降圧剤の弊害

高血圧に使われる治療薬（降圧剤）のもたらす
副作用などは、まだあまり一般的に知られていない
ように思います。

私もそういう１人でした。

数年前、高脂血症で通院していた私はある時
それまで１５０位だった血圧が１６０あったことで
医師から降圧剤の服用を勧められました。

そしてミカルディス４０ｍｇを服用し始めて３日目の事です。

服用後しばらくすると、過去に経験した事の無いような
強烈なオロオロする気分に襲われました。

その場は取り敢えず、ビールを飲んで
気分を落ち着かせました。

そして翌日精神科を受診しました。

それ以来１年ほど精神安定剤を飲み続けました。


その後２年前にクモ膜下出血で手術を受けた私は
退院後、降圧剤コニールを服用していました。

時々頭痛がするのが気になってはいましたが
（私はそれまで頭痛は殆どした事がありませんでした。）
まさかそれが降圧剤の副作用とは
思っても見ませんでした。

結局たまたま薬をやめたら、頭痛が収まったので
原因が分ったのです。


また私の姉は降圧剤を飲んだら吐き気がしたので
薬を変えてもらったのですが
それでも吐き気が止まらないので
結局飲むのを止めてしまいました。

薬に副作用はつきものではありますが
その事について私達は知らされる事が
余りに少ないように思います。

或る程度の理解（覚悟）をした上で
薬を飲む事が理想だと思います。