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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア  感想: アスナ視点のSAOのリスタート、思っていた以上によかった! ミトの今後の活躍にも期待!

2022-07-14 16:53:09 | SAO/AW
SAOPの映像化の第1弾!

っていっても、またアインクラッドの第1層からかよ? って気持ちも強くて、すっかり放っておいてしまっていたのだけど

いや、個人的には、アインクラッドを何度もこするよりも、本編のユナイタル・リングの方を進めてくれよ、と切に願っているほうなのでw

とはいえ、このSAOP第1弾。

ティザーのときからアスナが全面に出ていたことから想像がついたけど、完全にアスナ視点でのアインクラッド編だった。

たしかにこれはこれで新鮮。

アスナの学生生活や家庭での様子、特に厳しいお母さんとのすれ違い、とか、彼女の原点を補完できるところは多く、新作でも、あぁ、確かにこんな感じだったのだろうな、と。

あと、アスナのお兄さんって、これが初登場じゃない?

で、そのお兄ちゃんのナーブギアを借りてSAOにログインしたのが運の尽きだったのは知っていたけど、

とはいえ、あのゲーム素人のアスナがどうしてわざわざSAOにログインしたの?

という疑問に答えるために登場したのが、学友のミトだった。

この流れはうまかったと思う。

あと、ミトに裏切られたことによって、あのキリトに初めて出会った頃の「やさぐれたアスナ」が登場したわけか、というのも納得できる補完。

だって、アスナって、面倒見のいいお嬢様、というのが本来の姿なのに、なんであんなにやさぐれてたの?って思ってたから。

もちろん、いきなりデスゲームに巻き込まれたから、という理由で了解していたわけだけど、もう一段、信じていた友だちに裏切られたから、という理由があった、というのは上手い。

加えて、その裏切られたと思っていたミトから渡されたのが、彼女がドロップアイテムとして得た、アスナの代名詞たるレイピアだったのだ! というのだから。

もう、このあたりの超ご都合主義は、これぞ川原礫!という感じのコテコテぶりだったので、感動しつつ笑ってしまったw


まぁ、とにかく、こんな具合で、改めて語られた第1層攻略だったけど、思っていた以上に楽しめたw

さすがに、キバ王のベータテスター叩きには、飽きちゃったけどw

しかし、新キャラのミトだけど、彼女、はたしてアインクラッドを生き残ることができたのか?

生き残っていたとしたら、今後、本編で登場することもあるのかな? とちょっと楽しみだったりする。

もっとも、生き残っていたらとしたら、アスナと同級生なので、例のSAOサバイバーの高校に進学していることになるはずだから、いろいろと設定上の微調整は必要になるのだろうけれど。

でも、できれば再登場させてほしいかな。

そうすることでアスナ視点のSAO、というコアな再鑑賞の仕方を生まれるかもしれないしw

もとから作者がアスナ推しでもあるから、アスナ版の「新釈SAO」というのもありなような気がするし。

ただ、その場合は、作者自身ではなく、他の書き手にかいてもらわないと、いつまで経っても、SAOの本編が進まなくなるからw

ついでにアクセル・ワールドの執筆も遅れてしまうだろうしw

ということで、思っていた以上に面白かったw

最後に一瞬だけ、アルゴ姉さんが登場したのはご愛嬌だったけどねw

次作ではアルゴ姉さんが大活躍するはず!

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メイドインアビス 烈日の黄金郷 第2話 『還らぬの都』 感想: 深界六層の生態系もヤバいな!

2022-07-14 00:15:50 | アビス
いよいよ深界六層の冒険が始まったわけだけど、ボンドルドとの戦いを経て、リコ、レグ、ナナチのパーティの連携がごくごく自然になされるのがなんかいいw

なんだかんだいって、深界六層にまでたどり着いただけのことはある。

もはや子どもたちのパーティとはいえない、ということで。

そもそも3人ともがワケアリの存在だものね。

リコは一度アビスで死んで生き返った存在だし、レグはロボ、ナナチは成れ果て、だし。

その3人がそれぞれの特性を活かしてそれぞれの役回りをきちんと意識して果たし合う。

もちろん、無意識のうちの連携なんだけど。

そこにプルシュカが白笛として随行するのだから。

ほんと、人の魂とはなにか、魂が宿った存在ならそれは人なのか?って感じで、「生命」とはなにか、常に問い続けながら物語が進んでいく。

そして、生命を続けるには、ちゃんと食わないといけない。

食うためには、常に獲物として生命を確保しなければいけない。

それらの動きがごくごく自然になされ、ごくごく自然に描かれるのが心地よい。

ホント、いい話だ。

って、今回はまだ、序章の序章でしかなかったけれどw

でもね、ホント、生きている、ってどういうこと? って常に考えさせられるんだよ。

そして、その追求のために、深界というくらい、深く深く下降していく。

黄泉の国へと沈んでいっているのだとしたら、最後は、生と死のあわいを見定めることになるのだろうなぁ。。。

って、まだ原作もそこまでは行ってないけどさ。

次回も楽しみだよ。

物語もキャラも設定も世界観も、全てが刺さってくる。

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