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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第160話 『UQホルダーvs.UQホルダー』 感想

2019-05-11 20:50:20 | UQH/ネギま!
うーん、
なんかとにかく獅子巳十蔵ってのが、俺TUEEEEE!ってだけの回だった。

しかも、この十蔵、話の流れ的に、神鳴流の元剣士。
っていっても、不死身衆なので800歳超え、なのかな。
だから、神鳴流っていっても、もう誰が師匠かとか、わからないし。

それに、本人の弁では、才能はなかったけで、不死者になったので、とにかく時間は余るほどあって剣技を磨くことだけに時間を使ってきた。

で、ついには、因果も、概念も、そして、神をも斬れる存在になった・・・

ってことなんだけど。

ん?だから何なの?

ただの、脳筋な修行バカってことだよね?
十蔵って。

むしろ、この脳筋バトル野郎の十蔵に、メッチャ愛されまくってるジンベエって何なの?ってほうだよなぁ、気になるのは。

だって、神をも超える、とか豪語しているやつが、これであんたと本気で殺れる!!!とか言われるジンベエって、話の流れ的には、まさに「神ポジション」にあるUQHってことになるじゃん。

えーっと
いつの間に、このマンガ、そんなパワーインフレ・マンガになったの?

まぁ、前々回だっけ? 刀太の不死力の源泉が、太陽系の魔力とかになったあたりで、もうなんだかなーw(苦笑)、の設定になっていたわけだけど。

正直、話がもう無茶苦茶だな。

そして、この破天荒な、バアルvsエヴァを含めた、真祖vs人工真祖対決の唐突な勃発を見ると、マジで、UQH、打ち切り決定なんだろうな。

だって、もはや物語は完全に破綻してるし、一応ある設定も整合性を著しく欠いたものになってしまっているわけだし。

だって、「神をも倒す」十蔵と、その十蔵に挑まれる「神ポジ」のジンベエがいれば、ネギ=ヨルダくらい、簡単にやっつけられそうじゃん。

だって神だぜ?

そんな奴らでも、元人間のヨルダに勝てないのだとしたら、もう、神ってなんだ?ってことになるよね。

っていうか、夏凛=ユダの設定からすれば、今回、十蔵の剣は、イエス=キリストの権能をも超えた!ってことになるわけだけど、それさー、あまりにキリスト教に対して不敬じゃない?

まぁ、夏凛をユダにした時点で不敬なのは間違いないんだけどさ。

となると、これ、ゲンゴロウの「残機制」から察せられる通り、そもそも、このUQH世界は、ネギま!の世界を模した「ゲーム世界」でした、だから、設定はなんでもありなんです!ってことなのかね。

いやー、とにかく、もう、なにがなんだか。。。

もちろん、パワーインフレも、荒唐無稽な展開も、そこに一本筋が通っていて、それなりに物語の展開をあれこれ想像できる、というのなら、全然問題はないのだけど・・・

これはもう、ホント、ダメでしょ?

正直、赤松健って人は、ラブコメだけ描いていればよかったと思うんだ。

それを何を思ったか、それこそFGOみたいな「英雄=サーヴァント」世界を、俺もやってみよう、だって「ネギま!」世界って魔法世界だから問題ないじゃん!ってことで、変な方向に行っちゃったのがいけなかったんだろうなぁ。

担当編集者、ちゃんと首に鈴つけろよなぁ。
あだち充とか高橋留美子とかを見習えよ、って思うぞ。

あだち充は高校野球しか描かないし、30年後の明青学園とか誰得?って思うけど、そこで相変わらずピッチャーやキャッチャーやバッターを描いているわけで。

これなら、素直に、ネギま!のパラレルワールドを描いたほうがよっぽどよかったんじゃないかな?

ともあれ、今回、最大の不満は、神鳴流をご都合主義的に使ったところだよね。

こんななんでもかんでも「剣豪」の系譜は神鳴流ってするくらいなら、裏千家じゃないけど、神鳴流の「裏」ないしは「影」の流派くらいにしてほしかったよ。

とにかく、後付けでなんでもありすぎ!
神鳴流、便利に使いすぎ!

しかも、この状況で、エヴァは、なんか中央に呼び出されて不在!ってんだからなぁ。

いくらエヴァはバウル様wとの決戦に出番は取っておくにしても、なー。

にしても、この先、エヴァとバウルの因縁アゲン!と、本当にやるのかね?

で、バウルもニキティスみたいに、

なんか、真祖は時間を弄んでいて暇なんで、面白そうなことやってるUQHにちょっかいだしちゃった、
でも、お前らのいきいきした様子が面白くなったから、またしばらくは仲間ずらしてやるよ!
テヘ!

・・・とか言って、元の鞘に戻るのかね?

で、最後は、今回の「誰がUQHで最強だ!」合戦で、お約束どおり、ニキティスとか十蔵とかバウルを破った「刀太様w」が、ニキティスや十蔵やバウルもお供にひきつれて、ネギ=ヨルダの討滅に繰り出すのかね?

うーん。
なんか、その最終バトルが、これ以上、ものすごいものになるようには思えないんだよなぁ。

それに、そんな最終バトルの「凄さ」を特にネギま!の流れを汲むUQHに求めてたりはしないんだよなぁ。

大体、戦闘シーン、妙に軽いし。
なんか踏ん張りとかを感じさせる「溜め」が全然ないから、
ホント、ピューン!ドカーン!って感じで、
戦いが軽い軽いw


それにしても、一体全体、どこで間違ったんだろう?
あの「ネギま!」の続編が、どうしてここまでつまらないものになってしまったんだろう?

ホント、ラブコメ、描いていればよかったんだよ。

バトルや魔法SF設定はあくまでも副菜ないしは刺身のツマくらいでよかった。

あとはさ、これ、パクティオ回、必要だったのかね?
こんなパワーインフレ、脳筋マンガになったら、そんな知略、いらないじゃん!って、心底思うのだけど。

あーあ。

なんか、やってること、禁書目録そのものだよなぁ。

あ、そうそう、ゲンゴロウに、師匠!って言われてるジンベエって、なんか、ワンパンマンのサイタマに見えたw

ジンベエ、そんなに強かったのかよ!って。
あ、ゲンゴロウはその場合、ジェノスwね。
そうなると、十蔵は、あの音速wのソニックってことになっちゃうんだけどw

まぁ、そんなどうでもいいことを思いついちゃうくらい、どうでもいい話になっちゃったんだよなぁ。

これはもう。。。

はーあ。

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