BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

グレイプニル 第67話 『本当の俺』 感想: 全編、海斗の告白と悔悛で終わったけど、もしかしてほのかもこのまま退場なの?

2021-07-20 17:56:21 | グレイプニル
前回、クレアの「超加速」というチート能力によって粉砕されてしまった海斗。

その海斗の、今際の際の告白と懺悔の回。

「本当の俺」を語ったのは海斗。

で、本当は「弱い」俺をごまかしてここまで来て、遂には、ほのかの死も受け入れられずに、彼女を化け物として蘇らせてしまったことを、いまさらながら「大反省!」して、実は、修一に叱ってほしかった、というものだった。

でもなぁ、その結果が、修一&クレアにとどめを刺されて、あとは、修一に、この世界を救ってくれ、ってダイイングメッセージを残すんだもんなぁw

いやー、それってただの呪いじゃんw

ぜーんぶ、修一に丸投げじゃんw


ただ、最後に命を絶たれるところで、頼んだ相手が修一だけだった、というのが、微妙に後を引きそうではある。

きっと、クレアには頼めないんだよね。

だって、クレアは、海斗にとっては悪魔だから。


ただ、気になったのは、今回、海斗が倒されたことで、彼の能力から再生されていた?ほのかの身体が崩壊して消えてしまったようなのだけど。

これ、どう解釈すればよいのだろう?

単純に、ほのかも成敗されたと思ってよいのか?

それとも、この海斗によって再生されたほのかの物理的存在が消えただけのことで、「災厄の源としてのほのか」は、それこそ魂とか幽体のような形で、今後も登場してくるのだろうか?

後者の場合、これは、どう考えても、クレアとほのかの密約?契約?のことが前面に出てくるよね?

下手をすると、クレアがラスボス、というか、「グレイプニル」、すなわち全てを喰らうもの、として最後は修一たちの前に立ちふさがるのかもしれない。

いや、なんかね、そんな感じがするんだよなぁ。

そうなると、マジでまた、修一、クレア、エレナ、の3人の物語になりそうだなぁ。

それと、むしろ、ほのかが白化して、修一の守護霊みたいに背後について、クレアとの最終決戦を突破しそうな気さえするw


ともあれ、これは、次回、物語としてはリセットなんだろうな。

まずは、今回の海斗の学校襲撃によって破壊された校舎の惨劇の後日談と、あの校舎崩落の中で奇跡の生還を成し遂げた三船さんが、いよいよ修一たちの世界に関わってくるということなのだろうなぁ。

そうなると、三船さんが、今度は、作中の良心として、悪魔化する修一のストッパーになる、という感じなのかね。

つまり、悪魔化にアクセルを踏むクレアと、ブレーキを踏む三船さん、という役割分担w

これで、ほのかが三船さんに憑いたら、ちょっとおもしろいけどねw

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グレイプニル 第66話 『無敵の二人』 感想: クレアの固有能力は超加速!そりゃあ、無敵だ!

2021-07-20 17:30:42 | グレイプニル
前回、海斗から腹部に致命傷の一撃を受けた修一&クレアだったけれど、なんだか様子が違うのは、クレアに変化が生じたから。

それは、クレアが修一に黙って宇宙人にコインを渡し、能力を授かっていたから。

とはいえ、海斗の襲撃という惨状を目の前にしても、クレア独自の能力が解放されなかったので、クレア自身は、てっきり、偽物を飲まされていたと思っていた。

それが、どうやら、瀕死の状態になっためか、クレアの記憶の封印の蓋が空き、一部の記憶を取り戻しから、みたい。

で、その記憶のことについては後で触れるとして、クレアが得た能力は、どうやら加速。

身体の超加速、それに思考加速。

いやー、チートじゃん!

なので、海斗を置いてきぼりにしながら、一方的に修一&クレアは彼にとどめを刺すことができた。

そう、とどめ、刺しちゃったんだよ、海斗に。

となるとさ、海斗の狙いって、やっぱりこの2人の能力を覚醒させるところにあった、ってことのようで。

そうして、ほのかにとどめを刺すために修一&クレアの能力を底上げさせようとしたのだろうね。

問題は、これで海斗が文字通り、退場してしまうのかどうか。

とりあえず、思考加速時空にいるから、海斗が死ぬ間際に何らかの対話を試みることもできるような気がするけど。

あるいは、海斗の死に際のメッセージとかね。

それによって、次回以降の方向性が決まるかなぁ。


で、そのためにも重要なのが、最初にあったクレアの封印された記憶のところ。

それは第1話冒頭で描かれた修一がクレアの喉を締め上げている場面だったわけだけど、あれはまず、どうやら事実としてあったこと。

そして、やはり、クレアがほのかに何かしかけたようで。

ただ、その後の描写を見ると、クレアとほのか、ってどうやらボッチの同類だったみたいで。。。

同族嫌悪で、クレアがほのかを消そうとしたのか。

それとも、実は、クレアがほのかの人格を奪ったとか。

なんか、とにかく、クレアとほのかの間のやり取りに、次回以降、話は移るんだろうな。

その際、その状況を一番良く説明できるのが海斗のはずだったのだけど、今回、倒されてしまったから、彼からのダイイングメッセージを手がかりに、今度は、クレアの記憶をサルベージする回が何回か続くのかな。

修一のときみたいに。

一体、ほのかとクレアの間で、どんな取引があったのか?

で、その取引を行ったクレアが、修一から見ても海斗から見ても、「悪魔」的所業だったようだから。

しかしそうなると、マジで、ファウスト的な「悪魔の契約」だったのかな。

ほのかの能力を最大限、発動させるために、クレアの悪魔的知性が必要だったとか?

ともあれ、それが結局のところ、物語の鍵を握ることになるのだろうな。


しかし、あの倒壊の中、よく、三船さんは無事だったなぁ。

あれ、誰か、助けたのかな?

あと、結局、修一&クレアの2人で海斗を倒してしまったけど、エレナとか、小柳チームとか、何してたんだろう?

まぁ、エレナはクレアの記憶を消した張本人だから、今後は、その件で、また関わってくるのだろうけど。

でも、小柳チームとか、このままだと、ただのいらない子チームになりかねない。

あー、でもそうか。

もしかしたら、クレアって、小柳が最初に気に入ったように、猛烈なレズ属性があって、それがほのかを操ろうとしたことにつながるのかな?

ほのかも男性よりも女性の方に興味を持っていた、とかになると、海斗の苦悩も深くなるというもので。。。。

なんか、その道に、クレアが引き込んだのかな、ほのかを。

ボッチどうしとして。

うーん。

なんか、当初想像していたのとだいぶ違う方向性だがw

とにかく、次回以降のクレアの記憶のサルベージに期待w

でもまぁ、海斗は海斗で、クレアの覚醒に賭けるしか、もう、ほのかを救う道はないと思ったからこそ、単騎襲撃、という暴挙に出たのだろうなぁ。

まぁ、そのあたりは、散り際を描く次回冒頭?あるいは回顧シーン?で語られるのだろうけど。。。



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