酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

流れの変化?(日本シリーズ③)

2011年11月16日 | 野球
あまり感心しない負け方である。

もちろん「感心した負け方」などあろうはずもないが、出来れば納得のいく

負け方にして欲しかった。


ソフトバンクに12安打も打たれたのはいただけない。

特にこれまで”寝ていた”多村に本塁打を含む3安打されたのは、今後の不安

材料だ。

キャッチャーの細川も同様。

8回表に細川に大事な場面で本塁打された鈴木は、猛省すべし。

その鈴木が9回も続投したのは、今後を見据えた(使えるかどうかの)

テストなのだろう。

(テストと言う意味では、7回表に登板した河原も同じだと思う)


また今日は盗塁されすぎた。

投手がネルソン、鈴木とクイックを苦手とすることも大いに関係あるだろう。

(緒戦のチェンも左投手でありながら2盗塁されている。第2戦の吉見が

盗塁0に抑えたことを考えれば、その差は歴然としている)


また今日は谷繁が3三振とブレーキになった。

谷繁はCSから30打席ノーヒットらしい。

まぁ短期決戦での捕手の役割はとてつもなく大きいから責めるつもりはないが、

打順は下げたほうがいいと思った。


今後打者で期待したいのは、平田、大島の二人。

森野も和田も、今日は守備及び打撃において良いところがなかった。

(第1戦・2戦では活躍したが)

はっきり言ってこれでは困る。


だが今日は浅尾と岩瀬の登板なしで済んだという意味では、わずかな救いも

あったのではないかと思う。

その他では個人的に好きなブランコだが、打席では少し力が入りすぎている

印象を受けることが多いし、7回裏の暴走もどきの走塁は相手のミスに救われ

ただけだった。

守備も第2戦は素晴らしかったが、今日はイマイチだった。

(但し2回表の摂津のバントを処理して併殺にしたのは良かった)

そうは言うものの、彼が落合監督に対してお礼の意味を込めて必死に

なっているのは十二分に分るので、何とかして活躍してもらいたいのだ。


緒戦から連勝したとはいえ、第3・4戦と連敗したら”流れ”から言えば

むしろ完全に不利になる。

これだけは避けなければならない。

かくして第4戦はまさにこの日本シリーズの分岐点となる、非常に大切な試合

となった。