酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

高校野球の外野はなぜダイブするのか

2010年08月20日 | 野球
高校野球準決勝・東海大相模-成田を見ていた。

6-5で成田リードの5回表2死1・2塁の東海大相模の攻撃の場面で、

打者が浅いライトフライを打った。

前進して来たライトは、何とか捕ろうとしてダイビング・キャッチを試みた。

しかし捕れずに後逸してしまい、ボールがフェンス際まで転がる間に走者一掃の

3塁打となり6-7と逆転を許してしまった。

確かにあそこで捕っていれば3アウトでチェンジだから、なんとかしたいという

気持ちは分からないではないが、ワンヒットに抑えておけば、あの場面では

同点で済んだはずだ。


こういうことは高校野球では時々見られるシーンではある。

(数年前の西東京大会決勝・日大三高-早実でも同様の場面があった。

しかもその時は延長戦だったので、未だに印象に残っている。)



リードしているチームの選手が、なぜ逆転されるようなリスクを犯してまで

ダイビング・キャッチをしてしまうのか。


まだ高校生だから判断力が十分ではないという見方も出来るが、それならば

なぜ監督はそういう状況判断を教え込まないのかと私は思う。


また別の試合だが、2塁走者がショートゴロで3塁に走ってしまいアウトになる

という場面を2度も見て随分驚いた。

(通常、2塁走者は打球が自分より前=三遊間に飛んだ時には自重する

というのがセオリーのはずだ。)


高校生が技術的に未熟なのは致し方ない。

しかし考え方は教育すればレベルアップできるはずだと私は思うし、

また仮に教えていなかったとすれば、それは手落ちだと思う。