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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第159話 『切り札の正体』

2019-04-10 17:01:25 | UQH/ネギま!
前回に引き続き、前々回に刀太が見せた「超パワーアップ」の秘密を明かす回。

といっても、説明のほとんどは、ニキティスと刀太の殴り合いで終わるという、いささかザツな展開。

まぁ、その過程で、ニキティスの感性のザンネンなところが紹介されたわけだけど。

とはいえ、前回の最後に見せた「真祖たちの狙い」というのは、今回も明かされずじまいで、結局、UQホルダーどうしの争いが起こるだけだった、という。

前回の最後に真祖バウルともにいた十蔵と七重楼がジンベエとゲンゴロウを襲撃して終わり。

うーん。

今どきのマンガは、ほんと、内乱とか内紛が好きだよなぁ。
真の敵は、どこか遠くではなく隣りにいた、というヤツ。

まぁ、UQHの場合、そもそも「不死性」というヤッカイな特性をもっているから、不死者どうしでないと戦いが成立しないというところもあるのだけど。

で、互いに異なる「不死性」を一種の個性として扱って、相手を攻めるなり、たぶらかすなりすることが勝負の肝になるわけで。

一種の能力バトルといえば能力バトルなのだけど。
あるいは、知略戦なのだけど。
でもなぁ。それだけなんだよなぁ。
なんだかなぁ。

とりあえず、次回、ジンベエたちがどう対処するのか、その過程で、ニキティスたちの「真の狙い」もわかるのだろう。

もっとも、単純に、増えすぎた「下等種たる人間」の殲滅、ないしは間引きが目的なんだろうけど、「高貴な」真祖さまたちからすれば。

とはいえ、最後のフェイトの言い方からすると、もしかしたらニキティスが造反するかも?、という展開も考慮の中にはあったようだから、フェイトと似た立場にあるエヴァが、とりあえずは出張ってくるかもしれないけどね。

あとは、ザジとか龍宮隊長ら金星魔族の面々が介入してくる、という展開くらいかなぁ。

正直なところ、このニキティス&バウルの造反が、一応はこの物語の最終ゴールである、ヨルダ討伐&ネギくん救済、という展開にどう絡んでくるのか、今のままでは全然わからない。

ただ、ニキティスといい勝負する刀太なら、もうヨルダが相手でも、ワンパンで済むんじゃないのかな?

てか、あんなに唯我独尊なニキティスがヨルダよりも弱いというのは、ちょっと信じがたいのだけど。

ホント、この世界のパワーバランス、今、どうなってるんだろう?

ネギま!の最終コーナーでも、バトルシーンは、ページばっかり食って迂遠だったのだけど、それでも、まだそのバトルの先にある「物語の結末」がおおよそみえていたので、そこに至るためにこのバトルシーンは必要なんだろう、ということで、なんとか読み進めることができたのだけど。

UQHは、そういう感じがしないのがね―。

しかも前々回から始まったニキティス編が、まだまだ続くという感じで。
これだけ「次回に続く」という気を持たせる展開は、週刊誌ならありかもしれないけれど、月刊誌ではちとつらい。

何がしたいんだろうねぇ、UQHって。

159話まで来て、まだそのあたりで安心できないってのは、結構、ヤバイと思うんだよねぇ。
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