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BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第162話 『イレカエ』 感想

2019-07-14 17:45:57 | UQH/ネギま!
なんかよくわからないけど、ジンベエの「イレカエ」は超スゲー!という、どう見ても、後付けの理屈が開陳された回。

で、それだけ。

あとは、とにかくジンベエと十蔵の間で、暑苦しい戦闘が繰り広げられるだけ!

しかも、赤松健の漫画のくせに、女の子がひとりも出てこない!
むさ苦しい男ばかり。
どういうことだよ!
いい加減、主人公のエヴァ、出せよ!
あるいは、せめて刀太とか。
てか、夏凛たちってどうなっちゃてるんだっけ?

で、どうやら十蔵も、ゲンゴロウ同様、ジンベエさん、尊敬してます!大好きっす!みたいな、ホモオーラをビンビンにそこら中に撒き散らしていて、マジ引くわ。
キモチワル!

どう見ても今回の展開の先には、十蔵が、やっぱ俺、ジンベエさんの舎弟ッス!、ずっとついてくッス!とか言って、寝返る世界しか見えないw

なんかこのままいくと、UQホルダー男衆ジンベエ兄貴大好き!って集団が作られそうでキモいw

まぁ、それは、どうでもいいんだけど。
とにかく、女の子を出さない赤松健とか、ありえないでしょ!

やっぱり、つくづく思うのは、赤松健という人は月刊の連載にあっていないこと。週刊のノリのまま、月刊を描くから、今回のように、アクションシーンがただ増ページになってしまう。
でもこれだけのページを使うなら、中盤で今回のオチにつかった「イレカエの秘密」の話に触れて、せめて、今回の反抗のバウルの意図くらいはほのめかしてくれないと、一体全体、なにやってんだか、まったくわからない。

で、そのイレカエの理屈としての「無極太極盤」wだけど。
こんなのわざわざだして、どうする気なんだろう、作者は。

魔法世界の説明とか、刀太の不死の説明とかでも、もう十分トンデモなのに、こんな相互になんの脈絡もないような屁理屈ばかり並べ立てていって、どうするの?と思わざるを得ない。

なんどもいうけど、シンプルにネギの救出に焦点を絞れよ。
それにつながる話なら、途中、どんないざこざがあろうと、その窮地からどう抜け出すかに関心を示すこともできるけど、なんかただバウルが造反しました!とか吸血鬼の真祖が暴走しました!とかいわれても、さ。

単純に、意味不明。

物語の向かう方向がほんと見えない。

今みたいな、UQホルダーの身の上話を通じた「新展開」をしたいのなら、さっさとネギの救出を済ませて、ヨルダの先に、さらに巨悪が存在した!って流れにでも変えてほしいのだけど。

正直なところ、もう刀太の不死の説明あたりから、ヨルダとか大した敵にみえないんだよね。周りはすでに十分パワーインフレが起こっているのに、いまだにネギが救出されないほうがどうにもおかしくて。

でも、一応、このUQHはネギ救出をうたっているから、このまま引き伸ばし工作が続くと、ネギま!まで含めて、残念な駄作だった、ってことにしかならないと思うのだけど。

ラブコメも中途半端
SFも中途半端
ファンタジーも中途半端
アクションも中途半端
なにもかもが中途半端

それが今のUQHだから。
とにかく、ネギ救出をはよ!

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UQ HOLDER! 第161話 『強さの底』 感想

2019-06-09 19:44:14 | UQH/ネギま!
引き続き、十蔵とジンベエの対決。。。なのだが、
忘れないうちに先に言っておくと、刀太のバトル、どうなったー?

なんかねぇ、十蔵とジンベエの対決とか、どうでもいいよ。
ましてや、十蔵の過去とか。
なんだよ、不死になる仙丹ってw
もう不死者になる理由や原因がネタすぎて苦笑w
で、七重楼は「光の上位人工精霊」だっけ。 テキトーw

てかさ、単行本でもう20巻に達したっていうのに、いまだにUQHどうしの内輪もめ、ってどういうことよ?

ホント、話がめちゃくちゃだな。

だって、ネギま!で20巻っていったら、確か超鈴音の学園祭ジャックの話が終わるくらいじゃなかったっけ?
そこからようやく魔法世界編に入っていくわけだから、物語の大きな転換点を迎えるくらいのところで。

あのあたりは面白かったなぁ。

で、同じくらいの物量を使ってきたのに、いまだに内輪もめw
しかも、ほとんど脈絡なく都合よく登場したバールとかいう真祖がらみ。
いや、だからさ、こんなところで
「UQホルダー不死身衆・・・ その最強の二人が敵に・・・」
とかいわれても、
はぁあ? だからなんだよ?
って感じだよ。

ましてや、バサゴとかいうあんちゃんに、いきなり、ジンベエの「強さの底を見たことがない」とか、いわれてもなー

だって、なんでこのバサゴくんとか下級?構成員がそんな「強さ判定人」みたいなこと、できるわけ?

これがたとえば、カモくんとか、まぁ、ザジとか龍宮隊長あたりがいうなら、ふーん、そういうものか? ぐらいに思うことはできるけど。

まじで、こいつ、何者?
いや、前に出てきたことは知ってるけどさ。

とにかく、ジンベエとかの設定、おかしすぎだろ?って思うぞ。
てか、こうなると、イレカエの由来のほうが気になる。
だって、これさすがに万能すぎるだろ?

一応、魔法とか剣術とかの縛りの中で戦う分には、その展開をある程度予想しながら、うーん、とかうなりながらお話を楽しめると思うのだけど、もはやUQHも、戦う相手通しでほとんど共通した土台が見つからないような、異能力対決になってきちゃってるかる、ホント、くだらないくらい、つまらん。

ここのところのUQHを見ていると、逆に、荒木飛呂彦って、スタンドの使い方、うまいなぁ、とは思うかな、やっぱり。
あと、問題はあるけど、ハンターハンターの富樫とかね。

異能対決、ってバトルというよりも知能戦、知略戦になるから、決定的な決断の瞬間に至るまでのプロセスを描きこむことで、あー、そうきたかー!って唸ることができるのだけど、そういうところ、UQHには皆無だよな。

とにかく、この十蔵とか七重楼の反乱をとっとと収めて、刀太とあの吸血鬼真祖とのバトルもさっさと終わらせて、あと、バウルの真意とかも次回くらいで明らかにして、このわけわかんない内輪もめ話を一気に収束させないと、ホント、この漫画、もうどうでもいいってなるな。

正直、どうして、こんなグダグダな展開で打ち切りにならないのか、不思議でならない。

とっとと、ネギくん、救出しようぜ。

てか、ホント、ジンベエがいればもう、ネギ=ヨルダなんて倒せるんじゃないの?
それくらい、パワーバランスの描写がおかしくなってる気がする。

最後に、どうでもいいけど、
「同時九体!」
って、ゲンゴロウの攻撃、さすがに、プププ過ぎて涙が出た。
まんまじゃん!
しかも9人の自分が全裸で七十楼に襲うとか、もうギャグでしょw

結論としては、不死者だけが出てくる話って、こんなにも盛り上がりに欠けて、つまらなくなるものなんだな、と痛感。

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UQ HOLDER! 第160話 『UQホルダーvs.UQホルダー』 感想

2019-05-11 20:50:20 | UQH/ネギま!
うーん、
なんかとにかく獅子巳十蔵ってのが、俺TUEEEEE!ってだけの回だった。

しかも、この十蔵、話の流れ的に、神鳴流の元剣士。
っていっても、不死身衆なので800歳超え、なのかな。
だから、神鳴流っていっても、もう誰が師匠かとか、わからないし。

それに、本人の弁では、才能はなかったけで、不死者になったので、とにかく時間は余るほどあって剣技を磨くことだけに時間を使ってきた。

で、ついには、因果も、概念も、そして、神をも斬れる存在になった・・・

ってことなんだけど。

ん?だから何なの?

ただの、脳筋な修行バカってことだよね?
十蔵って。

むしろ、この脳筋バトル野郎の十蔵に、メッチャ愛されまくってるジンベエって何なの?ってほうだよなぁ、気になるのは。

だって、神をも超える、とか豪語しているやつが、これであんたと本気で殺れる!!!とか言われるジンベエって、話の流れ的には、まさに「神ポジション」にあるUQHってことになるじゃん。

えーっと
いつの間に、このマンガ、そんなパワーインフレ・マンガになったの?

まぁ、前々回だっけ? 刀太の不死力の源泉が、太陽系の魔力とかになったあたりで、もうなんだかなーw(苦笑)、の設定になっていたわけだけど。

正直、話がもう無茶苦茶だな。

そして、この破天荒な、バアルvsエヴァを含めた、真祖vs人工真祖対決の唐突な勃発を見ると、マジで、UQH、打ち切り決定なんだろうな。

だって、もはや物語は完全に破綻してるし、一応ある設定も整合性を著しく欠いたものになってしまっているわけだし。

だって、「神をも倒す」十蔵と、その十蔵に挑まれる「神ポジ」のジンベエがいれば、ネギ=ヨルダくらい、簡単にやっつけられそうじゃん。

だって神だぜ?

そんな奴らでも、元人間のヨルダに勝てないのだとしたら、もう、神ってなんだ?ってことになるよね。

っていうか、夏凛=ユダの設定からすれば、今回、十蔵の剣は、イエス=キリストの権能をも超えた!ってことになるわけだけど、それさー、あまりにキリスト教に対して不敬じゃない?

まぁ、夏凛をユダにした時点で不敬なのは間違いないんだけどさ。

となると、これ、ゲンゴロウの「残機制」から察せられる通り、そもそも、このUQH世界は、ネギま!の世界を模した「ゲーム世界」でした、だから、設定はなんでもありなんです!ってことなのかね。

いやー、とにかく、もう、なにがなんだか。。。

もちろん、パワーインフレも、荒唐無稽な展開も、そこに一本筋が通っていて、それなりに物語の展開をあれこれ想像できる、というのなら、全然問題はないのだけど・・・

これはもう、ホント、ダメでしょ?

正直、赤松健って人は、ラブコメだけ描いていればよかったと思うんだ。

それを何を思ったか、それこそFGOみたいな「英雄=サーヴァント」世界を、俺もやってみよう、だって「ネギま!」世界って魔法世界だから問題ないじゃん!ってことで、変な方向に行っちゃったのがいけなかったんだろうなぁ。

担当編集者、ちゃんと首に鈴つけろよなぁ。
あだち充とか高橋留美子とかを見習えよ、って思うぞ。

あだち充は高校野球しか描かないし、30年後の明青学園とか誰得?って思うけど、そこで相変わらずピッチャーやキャッチャーやバッターを描いているわけで。

これなら、素直に、ネギま!のパラレルワールドを描いたほうがよっぽどよかったんじゃないかな?

ともあれ、今回、最大の不満は、神鳴流をご都合主義的に使ったところだよね。

こんななんでもかんでも「剣豪」の系譜は神鳴流ってするくらいなら、裏千家じゃないけど、神鳴流の「裏」ないしは「影」の流派くらいにしてほしかったよ。

とにかく、後付けでなんでもありすぎ!
神鳴流、便利に使いすぎ!

しかも、この状況で、エヴァは、なんか中央に呼び出されて不在!ってんだからなぁ。

いくらエヴァはバウル様wとの決戦に出番は取っておくにしても、なー。

にしても、この先、エヴァとバウルの因縁アゲン!と、本当にやるのかね?

で、バウルもニキティスみたいに、

なんか、真祖は時間を弄んでいて暇なんで、面白そうなことやってるUQHにちょっかいだしちゃった、
でも、お前らのいきいきした様子が面白くなったから、またしばらくは仲間ずらしてやるよ!
テヘ!

・・・とか言って、元の鞘に戻るのかね?

で、最後は、今回の「誰がUQHで最強だ!」合戦で、お約束どおり、ニキティスとか十蔵とかバウルを破った「刀太様w」が、ニキティスや十蔵やバウルもお供にひきつれて、ネギ=ヨルダの討滅に繰り出すのかね?

うーん。
なんか、その最終バトルが、これ以上、ものすごいものになるようには思えないんだよなぁ。

それに、そんな最終バトルの「凄さ」を特にネギま!の流れを汲むUQHに求めてたりはしないんだよなぁ。

大体、戦闘シーン、妙に軽いし。
なんか踏ん張りとかを感じさせる「溜め」が全然ないから、
ホント、ピューン!ドカーン!って感じで、
戦いが軽い軽いw


それにしても、一体全体、どこで間違ったんだろう?
あの「ネギま!」の続編が、どうしてここまでつまらないものになってしまったんだろう?

ホント、ラブコメ、描いていればよかったんだよ。

バトルや魔法SF設定はあくまでも副菜ないしは刺身のツマくらいでよかった。

あとはさ、これ、パクティオ回、必要だったのかね?
こんなパワーインフレ、脳筋マンガになったら、そんな知略、いらないじゃん!って、心底思うのだけど。

あーあ。

なんか、やってること、禁書目録そのものだよなぁ。

あ、そうそう、ゲンゴロウに、師匠!って言われてるジンベエって、なんか、ワンパンマンのサイタマに見えたw

ジンベエ、そんなに強かったのかよ!って。
あ、ゲンゴロウはその場合、ジェノスwね。
そうなると、十蔵は、あの音速wのソニックってことになっちゃうんだけどw

まぁ、そんなどうでもいいことを思いついちゃうくらい、どうでもいい話になっちゃったんだよなぁ。

これはもう。。。

はーあ。


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UQ HOLDER! 第159話 『切り札の正体』

2019-04-10 17:01:25 | UQH/ネギま!
前回に引き続き、前々回に刀太が見せた「超パワーアップ」の秘密を明かす回。

といっても、説明のほとんどは、ニキティスと刀太の殴り合いで終わるという、いささかザツな展開。

まぁ、その過程で、ニキティスの感性のザンネンなところが紹介されたわけだけど。

とはいえ、前回の最後に見せた「真祖たちの狙い」というのは、今回も明かされずじまいで、結局、UQホルダーどうしの争いが起こるだけだった、という。

前回の最後に真祖バウルともにいた十蔵と七重楼がジンベエとゲンゴロウを襲撃して終わり。

うーん。

今どきのマンガは、ほんと、内乱とか内紛が好きだよなぁ。
真の敵は、どこか遠くではなく隣りにいた、というヤツ。

まぁ、UQHの場合、そもそも「不死性」というヤッカイな特性をもっているから、不死者どうしでないと戦いが成立しないというところもあるのだけど。

で、互いに異なる「不死性」を一種の個性として扱って、相手を攻めるなり、たぶらかすなりすることが勝負の肝になるわけで。

一種の能力バトルといえば能力バトルなのだけど。
あるいは、知略戦なのだけど。
でもなぁ。それだけなんだよなぁ。
なんだかなぁ。

とりあえず、次回、ジンベエたちがどう対処するのか、その過程で、ニキティスたちの「真の狙い」もわかるのだろう。

もっとも、単純に、増えすぎた「下等種たる人間」の殲滅、ないしは間引きが目的なんだろうけど、「高貴な」真祖さまたちからすれば。

とはいえ、最後のフェイトの言い方からすると、もしかしたらニキティスが造反するかも?、という展開も考慮の中にはあったようだから、フェイトと似た立場にあるエヴァが、とりあえずは出張ってくるかもしれないけどね。

あとは、ザジとか龍宮隊長ら金星魔族の面々が介入してくる、という展開くらいかなぁ。

正直なところ、このニキティス&バウルの造反が、一応はこの物語の最終ゴールである、ヨルダ討伐&ネギくん救済、という展開にどう絡んでくるのか、今のままでは全然わからない。

ただ、ニキティスといい勝負する刀太なら、もうヨルダが相手でも、ワンパンで済むんじゃないのかな?

てか、あんなに唯我独尊なニキティスがヨルダよりも弱いというのは、ちょっと信じがたいのだけど。

ホント、この世界のパワーバランス、今、どうなってるんだろう?

ネギま!の最終コーナーでも、バトルシーンは、ページばっかり食って迂遠だったのだけど、それでも、まだそのバトルの先にある「物語の結末」がおおよそみえていたので、そこに至るためにこのバトルシーンは必要なんだろう、ということで、なんとか読み進めることができたのだけど。

UQHは、そういう感じがしないのがね―。

しかも前々回から始まったニキティス編が、まだまだ続くという感じで。
これだけ「次回に続く」という気を持たせる展開は、週刊誌ならありかもしれないけれど、月刊誌ではちとつらい。

何がしたいんだろうねぇ、UQHって。

159話まで来て、まだそのあたりで安心できないってのは、結構、ヤバイと思うんだよねぇ。

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UQ HOLDER! 第158話 『ナンバー8』

2019-03-14 16:47:29 | UQH/ネギま!
前回、ポカン?状態だった刀太のパワーインフレの理由を説明する回。
で、その鍵を握るのが、「吸血鬼の真祖」ニキティス・ラプスw

で舞台となるのが、図書館島、懐かしー!
まぁ、今回は、「アカシャの地下迷宮」ってもっともらしい真名が明らかにされたわけだけど。

しかし、先に言っちゃうと、なんか、ホント、終わりが近そうだね、UQH。
ものすごいスピードで、ネギま!世界の裏設定を公開してきてるから。
しかも、真祖たちの口から説明させる、という省エネぶり。

まぁ、個人的には、ネギま!の頃から最も気になっていた「金星」と「魔族」の源流が明らかにされたので、なんだかんだいって、満足度は低くはないのだけど。

でもなー、
そんな全部、「俺はなんでも知ってるぜ!」って奴に語らせて終わりにするかなぁ。。。w

なんていうか、あのネギま!のときの、夏美の思いつきからネギが、魔法世界は火星にある、って真実に自らにじり寄っていった頃が懐かしい。
あのときは、ちゃんと真実に迫る「過程」があったんだけど。

今回のは、もう、ホント、ググって正解を見つけたに近いよね。
だって、図書館島って、なんでも知識が揃っている場所にいって、そこでニキティスという「司書」に全部、説明してもらえるんだもん。
もう、教えてグーグルくん!、ってやってるようなもんじゃない。

ホント、カタルシスも何もないぞ!

で、しかも、真祖バウルまで、結局、生き残ってるんじゃん。

ということは、結局、UQHも内乱・内紛かよw
なんか、もうホント、日本の漫画、ネタ切れだな。
『進撃の巨人』とも、モロかぶり、じゃない。

なんだかなぁ。。。
ホント、つまんなくなったなぁ。


そうそう、三太に、千雨の魔法ステッキが渡ったのは、マジでショックだよ。
まぁ、きっとこのあと、あのステッキを通じて、千雨の記憶なりアドバイスなりが、別宇宙から届く、とか、やるんだろうけどね。

でも、それにしても、なんていうか、そういう「使い回し」は勘弁してほしかった。
いや、パクティオの能力が、循環していくのはすでに物語内では常識だったけどさ。
単純に、千雨ネタを、こういうふうには使ってほしくなかった、ってことね。


それにしても、ここにきて、図書館島かよw

でもさ、ニキティスの説明にあった、「近隣」可能世界ってなんぞ?
近隣じゃない可能世界の本はアクセス不可能ってこと?
「あり得たかもしれない文化・文明」ってさ・・
「人類以前」「人類以外」の文明って・・・
まぁ、それが最後まで読むと、「吸血鬼を生み出した金星の文明」ってことなんだけどさ。

要するに、図書館島=「アカシャの図書迷宮」には、全宇宙の知識が全部すでに書かれている、ということでしょ。
それなら、もう、なんでもありだし、
これ、出しておけば、ネギま!世界の秘密の「解明」なんて簡単だよね。

にしても、刀太の「不死身の再生力」って、そもそも、いつどうやって身についたの?
「不死身」自体は、エヴァの眷属になったところで身についたのだろうけど、その「超絶・再生力」ってどこで身についたんだっけ?

てか、「再生力」がすごい、って話、今まであった?
なんか、刀太はすごい!ってのはあったし、いつの間に、ネギ並の力をあれこれ発揮するようにはなっていたけど、でも、その原因が、超絶・再生力にある、なんてことは、今までいってなかったよね?

てか、そのあたりの秘密も、刀太本人の口から「いろいろ調べたら・・・」って言わせるのはどうよ?
いつ調べたんだよ?
で、その結果、なんか、「魔力が湧く泉」みたいなものが、自分の魂にある、ってどうやってわかったんだよ?

そもそも、ググるキーワードの、「吸血鬼の真祖」、「金星の黒」、「掠奪吸収魔法」ってどうやって、刀太はそこにたどり着いたんだよ、って感じだし。


で、今回の話で気になるのは、やっぱりニキティスってことになるのだけど、
「吸血鬼の上位種」で、「自らの叡智と技で不死となった」、「貴族」と呼ばれる、「人類の上位種」、つまりは、「吸血鬼の真祖」って、なんやねん!

でも、「自らの叡智と技で不死となった」ってところに注目するなら、要するに、「本当の不死者」は俺だけだ!にしたい、ってことのようにしか見えない。

でも、それだったら、ニキティスが、ネギ=ヨルダをやっつけてくれればそれでいいんじゃないの?

で、そうなってない、ってことと、この世界に真祖バウルがまだいるってことになると、これ、もしかして、ラスボスはニキティスで、むしろ、刀太とネギ=ヨルダが共闘して、ニキティスを倒して終わり!って展開なのかね。。

なんか、互いの力関係もよくわからないし、しかも平行宇宙の存在もあったりすると、適当に新たなキャラや能力が、異なる並行宇宙からやってきてしまいそうで、もうなんだか、とうの昔に、物語としては破綻している。

てか、ここまでなんでもあり、になってしまった時点で、物語のカタルシスなんて吹き飛んでしまったよね。

それにしても、金星が魔界だったか・・・
というか、ネギま!世界のすべての謎の源流は金星に行き着くっこと。
うまいこと、やったなぁ。。。w

金星が真祖を生み出した母星で、そこで、「金星の黒」がうまれた。
「裏金星」が、「魔界」だった、ってことで。

でもさ、刀太の魂魄の核に無尽蔵の魔力を生み出す扉があって、その扉は「無時間」で金星の「星核」に直結していて、その「金星の星核」から太陽系という巨大システムから魔力を汲み出す、って・・・・。w
わけわからん。

まぁ、この説明自体、ニキティスが言ってるだけのことだから、「大嘘」である可能性も残っているのだけど。
そこは、九郎丸の「疑い深さ」「慎重さ」にならうべきなんだろうな。

実際、九郎丸の疑い通り、バウルは生きていて、
しかも、バウルとニキティスはつながっていた。
そのうえ、バウルは、十蔵と七重楼を付き従えているわけで。
なんか、ここまで組織内組織だと、エヴァが不憫に思えてくるなw

で、しかも、バウルの知るところ、ニキティスは刀太に稽古をつける、と言っていたということだよね。
となると、バウルとニキティスが、刀太を彼らの陣営に引き込まないとならない理由があるってことなのかね。

確かバウルは、火星にいたわけだよね。
でも、ニキティスの話が正しければ、魔界の本家は金星で、吸血鬼の真祖も金星文明の成れの果てに出来上がった不死者ってことだよね。
で、きっと、いわゆる魔族って存在は、その不死者を作ろうとするうちにできた失敗作の集積ってわけで。
となると、彼らは彼らで、つまり、バウルとニキティスからすると、再度、金星を手中に収めたいということなのかね。

しかし、そうなると、とうとうザジたち「金星の魔族」がメインになるってことなのかな。。。

うーん、そうなると落とし所は、金星の魔界を舞台にした太陽系の「魔力」エネルギーを巡る新旧の魔族の争い、ってことになるのかな。

だけど、そこまで話がインフレすると、今度は、ネギ=ヨルダの話とか、どうでもいいくらい小さな話になっちゃうよね。

ホント、何したいんだろ、UQH。

話の展開が、あまりにも行き当たりばったりだし。

そもそもこの状況を、エヴァが掌握していなそうなのも寂しいし。

あとは、とにかく、ここのところの展開だと、刀太さま、すごいっす!的な展開が多すぎてw

ニキティスも言ってたけど、ネギやエヴァよりも刀太のほうがバカな分、真実に辿り着くのが早い、というのは、なんかネギやエヴァが貶められいるようにも聞こえてきて、なんか嫌なんだよね。。。

でもあれかな。
最後は、化物語じゃないけど、「まがいもの」の方が強い!進化の証だ!とかになって、終わるのかな。。。

だとすると、一体全体、UQHという物語は、どうなったら「ハッピーエンド」といえるのだろう?
そこが一番わからなくなってきた。

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UQ HOLDER! 第157話 『最初の獲物』

2019-02-12 00:41:15 | UQH/ネギま!
うーん、
これはどうやら、マジで終わりが近そうだな。
てか、打ち切りっぽいねぇ。。。

いや、だって、なにこれ、刀太、あんた、どんだけパワーアップしてるのさ!って、ツッコミしか今回は、できないじゃない。

とにかく、よくわかんないけど、最初の獲物は・・・、っていってから、3ヶ月で、フェイトのところに単身、殴り込みかけて、とにかく、今まで見たこともない技やトリックの連続で、フェイトとその取り巻きを圧倒していく・・・。

それだけだもん。

しかもそのフェイトを圧倒する技のいずれもが、微妙にかつてのネギくんの技を「魔改造w」したようなもので。

いや、「魔天大壮」ってあたりにいたっては、もう笑うしかない、っていうか。
ネギくんのパロディでしかなくて。
さすがに、ちょっと、刀太が不憫に思えてきた。
いくら、ネギくんのコピー体だからって、兵装まで「悪ガキ」風に振らなくてもいいのにw

まぁ、いろいろズルしてるのってのは、きっと、3ヶ月の修行の間に、最近集めた、みんなのパクティオ・カードなんかも活用してるんだろうなぁ。瞬間移動とか、分身体とか、黒い羽はやしたりとか。。。

ともあれ、このひたすら、新技出まくりのバトルだけの回って、それこそ、ネギくんがラカンと「ガチ」でやりあった魔法世界の大会のときの展開と瓜二つだよね。

まぁ、あのときのノリノリのネギくんのテンションの高さと同じくらいの、ノリノリの「魔改造」的テンションの高さを刀太にまとわせることで、刀太がネギ級の達人になったことをわからせようとしているんだろうな。で、その「ネギくん5段!」みたいな判定役になったのが、今回、多分、10年ぶりくらいに、モノローグとはいえ、喋りまくりだったフェイトの役立った、ってことだよね。

だから、あぁ、君ももうネギくんクラスだね!近衛刀太!、と判定を下したところで、フェイトはお役御免、ってことで、真祖でUQHナンバー8の「ニキティス・ラプス」という新キャラにやられて終わり。。。

いやー、「最後の獲物」ってのは、ニキティスにとっては刀太だったのかねー、とか。

でも、正直言うと、このニキティスってのと、フェイトって、キャラ造形としてはなんか似てるから、二人同じ画面にいると描き分けられない!って理由で、フェイトは強制退場させられてしまったような気もするw

ともあれ、ニキティスは、敵なのか、味方なのか?
でも、このニキティスって、例のかつてエヴァと戦った真祖と関わりのあるやつなのかね?

とにかく、「真祖」って存在は、ネギま!にはいなくてUQHになって初めて出てきた存在だから、きっと、UQHの物語の帰趨には大きな影響を与える存在なんだろうな。

なので、このニキティスの登場が、あー、UQHもとうとう最終章かぁ、って思ったところ。

でも、同時に、あれ、これ打ち切りルートか?って思ったのは、今回、あっさり、刀太の桁外れの不死・再生の理由が明かされたこと。それも本人である刀太の口から、思い切り簡潔に。

「金星の黒」という形で、金星からエネルギーを吸い上げて、死んでも再生できるってことなんだけど、これって、要するに、地脈とか霊脈とか龍脈とかいう、不思議エネルギーラインを、地球から太陽系にスケールアップしただけのことだよね。

なので、理由がわかったことで、なんか物語のスケールが逆に小さくなったなぁ、と。

だって、要するにエネルギー問題ってことでしょ。

ちょっとそれはなぁ、と。
ネギま!のときの、魔法世界の消滅、って話と対して変わらないじゃん。
となると、物語としても、ホント、ネギま!のネタを使いまわしているだけになってしまう。

そのあたりの、安易な落とし方が、あー、これ、もうとにかくたため!っていわれちゃったのかなぁ、という感じしかしなくて。
なんか、結構、残念に思った。

しかし、フェイトが退場かぁ。
彼は彼で不憫だなぁ。
この世界で、ネギくんの復活を目にすることはできないってことなんだよね。
彼は不死者ではないから。

あれ、でも、彼もまたコピー体をつくるのが可能なんだっけ?

願わくば、エヴァとともにフェイトも、刀太vsヨルダ・ネギの最終決戦?に臨んでほしかったんだけどなぁ。

とにかく最後は、現時点で登場できるオールキャストで盛り上げるくらいしかないからね。

ということで、次回、ニキティスは何をするのだろう?

でも、刀太とニキティスのバトルになって、刀太がめっちゃ苦戦したら、それは要するにフェイトが、三下ヤラレ役に成り下がったってことになって、それでは、ますます不憫だなぁ、フェイト。

あ、そうか、フェイトの役回りが、あまりにも雑なところが、UQHのイマイチ乗れないところなのかもしれない、と今、気づいた。

せっかくネギま!の最後でネギくんにデレたのだから、それを歪んだ方向ではなく、もっとマシな方向で生かしてほしかったなぁ。

なんだったら、刀太の指南役に途中からなっても良かっただろうに。

まぁ、でもそうしたら、カモくんの出る幕がなくなるから、仕方なかったのかなぁ。
ホント、フェイト、不憫だなぁ。。。

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UQ HOLDER! 第156話 『永い永い3時間』

2019-01-10 15:18:59 | UQH/ネギま!
えーと、なんですか、このパクティオーの嵐はw
すごいなー
もうなんでもありだなー

まぁ、でもネギま!のときでも、ラカンがアーティファクト使ってたから、ナギとは仮契約をしていたわけで、だったら、まぁ、よくあることなんだろうけどねw

「さすがは21世紀も後半、男女の垣根は低い」・・・のですよw

まぁ、三太たちのところは思いっきり、あっさり端折られていたけどねw

そして、お約束どおり、ヒロインのキリヱに物語は集約されるw

てか、それだけだよね。
夏凛のときのように、一応は、昔話があって・・・、みたいな前振りもないw

で、問題の「永い永い3時間」は、まぁ、実際に見てくださいw

にしても、こんなにパクティオー・カード、乱発してどうするんだ?
てか、いまさらパクティオー、マジで必要なのかな?

ということで、個人的には、甚兵衛がいい味出してるな、とw
彼は、若干テンション低めのラカン・ポジションだね。
これからも、是非、そのノリで。

ともあれ、次回は、そろそろ、ちゃんと新章、初めてほしいぞw

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UQ HOLDER! 第155話 『神と意地の張り合い』

2018-12-09 17:02:42 | UQH/ネギま!
なんだ、結局、そのオチかよ・・・、って感じ。
まぁ、そうなんだろうけどさ。
なんか、話の流れ上、無理矢理パクティオさせてない?
刀太の理屈もよくわかんないしなぁ。
回天って、なんか便利すぎやしない?
てか、これ、まんま、オレTUEEEEE、設定でしかないよね。
刀太にしたら、コピー体として、ネギから受け継いだ能力でしかないわけだから。

うーん。

にしても、夏凛さん、正体がユダで西暦なみの長寿なんだから、乙女はないだろ、さすがにw
あとは、パクティオ・カード、どうして麻帆良学園の制服なんだろ?
このあたりは、適当なのか、狙いがあるのか、なんかもうよくわかんなくなってきたw

そもそもパクティオ・システムって誰がつくったのさ?って疑問は湧いてくるし、
それが「神様」の意志とか、「祈り」の意志とかいわれちゃうとね。。。

とりあえず、ここのところのUQHの展開からわかったことって、
あ、つまり、エヴァにまつわる昔話からわかったことって、
ネギま!世界の、文字通りの造物主みたいなものが存在することが明確になったってこと。
裏返すと、ネギま!世界って、一つの生簀みたいなものだった、ってことだよね。

エヴァにしても、ヨルダによる吸血鬼真祖を、人工的に再現しようとしたものにすぎない・・・ってことで、とりあえず、それでエヴァがどうした誕生したのか、ってのには説明がつくのだけど、そうすると、今度は、ヨルダや真祖バアルって、どこから来たの?何者?ってことになるよね。

となると、パワーインフレじゃないけど、説明インフレがどんどん起こってきていて、なんか、いろいろとはぐらかされているだけ、って気がとてもする。

今回の様子だと、バアルとヨルダの間にもなにか因縁があるのかもしれなさそうだし。

もっといっちゃうと、すでにゲンゴロウの残機制が紹介されているところを見ると、そもそもUQHの世界が、人為的に作られたシミュレーション世界だと思えてしまうよね。

つまり、ネギま!終盤の裏火星の魔法世界のようなもの。

あのときは、裏火星の魔法世界人だけが、「つくりもの」とされていたわけだけど、同じ理屈で、地球の人びとも「つくりもの」だった、というわけで。

てか、もう、そういうオチしか見えないんだよね。

いやー、マジで、続編は鬼門、を地で行っているようにしか思えない。

だってさ、この世界を救うって、結局何するの?
ネギの救出はとりあえず必要条件には思えるけど、それをして、もはや誰が本気で喜ぶの?
いや、エヴァとフェイトはガチで泣き崩れるようには思うけど、彼ら以外だと、もう数えるくらいしか麻帆良学園の教え子たちはいないわけでしょ?

そもそも、この世界では、明日菜は100年の眠りについているわけでしょ?
千雨も死去しているわけだし。。。

なんか、物語のゴールが、だいぶブレて来ている気がする。

ホント、この後、何するんだろう?

あと、いい加減、第1話冒頭に現れた不死者たちを、全部出してくれないかな。

結局、全貌が見えないというのが、この物語のストレスの原因だと思うので、せめて登場人物くらい、いい加減、確定してほしいとは思うわけで。

ということで、次回から、また新章となるはずだけど、今度は、あれかな、キリヱが無理矢理パクティオを試みる回かね。

それで、また3ヶ月くらい使われると、流石に辛いんですけど。。。


(追記)

あ、そうか、バアルが使った「世界樹」って、麻帆良学園にもあったやつだよね。
となると、夏凛の制服姿というのもそれとなんか、関わりがあるのかな?
夏凛のおかげで、麻帆良学園の魔力が高まっていたとか?
バアルともども、今後、なにか、今後、関わってくるのかな?


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UQ HOLDER! 第154話 『魔王誕生の軌跡』

2018-11-11 00:02:18 | UQH/ネギま!
前回の最後で、火星の魔法世界に乗り出したエヴァ、夏凛、ジンベエ、の三人。
さて、その守備やいかに・・・、という話。

で、火星を回りながら、地球侵略の指揮をとっていた元老議員をつきとめ、その爺さんを討ちにいったところで、前回、エヴァが手ひどくやられた吸血鬼の真祖バアルと交戦。

作り物の真祖エヴァvs真性の真祖バアル、との戦いは、互いに頭を吹き飛ばしても、不死身ゆえ即座に再生してしまう、というエグさ。

いや、実際、無駄に頭を吹き飛ばしたところは軽くグロくて、いやー、ネギまやUQHの絵柄で、それはいらないかなー、と思いつつ。

肉弾戦だと埒が明かないなーと思ったのか、あっさり魔獣召喚を行い、こちらもまた、物量対決になったところで、夏凛が、なんだかもう、あなた(Fateの)ギルガメッシュですか?、という感じで、光り輝く剣を雨あられのようにバアルに降らせる始末。

いやー、これ、さすがにパクリが過ぎない?と思ったのだけど、そんななんちゃってギルガメッシュ作戦を業腹に感じた真祖バウルは、これもまたよくある「時空の狭間」に閉じ込め系の技を使って、夏凛を無効化しようとしたところで、エヴァが、懐かしの「太陰道」を使って、逆にバウル様を封じて、とりあえず、その間は決着。

でも、それは仮初の勝利もどきでしかなかったから、その後もエヴァたち三人の火星の侵略者成敗の旅は続いて、で、最後はなんとかやっつけて終わり。

ここで、確かに刀太が言う通り、さすがにエヴァ、強すぎね?という感じだったのだけど、まぁ、ネギくんも最後はあれくらいやってたから、師匠のエヴァならあれくらいできて当然だったのだろうなぁ、と。

もっとも、エヴァって、そういう正面突破で敵を破るような「戦士」だったっけ?という疑問は残って、なんかキャラ、違くね?と思ったりもして。

ともあれ、そうして、火星の侵略者を成敗したところで、今回のタイトル回収で、晴れてエヴァは「魔王」の称号を得ましたとさ、という話。

ただし、その後は、結局、エヴァたちはお尋ね者扱いされ、逃亡劇を120年繰り返したところで、今回のエピソードが終わり。

で、あれ、そもそも、なんでこんな「エヴァの冒険・火星制圧編」みたいなことやっていたんだっけ?というのを思い出させるような、夏凛による「魔法使いの主従契約」の話が出てきて、次回へ続く。

いやー、正直、この最後の「主従契約」の話がなかったら、マジで、なんでこんな話してたんだっけ、という感じだった。

だって、結局、今回の話って、思いっきりダイジェスト版の話でしかなかったから。
盛り上がりらしきものといえば、エヴァvsバウルのところだけど、そもそも、なんでこの二人、こんなにガチでやり合わないといけないの?という感じだったからね。

一応、バウルによって、エヴァの村が火星の魔法世界人に襲われて、そのゴタゴタの中で、どうやらエヴァが人工真祖になってしまったみたいなことは言っていたけど、これって、なんか今後、本編に関係してくるのかな?

要するに、多分、エヴァを吸血鬼にした、始まりの魔法使いであるヨルダが、何らかのかたちでバウルとの間に確執を抱えていた、ってことなのだろうけど、その確執が、魔法世界誕生の話と絡んでくるのだろうか?

たしか、魔法世界そのものはヨルダが作ったんだったんだよね?
となると、真祖バウルからすると、もともと真祖たちのテリトリーとしてあった火星に、地球からヨルダが侵略してきたってことになるのかね?

しかし、真祖というからには、生きていくために「人間の血」が必要なはずで、そうすると、ガチで「火星人」がいたってことなのかな?

・・・ってな具合に、益体のないことを、あれこれ考え始めてしまったりするのだが。

しかし、問題は、そうした、真祖バウルvs始まりの魔法使いヨルダ、みたいなネタが、今後のUQHの展開に関わるのか?ということで。

裏返すと、今回のエピソード、なんか意味あるの?という疑問しか生じない。
てか、いらないんじゃね、むしろ。

いやー、同じ雑誌に『進撃の巨人』も載っていて、そちらがなんか最終章っぽい感じで、あれこれ、きちんと謀略を描こうとしているのを横目で見ていると、なんか、UQH、さすがに展開が行き当たりばったり過ぎないか?と言いたくもなってくる。

単純に、作者の作劇のテンポが、月刊誌にあわないだけなのかもしれないけれど。

にしてもなぁ。
もう少し、この先、何をしようとしているのか、示してほしいなぁ。
ゴールが見えない。
いや、ゴールがネギくんの救出なのは間違いないのだろうけど、それにしても先がみえないにも程がある。

単純に、次回が全然、気にならないんだよね。

さてさて、どうしたものか。

なんかもう、お話の「タガが外れた」って感じなんだよね。
なんでもありすぎて。
しかも、平行世界とか、時間遡行とかまでやっちゃってるから、ホント、後付けで物語の辻褄も簡単に合わせちゃえるので。
なので、まともに考察とかする気も、実は起こらなくて。

はーあ。
やっぱり、人気作の続編ってのは、やってはいけない「悪手」なんだなぁ。

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UQ HOLDER! 第153話 『魔法使い共』

2018-10-11 19:22:15 | UQH/ネギま!
なんだ、これー。
いきなり火星の魔法世界話じゃん!

てか、エヴァってば、魔法世界が火星にあること、知ってたのね?
だったら、ネギくんたちに教えておけよなー。

ということは、ネギくんに「闇の魔法」を授けた、巻物の中にいたエヴァのコピー体は、エヴァが真祖を討ちにいった時に火星に残していったものなのかねぇ。

あれ?でもこれ、夏凛やジンベエがいないと成立しない話だから、そもそもネギま世界のエヴァは、真祖対戦をしていないのかな?

ネギくんが最初のヨルダとの戦いで勝利した未来だと、UQHをつくる理由がないよね。
ん?
でも、UQHをつくる話と、エヴァが夏凛やジンベエに出会っている話は、一応独立しているから矛盾はしてないのか?

うーん。ややこしいな。

ちなみに、神聖魔法は「光属性」みたいだから、これ、きっと「火星の白」の系譜なんだろうな。
あれ、でも、火星のほうが闇魔法なんだよね。
となると、火星の白、の由来はどうなってる?
てっきり、夏凛が、火星においてきたものが「火星の白」になったのかと思ったのだけど、そう単純でもないのか?

・・・と今回は、細かいところを考え始めると「???」となるところが多くて、結構困ったw

いや、この展開は、想定外だったけど、こっちのほうが遥かに面白い。

てか、やっぱり、もう、刀太、いらないじゃんw
いやー、刀太とか九郎丸とか、まじでガキの描写はもういいからさ。

もうエヴァを主人公にしようよ、主人公に。
連載開始の最初のページからして、彼女が登場していたんだから、エヴァの話になっても、何にも問題ないからw

要は、実力者たちによる魔法世界の冒険の話の方がはるかに面白い。
だって、夏凛の「神聖魔法」とか、まじでチートじゃん。
しかも、火星とは別系統というのだから。

ゲンゴロウの残機制とか考えると、夏凛の神様、すなわちイエスも、一種のゲーマスみたいなものに位置づけられるんだろうね。

そのような超越者が複数いて、彼らの手による創造物なり弟子なりが、系統の異なる不死者となる。
そのうち、ジンベエの、日本神話の神様とかも、出てくるのかね?

ともあれ、
実は、今回登場の、吸血鬼の「真祖」というのは、ネギま!の頃から気になっていた存在だったので、いきなりだけど、この展開は、想像以上に美味しいw

だって、本物がいなければ、人工的に吸血鬼を作ろう、なんて話にならないので。
逆に、なぜ、ヨルダは、吸血鬼と作ろうとしたのだろう?という問いにもつながるし。
次回に予定されている、エヴァたちの魔法世界決戦で、そのあたりも出てくると面白いかな。

しかし、それにしても、UQH、物語としては破綻してきてるよな。
いや、今回の展開は、ホント、全くいいんだけど。
刀太とか、まじでいらないよ。

でもさ、この「過去話」は基本的に、夏凛が刀太に聞かせている話なわけでしょ?
そうすると、この話が終わった後、夏凛も刀太とパクティオするのかね?

でもさ、神聖魔法の方が、闇の魔法より上?じゃね?という気もするし。

もっともそうなると、キリエが言っていたように、夏凛の負け癖をなんとかしないといけない、という話にまじめになってしまうので、それも含めて、パクティオ!になるのかなぁー。
このあたりはどうするんだろう。

いやまぁ、とにかく、刀太と九郎丸のパクティオ回とかに比べれば、遥かに面白く、かつ読み応えもあるので、ぜひとも、この方向で続けてほしいw

なんだったら、永遠に夏凛の昔語りを続けてくれてもいいくらい。
いや、だってさ、
礼のまだ、本編にちゃんと出てきてないUQHの人たちもいるじゃない。
彼らとの出会い、とかあっても全然いいし。
ジンベエとゲンゴロウの、かつてあったガチバトル回でもいいし。

で、できればその中に、ネギま!キャラが微妙に絡んでくる、とかならさらにオッケーという感じ。

ともあれ、こういうネギま!世界の秘密に、エヴァを首領としたUQHの面々が明らかにしていく、という展開がいいかな。

もっとも、夏凛がメインの過去話で、こんなに面白くなるとは思ってなかったよw
正直、ビックリ!
次回も、その調子でよろしく!

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