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BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第172話 『不死狩りの神刀』 感想

2020-06-11 17:53:01 | UQH/ネギま!
えーと、なんかよくわかんないけど、いつのまにか

褐色系のイケメン達人 vs 6枚の羽を持つ天使

の戦いになっていたw

誰それ?って感じだけど、これが

刀太 vs 九郎丸

っていうんだからw

いや、これもう、キャラ崩壊でしょw

てか、もはや違うマンガだよね?

だって、これ、もう、デビルマンでしょ?

(デビルマンとなった)不動明 vs (天使となった)飛鳥了

・・・の焼き直しじゃんw

赤松健、どんだけ、他作品からネタをパクってくるんだよw

しかも、ドラゴンボールも真っ青の、ウルトラ・スーパー・パワーインフレ!w

だって、回天で太陽系から無尽蔵の魔力を常時補給して瞬間再生を繰り返す刀太を、天使モードの九郎丸が技で圧倒するって、どういう話だよ?、って思うでしょ。

あー、しかし、この神刀化した九郎丸からの天使モードへの変形があったから、九郎丸って、両性具有体設定だったのかぁ。

なるほどなぁ。

にしても、冷静に考えて、「神刀」ってなによ?

いったいどこから、あれだけの力を引き出してきてるんだよ?

どちらかというと、褐色系イケメン状態の刀太が振るっていた「黒棒」の方が、今回はかっこよかったと思うけどw

でも、今後は、刀太が「来い!九郎丸!」とか叫んだら、「神刀」モードの九郎丸が、刀太の右手に収まって、ヨルダと対峙することになるのか。

右手に神刀、左手に黒棒、の二刀流w

ホントに、なんか違うマンガになっちゃったぞー!

で、さらにこの上に、刀太は「火星の白」も使えるようになるんだよね?

もうわけがわからん。

むしろ、そんな怪物・刀太をも、初見で圧倒するであろうヨルダ、って一体全体何なの?ってことになりはしないか?

こうなった以上、どこまで壮大なウソというかバカ話(←褒めてるからね)として、UQHを赤松健が終わらせるのか、って方に興味が湧いてきた。

ここまで広げた風呂敷、さて、どうたたむ?

もはや天体規模のエネルギーレベルにはすでに達しているから、終わりは、グレンラガンみたいに、銀河系をぶつけ合うようなバカ話になるのかな?

いやー、とにかくビックリだよw

あ、そうそう、ここに来て九郎丸兄が、なんかいい感じに弟/妹想いのいい兄貴になっているのが、それってさすがにズルくね―?って思ったよw

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UQ HOLDER! 第171話 『不死の怪物』 感想

2020-04-12 10:54:30 | UQH/ネギま!
なんか、いきなりの超展開!

前回、桃源神鳴流の剣士たちに、不死者斬りの技で瞬間再生を封じられた刀太だったわけだけど、間をすっ飛ばすと、なんか、今回のエピソードの最後の方では、Fateのアーチャーみたいな、イケメン魔族兄ちゃん、みたいになってしまったw

うーん、これはちょっとビックリw

で、その一方で、前回、拉致られた九郎丸は、よくわからないけど、以前に身体に取り込んだ刀の精霊のような、真っ黒クロスケみたいな存在でああるヒナ?を、九郎丸から分離できなくなるくらい一体化してしまっている、という理由で、なんと、九郎丸のまま、日本刀に帰られてしまっていたw

えーと、これって、刀剣乱舞のパロディかなにか?

ともあれ、火星にやってきたら、刀太はFateキャラのパクリ、九郎丸は刀剣乱舞のパクリ、という、なんか、ぜんぜん違う漫画になってしまったw

まぁ、刀太の場合は、どうやら金星の黒たる闇の魔法を純粋化させたら、ホントに魔物になってしまった!ってことのようだけどね。

あとは、九郎丸の里である桃源神鳴流は、怪物の力に頼らずにヨルダのような怪物を討伐する、という目的で結成されたようだから、確かにやってることは一貫しているようなのだけど。

でも、多分、その原理主義的な傾向に嫌気が差して、今回、月詠も、脱退を決め込むみたいだけどね。

てか、あの人、ホントに月詠だったんだ。

地味に驚いた。

そして、刹那たちの頼みで、帆乃香と勇魚を育てていた、というのも微妙にびっくり。

ということは、この火星編になってから、やたらとネギ君と「白き翼」のメンバーが、銅像とかで登場していたのも、意味があることだったのかね?

むしろ、刀太たち、ネギ君のクローンたちの製造ノウハウが、この火星で開発されていたとか理由からなのかね?

だったら、九郎丸の兄が、意味深に刀太の「覚醒」を促していたのもわかるのだけど。

彼もまた、刀太の出生に絡んでいて、刀太のポテンシャルを最初から知っていいたような素振りだし。

そもそも、雪姫=エヴァとは古くからの知り合い、ということのようだし。

でもさ、そうなると、どうしても気になるのは、ここが火星で神鳴流の里だ、ということで。

となると、あの九郎丸兄の正体って、ネギま!のときのゲーデルだったりするのかな?

あるいは、ちょっと絡め手で、タカミチ?

なんか、桃源神鳴流は桃源神鳴流で、フェイトのように、ヨルダ討伐にあたって雪姫たちと袂を分かった一行のように思えるのだよね。

そういえば月詠って、UQ holder での登場は、最初、フェイト一味の一人だったからね。

まぁ、昔の馴染みから、ってこともあるのだろうけど。

もっとも、もともとフェイトも火星出身だったし。


ということで、意外とこの「VS不死狩り編」って、刀太たちが「作られた」理由や方法をめぐる情報開示編になるのかもなぁ、と思い始めてきた。

その意味では意外と面白くなってきた。

まぁ、アーチャー似の刀太はどうかと思うけどw

あんた誰?ってレベルだしね。。。

ただ、金星の黒、闇の魔法を極めた先に、このダーク刀太みたいな存在があるのだとすれば、やっぱり気になるのは、火星の白を極めた先にあるホワイト刀太?みたいな存在のことだよね、やっぱり。

この「VS不死狩り編」の結果、ヨルダ討伐のために刀太が製造された理由がはっきりさせられるような気がしてきた。

さてさて、どうなるやら。

しかし、九郎丸、完全に刹那ポジションになってきたなw

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UQ HOLDER! 第170話 『不死祓い』 感想

2020-03-11 15:47:03 | UQH/ネギま!
「VS.不死狩り編」開始、って、せっかく火星まで来たのに、またぞろ脇道にそれるような展開になってしまった…。

まぁ、裏神鳴流の話だから、一通りこの「VS.不死狩り編」が決着を見た暁には、九郎丸の兄貴が味方になるなり、あの「概念切り」みたいな「不死祓い」って技を、九郎丸や刀太も使えるようになって、対ヨルダ戦の切り札にするということかな。

ヨルダだけ斬って、ネギくんだけは残す・・・みたいな?

もしくは、九郎丸の身体の中に収まっている、桃源神鳴流の「神体」ってやつを九郎丸なり刀太が利用できるようになる・・・とか?

ともあれ、この「VS.不死狩り編」が、ヨルダ討伐に向けた必須アイテムなり必殺技なりを手に入れるためのものなら、横道にそれても、まぁ、仕方ないかな。


それにしても、最後、「不死祓い」で、文字通り真っ二つに斬られた刀太は、次回、どうやって復活するのだろう?

もっとも、裏神鳴流の剣士たちの目から見れば、あんな魔族化した刀太なんて、ただの不死のモンスターにしか見えないだろうから、問答無用で斬りたくなるのもわかるw

やっぱり、いまは火星にいるから、ここで「火星の白」の使い方に改めて習熟するようなイベントが来るのかな?

とりあえず、不死祓いを自力でなんとかできるようにならないと、この先、どうしようもない気がするし。

それとも、ここで裏神鳴流の中の分派がいて、刀太を直しつつ、しばらくの間匿うような新キャラが登場するのだろうか?

それはそれでありそうな展開だけど。

あとは、九郎丸が高揚して思わず出した「羽」だよね。

あれは何なのだろう?

ネギま!のときの刹那が出していた羽にも似ているけど。

もしかしたら、九郎丸は、刹那の遺伝子を使って作られた存在だったりするのかね?

でも、そもそも、この裏神鳴流には、月詠がいるんだよねぇ。

だから、何らかの形で、刹那絡みのネタも関わっているようには思うのだけど。


で、最後に、思わず悶ていた九郎丸だけど、うーん、ああいうのはいいや。

なんか、あれをエロと思え、というのがそもそも厳しい。

だって、九郎丸って、両性具有体、って感じだから、まず、あの姿をどう受け止めればいいのか、ということがまずは気になってしまう。

むしろ、九郎丸に語らせることで、無理矢理、あれが疑似性行為だと、読んでる側に強要されているのが、ちょっと困る。

吸血行為が擬似的な性行為というのは、吸血鬼ものの定番だから、さして驚くにも当たらないわけで。

ストブラでさんざんっぱら、見せられてきているし、正直、あちらのほうが正しくエロい気もする。

ということで、九郎丸の扱い、面倒なので、女子なら女子に、とっとと変えてほしい。

男子のままにするなら、今回のような描写は、むしろキモいのでやめてほしい。

なんか描写が中途半端すぎるんだよね。

そういう意味では、両性具有体って設定は、要するにこれは人形です、って言っているようなもので、表現としてセーフゾーンを確保するために使っている方便のようにしか見えないかな。

そういう点では、ただの表現の実験なのかもしれないけれど。

でも、だとしたら、ちょっと趣味が悪いよね、半端に倒錯が混じっていて、かつ、そうした読み方を強要されるのは。


とまれ、刀太、なんとかして生き延びろw

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UQ HOLDER! 第169話 『不死狩り』 感想

2020-02-08 19:05:48 | UQH/ネギま!
前回の引きから、一応、エヴァと刀太の間の関係性は、もとどおり物語当初の「雪姫と刀太」の関係に戻ったようで。

むしろ、エヴァとの関係を安定させたところで、一応、この物語のオリジナル・ヒロインたちであるキリヱや夏凛たちとの関係をきちんと深めろ、という方向に戻ってきた。

なんだか、物語的には随分、迂遠な展開だな。

・・・と思っていたら、九郎丸まわりで、いまさらながら神鳴流の話になって、あー、そんなのもあったねー、と。

月詠さん、久しぶりだな―、とかねw

それで、ホント、今更ながら、九郎丸の実家である、裏火星の神鳴流、その名も「桃源神鳴流」のことが説明された。

なるほどねー、ネギま!のときの刹那の神鳴流は「京都神鳴流」で「表」。

で、裏火星の神鳴流はその「裏」で「桃源神鳴流」。

となると、ネギま!のときの、ゲーデルが使っていた神鳴流が、この桃源神鳴流の出発点なのかね?

まぁ、そんなネギま!世界の細かい設定の話は、おいておいて。

いや、ホントにこういう設定話は、もういいよ、と思うのだけど、でも、裏火星に、エヴァ一行がやってきて以来、こういう話が増えているようで、ちょっと興ざめ。

そういう話よりも、ヨルダの討伐にとっととでかけてほしいのだけど。。。

まぁ、一応、今回の話は、そことも関わるようだけどね。

どうやら、九郎丸の「人為的は不死性」は、ヨルダを討伐する際に、一度、ヨルダを九郎丸に憑依させた上で倒すために開発されたようだから。

つまり、九郎丸は、桃源神鳴流がヨルダ討伐のために用意した人柱、って感じなのだろうね。

そのあたりは、次回、明らかにされるのだろうけど。

で、当たり前のことながら、刀太は、九郎丸を守る側にたって、桃源神鳴流の剣士たちとやり合うことになる、ということなのだろうね。

お願いだから、その対決、サクサクと次回くらいで終わりにしてくれるとありがたい。

とにかく、もう目と鼻の先まで来てるのだから、ネギくん救出を最優先にしてほしい。

なんかねぇ、前回のエヴァの話から、今回の桃源神鳴流の話への展開も典型的だけど、どうも、このUQH、お話の展開が、いきあたりばったりな感じが絶えなくて。

あるエピソードから次のエピソードへの流れが、いかにも取ってつけたようなかんじにしかならなくて、正直、つまらないんだよね。

簡単にいうと、伏線がなさすぎ。

もう少し、事前に、つまり、数話前に、火星の神鳴流は少し違うんだよ、とか、九郎丸にぽそっとでも話させておけば、今回のお面をつけた剣士様たちが出てきても納得できるのだけどね。

でも、ついさっきまで、エヴァと色恋沙汰の話をあれこれしていた直後のエピソードで、いきなり、お面剣士たちじゃねぇ。。。

いかにもテンポが悪い。

それでも、このUQH、もう169話も続いているんだよなぁ。。。

一度でいいから、ネギま!のときのような、次はどうなるんだろう?!、というワクワク感を醸し出してほしいところ。

それあって、早くヨルダ討伐に臨んでほしいんだけどね。。。

ホント、物語の構成や展開がいきあたりばったりなのが残念。

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UQ HOLDER! 第168話 『幸せのかたち』 感想

2020-01-10 11:25:34 | UQH/ネギま!
フフフ、やっと待ち望んでいた時が来たね!

エヴァのデレ回
そして、エヴァを愛でる回

突き詰めれば、それだけw

ひたすら、エヴァの回。

でも、今回の話を見ると、あー、いや、マジでUQ HOLDER! も終盤なんだな、と思うよね。

だって、今回、エヴァが刀太に見せた「幸せ」の顔は、まさに、UQH第1話の扉の、麻帆良学園の3-Aのみんなが一人ひとり消えていき、最後はエヴァ一人になってしまった悲しみへの、孤立感への、憂鬱への、回答になっているから。

不死者としてひとり残されたエヴァが、今が「幸せだ」と思える時を迎えたのだから。

それも、3-Aのメンバーだけでなく、UQHのメンバーも含めてのこと、というのだから。

かつて刀太が出会った「孤独の姫」だったキティが、紆余曲折を経て、今に至る。

もちろん、最大の転機は、ネギ君を含む3-Aのクラスメイトと出会って馬鹿騒ぎをしたことにあるのだけど、その後、自分だけ不死者として取り残されたところで、目的は確かにあったものの半ば手慰みに作ったUQHの面々に、エヴァ自身も救われているのだから。

この展開は、一応、第1話の扉と見開き(=UQH揃い踏み)で予告したことの、見事な回収だよね。

うん、今回は素晴らしい。

もちろん、あくまでもエヴァの「幸せ」だから、ここまでの解釈はエヴァ視点でのもので、たとえば、いや龍宮隊長とかザジとかまだ残ってんじゃん!ということはあるわけど、でも、委員長がおばあちゃんで登場したりと、ちゃんと作中時間は(残酷にも)流れていることも描写されていて。

その中での、エヴァの幸せである。

しかも、今回、刀太に幸せな自分を見せたのが、火星の「新オスティア」というのもね。

よくよく考えたら、エヴァは、ネギま!のときの、火星大戦には参戦してないんだよね。麻帆良学園に囚われたままだったから。

その意味では、かつては行けなかった場所である火星に赴いて、ネギ君を始めとする3-Aの面々の勇姿が石像になっているのを見るのは、エヴァにとっては感慨深いはずだよね。

いや、大爆笑してただけなんだけどさw

でも、今この地で、ネギ君救出作戦にこれから臨もうとするところで、彼らの姿を目にするのは、それだけでも勇気づけられるのだろうし、エヴァとしても、この地にやって来れたのも、自分だけの力ではなく、紆余曲折を経て、UQHの面々の力添えがあってこそ、とりわけ、直球・直進バカの刀太のおかげだった、ってことにも気付かされて。

いや、だから、さっきも書いたとおり、今回のエピソードは、UQH第1回の扉にあった、ひとりぽつねんと佇んでいるエヴァに対する、救済であり、祝福だよね。

もっといえば、ネギま!の頃から、ボッチキャラだったエヴァが、完全にデレた瞬間。

それにしても、仲間に感謝するエヴァ、なんて見る日が来るとも思わなかったよなぁ。

まぁ、一応、そのエヴァの精神的成長を感じさせるために、日頃は、雪姫という大人の女性モードでいたのだろうな。

正直、雪姫モードは好みではなかったのだけど、「成長の証」を視覚的に示すための措置だった、ということであれば、納得。

でもまぁ、やっぱり、キティモードのエヴァのほうがエヴァらしくていいけどね。

で、今回、その姿でエヴァは、刀太が初恋だった、と告げるのだからw

いやはや、エヴァ本人でなくとも複雑だよね。

でも、そりゃそうだよね。

自分が最愛のネギ君救済のために作った「道具」「兵器」であった存在が、自分がかつて吸血鬼になって間もない時に会ったことのある初恋の相手で、けれども、その子は遺伝子的にはネギ君の子孫に当たるというのだから。

ここは、さすがに刀太の設定、盛り過ぎw!と思ったよw

そりゃ、エヴァじゃなくても、そんな相手が目の前に現れたら、あれこれと自動的に自分の行動を抑制しちゃうよね。

でもまぁ、これくらい複雑な経緯のある相手なら、エヴァが完全にデレた表情を見せる相手として申し分なかったということなんだろうな。

冷静に考えれば、エヴァには初期設定でナギを懸想していた、というのがあったし、その設定のもとでネギくんにも惹かれつつあったのがネギま!の物語だったからね。

で、あの頃は、寸止めで終わっていたネギくんへの気持ちが、まさにあの頃、ネギくん自身も言っていたことだけど、不死者として二人だけ残ってしまったからこそ、堰を切ったように動き出してしまった、というのがUQHだったからね。

今回、刀太がしょげてたように、ネギま!最終回の時間線なら、あのあと、エヴァは初志貫徹w、ナギと結ばれることになるわけで、その場合、エヴァもUQHの時間線にあるように、超鬱の状態になることもなかったわけで。

となると、そもそも刀太がいうように、エヴァが不幸を再び背負い込むことはなかったわけだよね。

でも、そこで、ダーマ師匠の計らい?で、同じくダウナーだった初期エヴァと出会っていたことで、刀太の存在意義というか、生きる目的も生まれたし、エヴァはエヴァで刀太を訳ありだけど懸想できる相手に留めることができた、ということだよね―。

いや、これ、かなりアクロバティックな展開で、正直、ツッコミどころは満載なものだと、今回のエピソードを読んだ後でも思っているのだけど。

だって、エヴァからすれば、刀太は自分が「作った」、いわばチャチャ丸みたいな存在で、それがいつの間にか、自意識をもち、自分を支える存在になろうと目指し、実際、自分を支えてくれている、若干3歳とか4歳とか、誕生してからまだそれくらいのことなのに。

という設定を聞けば、これ、完全にエヴァの自作自演じゃないの?って思うよね。

悪く言えば、慰みもののガジェットを作ったら、本気でそれを好きになってしまった、という、かなりゴシック風味のグロテスクな展開だから。

で、ちょっとだけずるいのは、それをエヴァの心象として描くのではなく、刀太の涙として描いてしまったところで。

そして、そのため、刀太にかつてのキティとの遭遇をさせていたとしたら、それはそれで趣味が悪いと思いたくなるところでもある。

なので、刀太の相手は、エヴァでホントにいいの?という疑問は、むしろ高まった。

てか、キリヱたち、どうするのさ?てこともあるし。

その意味では、エヴァに「初恋」と言わせたところも含みがあるよね。

エヴァにとって自分が今こうしてある原点に刀太があった、ということで。

あ、いま、ここまで書いて気づいたけど、これ、完全に『五等分の花嫁』の四葉と風太郎の設定と同じじゃんw 

さすがは、『五等分の花嫁』作者がバイブルと称える『ネギま!』の続編だけのことはあるw

となると、今どきは、『ぼく勉』なんかも含めて、タブーだった幼馴染エンドがむしろ普通になりそうな勢いにあるけど、エヴァと刀太はどうなるのだろうね。

多分、このタイミングでこの「初恋」という言葉をエヴァに出させたのは、きっと、だから、お前は大切だけどこれまでだな、というのがエヴァの側の本心のように思うけどね。

むしろ、刀太の気持ちに整理をつけさせるための措置というか。

で、首尾よくネギくんをヨルダの枷から解き放ったときは、晴れてネギくんとエヴァが抱き合って喜ぶエンド。

うん、多分、それだな。

刀太にとっては、年上のお姉さんとの淡い初恋として終わる。

うん、だから、終始、刀太の前では、雪姫の姿でいたのだろうな。

刀太にとって、エヴァの姿は禁じ手なんだよ、きっと。

セピア色の写真を見るような感覚。

いや、4歳? 5歳なんだけどw

しかし、この、時間線をどんどん飛ぶと、年齢と経験量が全く比例しない世界、というのは、真面目にSF的だね。

多分、この作品に、いまいちのめり込むことができなかったのは、そのあたりの時間の扱いが、良く言えば「斬新」、悪く言えば「雑」だったからなんだったんだな、と改めて感じた次第。

・・・って、これじゃ、今回が最終回みたいな感想だけど。

でもまぁ、いよいよ、大団円間近!ってことだよね。

次回、是非、ネギ=ヨルダのもとへ、進軍してほしいぞ!

最後は、ユエとか本屋とか、ラカンとかも、刀太側について、皆の力で、ヨルダを粉砕する大団円を期待している!

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UQ HOLDER! 第167話 『新オスティア』 感想

2019-12-10 10:17:13 | UQH/ネギま!
とりあえず、UQHによる裏火星の攻略戦。
どうやらヨルダとつるんでいたバウルの転移陣があるようで、その拠点たる武装組織の拠点を潰して、そこから次回以降、一気にヨルダのもとへ攻め入ろうということみたい。

いよいよ、というか、ようやく、この物語も終りが見えた、ってことね。
長くても来年いっぱいには終わる感じだね。
いや、ホッとしたよ。

で、前回までのUQHどうしによる盛大な内輪もめ的ケンカを経て、やっと一体感をもったUQHによる総攻撃が実現。

このあたりは、単にみんな、すごいねー、成長したねー、という描写だね。

相手が雑魚すぎだからw

あとは、予想はしていたけど、ニキティスくんが、完全にネタキャラしていて(笑。

ともあれ、こんな雑魚相手に苦戦してたらいつまでたってもヨルダに届かないから、とばかりに、圧倒的戦力で、ただのヤラレ役として出てきた武装組織を一蹴w

で、なぜかここに来て再登場の龍宮隊長!とともに、転移陣を確保。
その後は、一転して、お色気タイムのお風呂タイムw

戦闘シーンからお風呂場シーンというコンボw
呆れるくらいw 安易だよなぁw

で、もはやビックリ要因となった七尾は、ここは精霊らしく無性であるという都合の良い設定が付されて、なぜか女湯にいる、という展開。

あとは、お約束の展開。

で、最後に、ようやく幼女姿のエヴァが登場して、そのままセプ子wの計らいで、刀太との裸デートが実現。

うむ。
刀太とロリエヴァの二人の再登場も、いよいよ終わりだな、と感じさせてくれる。

しかし、そうなると、この話、ネギの救出は既定路線としても、救出したあと、どんなオチで終わるのかね?

一応、これまで出てきたネタだと、結末に向けた目標は2つあって、

一つは、刀太が、ネギの偉業の上を行くような、よりよい世界の到来を実現させること。

もう一つは、刀太が、ロリエヴァとの恋を実らせること。

要するに、どちらも、刀太がネギを超えることなんだけどね。

ただネギはネギで、この世界は、千雨が死んでしまった世界だからね。

彼を支える役割は、やっぱりエヴァのような気もするのだけど。。。

そうすると、刀太の相手は、キリヱを始めとする今の女子たちなのかなー、とも思ったり。

最悪のケースは、ネギがヨルダとともに消失する、という展開だけど。。。

しかし、今回も、ちょっと出てきた、刀太が受け継いだはずの魔法科無効化能力。

その「火星の白」のオリジナルホルダーたる明日菜は、この期に及んでも、ただヨルダの力を封じるための役割しかしないのだろうか?

オリジナルの明日菜が目覚めてもいい気がするんだけどね―。
でも、それじゃ、刀太の見せ場が減っちゃうのかぁ。。。

あと、ザジはザジで、別働隊で動いてるのかね?

最後のヨルダ戦は、総力戦になることは間違いないと思うので、そこにUQHの他に誰が駆けつけるのか、ちょっと楽しみではある。

ともあれ、次回は、(本来の姿の)エヴァのデレ?が見られるのかな。

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UQ HOLDER! 第166話 『祝杯』 感想

2019-11-10 17:33:27 | UQH/ネギま!
おー、ようやくネギくん救出作戦、開始か。
いよいよ終わりが近づいた、ってことだよね。
とりあえずはよかった。
この1年間くらいwの展開では、
いい加減、何やってるのか、わからなくなってきていたからw

で、前回までのバウル戦?の勝利を記念?した祝賀会が今回の話。
バトル回が続いたところで、箸休め的に置かれた「おバカ」回wと「ラブコメ?」回w

まぁ、ともあれ、UQH12人衆がようやく集結した、ってこと。
でもさ、この12人集結、って、読者的に初めて、というだけでなく、作中内の、当のUQホルダーたちにとっても初めての集結だった、ってのは、地味にビックリ。

で、それゆえ、
ニキティスvs十蔵、の「最強」対決や
十蔵vs源五郎、の「ジンベエ弟子」対決、もとい、どっちが甚兵衛さん大好きか?対決や、
ニキティスvsダーマ、の「真祖」対決や、
まさかの、ダーマvs九郎丸の、どっちが「最高だぜ―!ヒャッハー!w」対決が生じる始末。
会場は、ちゅどーんw、ばきゅーんwのあふれるカオスと化したのでしたw
チャンチャンwww

いやー、ホント、意味ねーw
バカでぇーw

で、そのバトル脳のバカUQHどもの間を、こちらも久方ぶりに集結した「刀太様大好きズ」wが、あたふたしながら、ラブコメする、という展開w

改めて思ったけど、キリヱを始めとする女子たちは、なんだかんだいってツンデレ属性が強い点で、どの人をとっても、みんな千雨の亜種みたいに見えてくるw

今回、九郎丸が、七重楼の光魔法?のせいで、完全に「九龍」で出てきたけど、たしかに、こっちのほうがムサイ学生服よりもいいかもね。

てか、バトルになった時の「華」という点で、もうずっと九龍のままでいいんじゃないかなー、とマジで思った。

七重楼といえば、唐突に、エヴァ=雪姫の執事になってあっさり今回の進行役になっていたのは、さすがにあれれ?とは思ったものの、要は、人工精霊というのは、かつての茶茶丸みたいなものなんだろうね。ロボみたいなもの。なので、あれこれ命令系統を書き換えれば、簡単に陣営を切り替えられるってことみたい。

ということで、ここのところ続いていたバウル派の裏切り騒動は、終わってみれば、UQH12人衆のうちの未登場のメンバーの能力と気質を紹介するためのものだったのね、ということで。

多分、本来なら、まっとうな敵を出して、それに対して十蔵やニキティスや七重楼をぶつけるのが筋なのだろうが、強さのハイパーインフレが進んでしまった刀太の世界では、そんなスーパーな敵役もおいそれとは出てこない、ということで、物語進行上は苦肉の策として、バウルというポッと出の真祖に操られたという結構で、UQHの間での同士討ち、という形を取るしかなかったんだろうなぁ。

だって、ホント、この半年?一年?くらいの間の物語って、ニキティス、十蔵、七重楼、の人となりを紹介するためだけの展開だったわけだから。

ついでに、甚兵衛の個人史にも触れることで、ずっと謎だった「イレカエ」の秘密に迫ることで、なんだかよくわからないけど、UQHとか吸血姫真祖とか神(←夏凛のキリスト)とかを超える「宇宙存在w」の可能性まで見せているのだから。

あと、バウルくんのもう一つの役割は、今回の最後に出てきた彼の逃走経路をたどることで、強引にヨルダ・バオトとのつながりがはっきりしたことかな。
それによって、強引だけれど、この流れでいきなり「ネギくん救出作戦」に向かうことになった。

そうそう、ついでにバウルの騒動を通じて、若干うざくなっていたフェイトも、頭部だけの存在(哀れな・・・)になって、いつの間にか、エヴァ=雪姫の協力者に格下げwされていた。

なんていうか、随分と強引に物語をネギくん救出にくっつけてきた、という感じ。

でそのために必要な刀太のウルトラパワーアップを、ニキティスとじゃれ合うことで達成し、ついでに九郎丸や三太に比べれば格段に猛者である十蔵やニキティスや七重楼が、刀太チームの戦列に加わったw

てかさー、
もうニキティスが刀太にベタぼれになっている様子って、フェイトがネギくんに堕ちたwときとそっくりで、笑うしかないなぁ、と。

ニキティス、終わってみれば、ただの「厨二病をこじらせて図書館に籠城するこどおじのかまってちゃん」みたいな、なんか属性だらけの面倒くさいキャラになっちゃったしw

いや、キャラマンガとしてみれば、ニキティスも十蔵も、面白いと思うよw
十蔵なんて、ようするに、UQHにおけるジャック=ラカン、でしょ?
なんたって「概念を切る」と、バグキャラなんだから。
まぁ、そういう意味では、その十蔵の師匠で「イレカエ」を使う甚兵衛は「チートキャラ」なんだけど。
その二人を前にすると、いくら真祖だといっても、ニキティスなんて、所詮はゲーム盤上で最強なだけのキャラになるわけでしょ。

やっぱり、この世界の最強は、異世界渡航を自在にできるダーマ師匠なんだろうね。
実際、ニキティスはガキ扱いだし。

でも、そのダーマもバウルに操られたんだよなぁ。
このあたりの、バウルの裏技の存在は、バウルにイレカエをかわされたといった甚兵衛の発言とともに、ヨルダとの最終決戦における「要注意事項」になるんだろうな。

まぁ、それくらい、つまり、イレカエの真理に迫ることのできるくらいのチートな存在にヨルダがなっていてくれないと、もはや刀太たちのパワーインフレでも殲滅できないというのが無理になっちゃうからね。

ということで、次回の、ネギくん救出作戦、つまりはエヴァの言う「反撃」の期待w

で、最後に蛇足だけど、とはいえ、やっぱりバウル騒動のエピソード、長すぎた。
それで、今回の祝賀会?の描写も含めて思ったけど、赤松健は、やっぱり月刊の連載に合っていない。

ホントは今回みたいな、おバカ回やラブコメ回は、バトル回の合間に適宜挟んでいくのが望ましいと思うのだけど、今のUQHの問題は、月刊連載の分量を週刊連載の分量と同じように、全部を使ってバトル回ならバトル回、おバカ回ならおバカ回を行ってしまっているところ。

週刊連載のときのリズムを考えたら、月刊連載の一話の中では、当然、バトルとおバカ、あるいはラブコメや日常を適宜挟む必要があるはずで。

でも、そういった緩急の切り替えが、全然ないんだよね。

なので、ものすごく物語が単調で、ついつい読み飛ばしがちになる。
裏返すと、読み進めながらのドキドキやワクワクが殆どない。

ネギま!の時でも、最初はクラスの全員が登場していたけど、魔法世界編になってから、クラスのメンバーも随分絞られて、物語が進められた。
あれくらい、キャラを絞って、その分、物語の強度を保ってほしいかな、やっぱり。

今でも思うけど、千雨がネギくんに「ここがポイント・オブ・ノーリターンになるぞ」と問いかけてから以後の魔法世界大戦?の怒涛の展開は、やっぱり、今でも素晴らしいと思っているし、魔法世界の委員長がユエを救った後に、魔法世界人であるがゆえに消されて(イレイズ)しまった場面を目の当たりにしたユエが大激昂して魔物たちに立ち向かうところとか、ドキドキするもの。ついでに言えば、その場面でユエを叱咤激励する龍宮隊長の姿とか。キャラがそれぞれ、物語を進める上で必要な役割をきっちり過不足なく果たしていたんだよね。

ああいう、文字通り、手に汗握る展開の物語をもう一度読みたいと思うのはダメなのかなぁ。

ぜひとも、ネギくん救出作戦は、そんなワクワクする展開を期待したい。
ほんとに、もう終盤なんだから。

あと、やっぱり最終決戦のエヴァは、雪姫大人モードではなく、キティモードでよろしく!
なんだったら、ダーマ師匠がガチで、「異世界を超えて人びとの運命を操る」ラスボスで、最後は、刀太とキティ・エヴァが出会った数百年前の塔で終わってもいいよ。
ネギくんが主人公ではなく、あくまでも刀太が主人公となるのなら、そのような物語の締め方でもいいと思うのだけど。
あ、でも、この世界では、エヴァのほうがネギくんにぞっこんなんだっけ?

それでも、キティ・エヴァと刀太の物語で終えてくれないかなぁ。。。
頼むよ、ダーマ師匠!

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UQ HOLDER! 第165話 『人間が好き』 感想

2019-10-11 12:38:51 | UQH/ネギま!
あはは
正気になったダーナ師匠が超☆無双!
バアルをボコボコにボコって、オシマイ!
それだけ!

簡単だなぁ。
この半年(それ以上?)あまりの、ニキティスや十蔵とのすったもんだは、いったい、何だったんだよ?

バアルを顔芸悪人にすればそれで終わりなの?
てか、結局、雪姫=エヴァ、なにもしてないじゃん!
「私の不徳・・・」って嘆息しただけ 
なにそれ!(苦笑

で、ニキティスは、十蔵よりもひどい、ただのツンデレやんw
なんだよ、「人間が好き!」って。

不死者からすれば一瞬のキラメキのような人間の「燃え上がるような生」が好き! なんだな、ニキティスも。
その話、ダンまちでヘスティアも言ってたことだよねー
悠久の時を生きる存在と人間の間に生じる恋愛の難しさ・・・の定番。
しかも、そのことを「本=小説」を通じて学んできた・・・なんて。
ツンデレの上にただの引きこもりじゃん。
てか、カズマさん流に「ひきニート」じゃん。

ニキティス、どんだけ属性コンプすれば気が済むのかw
そりゃ、刀太にすら、小せぇ、小せぇ、言われるはずだわ。

てかさ、フェイト、死に損じゃん!

あとさ、あれだけ暗躍してた七尾はどこ行った?



いくらなんでも、お話、雑すぎ。

加えて、刀太の魔族モードがもう、全くヒーローにはみえないw
なんだかなぁ。

そして、ここに来て今更ながら、強引にヨルダの「完全なる世界」が物語の焦点として浮上。
しかも、バアルによる「かのヒト族の天才ヨルダ・バオト」という大絶賛付きw

しかも、その「完全なる世界」とは、肉体を失った魂魄だけによる永遠の安寧の世界、っていうのだから。
これ、もう人類補完計画じゃん。
マトリクスじゃん。
最近だったらウエストワールドの世界じゃん。

なんていうか、もう、何回こすってるんだよ?っていうくらいのお約束展開。

で、そんな「魂魄だけの永遠世界」なんて、ただの「魂の牢獄」だろ!、ってのが、1万と2千年生きてきた(死ねなかった?)真祖ニキティス様の美学、てこと。

ということで、晴れて、ニキティスもまた、刀太にデレてみせてたのだったw

いやでも、このニキティスの「人間は死ぬから素晴らしい」というオチが、いわば不死の存在を扱うお話の定番であることを思うと、むしろ、同じく真祖であるにも関わらず、人間なんて塵芥の類で、良くてもせいぜいが真祖の思い通りになるという意味で庇護の対象でしかない、という「貴族」的発想が1万年以上も続けられることのほうがすごいと思うのだけど、どうなのだろう。

かりにもニキティスは読者家で、塵芥の存在たる人間が書き記した本を手にすることで、その塵芥の立場から世界を見る手立てを知ったわけでしょ?

もちろん、それもいろいろと紆余曲折あってたどり着いたところなのだろうけど、それにしたって、いつの間にか、人間の側の論理や心情を理解しようと思った。少なくとも理解することに興味を持った。
ただ、それも1万2千年も時間があって、要は「ヒマ」だったからでしょ?

裏返すと、バアルは、その退屈な時間を何に費やして、過ごしてきたんだろ?
そちらのほうがよっぽど気になる。

だって、十蔵だって、死ねなくなって、ある意味ヒマをもてあまして素振りだけしてたら、「神をも切る」超絶剣豪wになってしまったのだから。それだって、たかだか500年くらいのことだったわけだよね?

それっぽっちの時間で十蔵は神に届きそうなのに、バアルは、ホント、なにしてたんだろう? 七尾もなにか思うところはなかったのかね。

それに真祖といったって、結局のところ、この世界の神ではないわけでしょ?
つまり、真祖もまた、神に造られた存在だ、ということでしょ?

そうすると、この先、ついには神様もでてくるのかね?
少なくとも夏凛は、神に愛されてきたわけだし。

ということで、もうなにがなんだか、わからない。

話のスケールがとっくの昔に、ネギ救出のレベルを超えている。

でも、とりあえず、やっぱり「完全なる世界」の実現だけは阻止しなければならない、ってことだよね。

結局、そこに落ち着くのかなぁ。

しかし、それにしても、ダーナ師匠、無双すぎ!
もしかして、真祖のフリしてるけど、ダーナは神の一柱だったりするのかね・
バアルへの圧倒ぶりを見ると、実力差がありすぎるように思えるので、やっぱり、ダーナは、もう一段上の、吸血鬼の上位存在のように思えるなぁ。

まぁ、そうすると、あらためて、魔族ってなに?問題も浮上しそうだけど。

とまれ、とにかく、一件落着!w

さすがに、そろそろ、エヴァの無双がみたいぞ!
それも、雪姫バージョンじゃないほうね。

とっととネギくんを救出して、ヨルダを倒して、神に謁見しようぜ!

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UQ HOLDER! 第164話 『結集』 感想

2019-09-10 17:17:11 | UQH/ネギま!
クックックーw
「苦笑」を禁じえないとはこのことかw

あー、これ、マジで打ち切りだわ―!

だって、何の脈絡もなく、まさに今までいなかったキャラが「結集」しているわけで。

いや、いくら同じ真祖だからって、ダーナ師匠まで出してくる始末。

雪姫は、なんか、ごめん、出張から今帰ったわ、という感じの唐突さで再登場するし。

十蔵は、なんだよ、やっぱりお前、不死身衆側での参戦かよ、って感じだし。

で、ニキティスと七重楼は、バウル側で、とにかくご登壇w

これで、連載第1回の扉に登場したUQHが全員揃い踏みですね!
これで、終わっても、問題ないですよね!!

・・・って感じの強引な結集っぷり。

いや、これ、マジで、最終決戦なんだろうけど。
もはや強さのレベルが全然わかんないので、なにがなんだか。

重力魔法に凍結魔法で返されても、それどうなの? としか思えない。

だって、その横で、金星の星核から魔力を得て・・・とか言ってるんだぜ?

あ、そうそう、
「彼の姿は「悪魔」のソレに似ていた、」
ってくだりは、
これ、ネギま!世界の魔族は、要するに金星人でした、というネタの回収ってことでいいんだろうか。

もうそんなことくらいしか、気にならないよ。

だって、これ、打ち切りでしょ?
物語の展開、もう完全に破綻してるじゃんw

なんたって、バウルが、ヨルダの「完全なる世界」を支持する、とかまで言って、強引に畳みにかかってるじゃない。

わけがわからないよ。

だったら、フェイト、殺す必要なくね?

ていうか、強キャラ、全員集合!ってところで、フェイト、ハブられてるのひどくね?

もっといえば、えーと、こんなガチバトルが用意されてるなら、パクティオカード編、いらなかったんじゃね?

それとも、この戦いの中で、パクティオカード、使うのかな?

その場合、魔力の源泉は刀太ってことになって、その刀太の魔力の源泉は「金星の星核」だから、もう無限エネルギーの使いたい放題!ってことだよね。

だって、その金星の星核からの魔力補給がもしも途絶えたら、その時は、金星が星としての寿命を終えるというときだから、それって太陽系の破滅につながるよね? そんな大惨事にまでつながるくらいなら、もはやヨルダによるネギの拘束の解除とか、どうでもいい話になるよね?

それに、今回のバウルvsエヴァの戦いが、単にヤクザ同士の抗争ってレベルでないものなら、少なくともエヴァ側に、龍宮隊長とかザジとかが現れてもいいよね?
だって、エヴァだって、突然、今回久しぶりに現れたくらいなのだから。

・・・ということで、
ホント、めちゃくちゃだよ。

いくらなんでも、連載にあたって、考えがなさすぎ。

それにしても、ろくでもない続編を出すと、もともとあった第1作まで汚すというのは、ホントだね。

てかさ、せめて、最後に活躍するのはさ、
あんなジト目の雪姫オバハンではなく、
唯我独尊のキティ=エヴァにしてくれー!

あの少女?幼女?形態のエヴァが、超絶魔法を繰り出すから、カッコいいんであって、あんなジト目おばさんが魔法を繰り出したところで、ソー・ホワット? としか思わないぞ。

あと、無駄にUQHを全裸で戦わせるのも、趣味が悪い!

なんかいろいろといっぱいいっぱいなのかも知れないけれど、
打ち切りの最後くらい、もうちょっとキレイに締めてほしいかな。

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UQ HOLDER! 第163話 『不死人同士』 感想

2019-08-10 18:29:56 | UQH/ネギま!
あー、これは、マジで、打ち切り、かねー。
ニキティスに続き、十蔵や七重楼が、なんか特に脈絡もなく登場したあたりから、気になっていたのだけど。
とりあえず第1回に表紙で描いておいたUQHのメンバーのうち、まだ出てきてないやつ、全部、出したろ!って展開で。

なんか在庫一掃っぽいなぁ、と思っていたら、とうとうダーナまで登場して。
しかも、バアルに操られるという体たらく。

で、そこにまた脈絡なく、突然、魔改造wされた刀太が登場する、という展開で。
もう、ホント、めちゃくちゃw
ワケガワカラナイヨ―!

で、めちゃくちゃ、といえば、なんなの?、あのキリヱの動き?
久しぶりに登場したかと思えば、いきなり「第二の能力」って、さw
いやいや、ご都合主義にもほどがあるでしょ?
それならパクティオー・カードが出た時点で、そうした能力が付加された!とか、とりあえず言っておけばいいのに。

まぁ、今回のご都合主義は、別にキリヱに限らないことだけど。
なんなの? 夏凛の天使モードのなんかよくわからない新技は?

で、最後は、九郎丸の、取ってつけたように出してきた、神鳴流・斬魔剣w
しかも、なんか、いろいろとお社付きで・・・

はーぁ。

ほんと在庫一掃だよねー。
一応、最後にみんな参加して活躍しましたよね!って感じを出すため(だけ)の展開。。。

まぁ、でも、このあたりは、まだいいよ。

今回、本気で呆れたのは、ジンベエのイレカエ。
技のテキトーさもさることながら(いや、まぁ、それは前回にわかっていたことだけど)、問題は、その由来。
どう考えても、あれは、ヒ○シマの原△爆弾だよね。
しかも、発売される8月上旬に、わざわざ「米国の新型爆弾」なんてぼかした表現まで使って。いや、全然ぼかしになっていないのだけど。
作者は、これで、なにをしたかったの?
もっといえば、ジンベエに何を背負わせたかったの?

これ、どう見ても、ジンベエにイレカエの力を授けた「超越者=神?」が存在することを示唆しているわけだけど、ここに来て、この話、必要?

もしかしたら、刀太が主人公の「ネギま!2」としてのUQHは打ち切りにして、ジンベエあたりを新主人公にしたスピンオフを始めるつまりなのかね。

このジンベエのイレカエ「覚醒」イベントの異常さを知ると、ジンベエは、夏凛以上に「ジンベエは死なせない」と勇んでいる超越者がどこかにいるってことだよね。

そうすると、もう神の世界の話をするしかないじゃない?

てか、UQHの話のスケールは、いつの間にか、そのような「宇宙創生」のレベルにまで行っちゃってるよね。

だって、もはや吸血鬼の真祖なんて、恐ろしいくらい卑小な存在になってしまっているもの。神に比べたらなんと非力な存在か、下世話な存在か、って感じだし。

しかし、そんなアテのない話をこの先続けられるのかね?

ということで、いや、マジでこれは打ち切りかな。
あと3話くらい?
もしかしたら次回で終わりかもしれないけれど。

今回、最後に、刀太が数ヶ月ぶりに登場したけど、あとはエヴァだけだよね、ここにいないの。
エヴァが出て、なんかバアルを倒して、ダーマを正気にしたところで、「UQH完!」かな。
どうせジンベエと十蔵も生きてるんだろうし。
だって、あのイレカエの伝授経緯を考えれば、たかが吸血鬼のダーマ程度に、神の厚い加護のあるジンベエが死ぬわけないしね。

あ、そういえば、ニキティスはどうしたんだ?
刀太、ちゃんと屠ったのかねw
まぁ、どうでもいいけどw

ともあれ、よく見たら、もう163話まで来てて、単行本も20巻まで来ているのだから、そろそろ終わりにするのにもいい頃合い。

ネギの救出の話もあったけど、もう別時間軸の別世界でネギは救出されているし、その話もちゃんと描いてもらえたから、もうそれでいいや。

今回で、突如、打ち切り!って言われても全然気にならない。
そうそう、一応、刀太の出生秘話も明かされてたしね。

一回、これで幕引きして、
どうしても作者が続けたいというのなら、
確かに、ジンベエや十蔵のようなイケメン男子チームによる女子マーケット向けマンガに切り替えたほうがいいのかも、
それはそれでありな気はする。
まぁ、さすがに読まないだろうけどw

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