近くに仕掛けを投下して息子に渡し、
私は少し焦った気分で、再びキャスを手にとって引いてみます。
沖側では根が少なかったのですが、堤防近くまで引いてくると、あっさり根掛かりして、仕掛けをロスト。

すると、すぐに今度は家内が(いつの間にか)チョイキャスで、何とギンポを釣り上げたではないですか。


見てくれは超悪。家内は気味悪がって、触ろうともせず。全長16-17cmくらい。

ギンポだ、ギンポだ、高級魚だー、と騒いでクーラーに投入。
こうなったら恥も外聞もなく、外海は諦め、キャスに胴突き仕掛けを取り付けて今度は同じく港内側に入れて見ます。

すると、確かに何かアタリがあります。
でも、合わせても乗りません。
餌は取られた。

もう一度。

アタリあり。でも乗らず。

と、そうこうしているうちに無念のタイムアップ。

まだ日は高かったのですが、家族釣りでは上がりも早くしなければなりません。

残念。

二日連続ドボンでした(私だけ)。


義父母の家に帰宅後、早速ソイは三枚におろして刺身にしました。翌日は義父母の家を発たねばならなかったので、
熟成を待たずにいただいちゃいました。

ギンポは同じく捌いてテンプラにしていただくことにしました(一尾だけで物足りなさ過ぎでしたが)。
実は私はギンポのテンプラは初めて食べたのですが、何とも絶品な味わいでしたね。
さすが、テンプラ種の王様だけのことはあります。
専門でギンポを狙ってみたくなりました。

以上で、大船渡ファミリーフィッシングは、「一応」大成功に終わりました。

息子はますます釣りが好きになってくれたことでしょう。

それにしても、チョイキャス大活躍だったなー。

キャスティズムの購入資金で、チョイキャス8本くらい買えちゃうんですけど。

釣りは道具ではありませんね。
腕と運です。

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4 コメント

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Unknown (BBQおじさん)
2016-09-12 07:17:53
ムラソイではなくベッコウゾイですね!
ギンポの天ぷらは自分も大好きです
鹿島でも取水口の両脇のブロックの隙間でよく釣れるのは秘密です(笑)
水深30~50cmくらいのところが好きみたいですよ
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こんにちは (たにむらこうせつ)
2016-09-12 14:52:15
息子さん良く釣れました!
大物ですよ(^-^)
親子で釣り・・・私は釣り堀くらいでした(^^ゞ
みんなのブログからきました。
詩を書いています・・・よろしくお願いします!
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Re:Unknown (bleczzr400)
2016-09-12 21:43:14
こんばんは。
ベッコウゾイだったのですか。さすがによくご存知ですね。ソイやメバルは見分けるのが大変です。
また、ギンポ情報どうもありがとうございます。機会があったら、釣りに行きたいと思います。
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Re:こんにちは (bleczzr400)
2016-09-12 21:48:53
たにむらこうせつ様
初めまして。コメントどうもありがとうございます。
私も息子との最初の釣行は海上釣堀でした。
詩を書いておられるのですね。今度立ち寄らせていただきます。
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