酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

WBC日本: 選手は素晴らしいが監督は・・・

2009年03月21日 | 野球
WBCの日本チームは、投手陣が驚異的なまでの活躍を見せた。


松坂、ダルビッシュ、岩隈の先発投手だけでなく

杉内、小松も素晴らしかった。


特に「負けたら終り」の場面で登板した岩隈にはかなりの重圧があったようだが

それをはねのけた頑張りには本当に感動した。


打者では何と言っても青木が抜群だった。


走・攻・守と3拍子揃っていて,まさに「ミニ・イチロー」

といった雰囲気が強まってきた。



また昨日の試合後のコメントで、先日の韓国戦で勝った韓国の選手が

マウンドに韓国旗を立てたこと(に対する反発)を口にした選手がいたのが

印象的だった。


話は少しそれるが、以前日本シリーズで初戦から3連勝した近鉄の選手が

インタビューで「楽勝」発言をして、それに反発した巨人が

それから4連勝して優勝したことを思い出した。


勝負事では、勝ったことによって油断してしまい、相手をなめてかかり

負けてしまうということは結構あることだ。


「勝って兜の緒を締めよ」とはまさに至言ではないか。



ところで原監督のこのコメントは一体何なんだ。


   「アメリカ野球に挑戦できることになり、大変興奮しております。」


アメリカに敬意を表したつもりだろうが

戦う前に一番大事なはずの「覇気」がまるで感じられない。


私は以前から、原監督の”もっともらしく”語ろうとする姿勢には

空虚さしか感じられず、いつも「アホか」と思って聞いていたが

今回の発言でそれが極まった感がする。