BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season 第1話 『困難の中でこそ、平静な心を保たねばならない。』 感想

2022-07-05 18:33:11 | Weblog
実に5年ぶりの2期。

で、1期を見直さずに見たけど、すっかり中身を忘れていて、なんだっけ、これ?って思ってしまった。

いや、さすがにこれは失礼な見方なんだけど。

でも、この2期第1話を見て思ったのは、うーん、こんな話って面白いか?ってことで。

なんていうか、こういうややこしい学校ゲームの話って、まだぎりぎりラノベがアニメ原作とかの中心で、かつ、『俺ガイル』とかが流行っていた頃の、主題が、高速であれこれ考えられる俺ってばスゲェ!みたいな自意識の塊キャラたちが織りなす物語の類いだと思うのだけど。

でも、そういうのって、いわゆるゼロ年代コンテンツの残滓・・・だよね?

それが今、流行るの?って素朴に思ってしまうのだが。

でもまぁ、それなり食いつきはいいようだから、流行るのかね。

一言、めんどくせー、って言いたくなる話だと思うのだけど。

で、この2期第1話を最後まで見たところで、あぁ、そういえば1期もなんかこういうぐだぐだした展開でなんかよくわからなかったなぁ、ってことだけ思い出した。

2期からはどうやらヒロイン入れ替えがあるみたいとは聞いたけど、でも、これヒロインとか特に関係ある話なのか?とも思ったり。

なので、すでに関心は、なんでこんなややこしい、あえていえばナルシストたちの傷のなめ合いと騙し合い、イキリ合いのような物語が流行るのか、そっちのほうに向かっている。

そのあたりの観察対象として見続けるかもしれないけれど・・・

にしても、ギスギスした展開がきついかなぁ。

なにが面倒かって、こうした視聴者/読者が感じている「場の空気の悪さ」を、主人公の綾小路が、観察者よろしく、逐一解説してくれているところで。

まぁ、プレイヤーキャラっぽいといえばそれまでなのだが。

物語総体として、現代日本社会の教育制度に向けて呪詛を吐く、っていうのが主題なのかもしれないけれど。

ただそうなると、日本以上に中国で人気?とかいう噂には、思わず苦笑いw

洒落になってないよなぁ。。。

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