酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

相撲協会は名古屋場所を中止せよ

2010年06月16日 | スポーツ
大関・琴光喜が、それまでの供述を翻して賭博関与を認めたという報道を聞いて

心底驚いたという人は余りいないのではないか、と私は思う。


それくらいのことは、多くの人の”想定内”のことだと思う。

それというのも、最初に疑惑報道があった時点で世間では「さもありなん」

と思ったのではないか。

テレビ・新聞等のマスメディアが、いかにも驚いたような振りの報道をしている

のは、まさに”ぶりっ子”以外の何者でもないだろう。


要するに日本相撲協会という組織は腐敗しきっており、日本の悪しき社会の

典型であるということは、多くの人の共有感覚ではないか。


これほど不祥事を出し続ける組織というのも珍しいはずだ。


結局これは、官僚が天下りを止めないこと、行政が無駄遣いを改めないことに

通底する、既得権益及び慣例は断固として変えようとしないという

旧来の日本的組織に共通の性格そのものではないだろうか。


こういうものは本気で変える気がなければ、決して変えられないのである。

人間というのは、激甚な体験をしないとなかなか変われないものだ。


相撲協会はどう見ても、ずぶずぶの”大甘社会”に見える。


協会が本気を見せるのなら、私は名古屋場所を中止するくらいの姿勢を

見せるべきだと思う。