酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

故意のハンドを許すな

2010年07月06日 | スポーツ
先日のW杯・準々決勝ウルグアイ対ガーナ戦で、延長終了直前に

ゴールを阻止するために故意によるハンドが行われた問題は

今のところまだそれほど大きな問題にはなっていないようだ。


私はサッカー門外漢なので過去のことは分からないが、今後のことを考えれば

あの種の行為に対して現在のルールの対応で果たしていいのかという問題は

残ると思う。


何らかの対策を打ち出さなければ、この種のハンドが蔓延する可能性を

私は危惧するものだ。


それは想像してみるだけで悪夢である。


それはそうだろう。

ハンドで阻止しなければ得点されて負けるという時に、退場になろうとも

ダメ元で一か八かPKに賭けてみるというのは、ある意味で当然の選択だろう。

現にあの試合で、ハンドの”絶大なる効果”を示してしまったのだから・・・。


次の試合での出場停止という罰則は、トーナメント戦の場合、

その試合に負けてしまえば何の効力も持たない。

また、当該試合での退場処分も、試合終了間際ならさほど影響しないだろう。


ただでさえ、サッカーのフェアでない部分(相手選手を引っ張ったり、

わざと転んで見せたり等々)が好きになれない私としては

気になることではある。


とは言うものの、対応が非常に難しいということは充分分かる。


しかしそうは言っても、「認定ゴール」(得点したものと判定する)

とすべきではあろう。


私などは一時頭に血が上って「没収試合」(その時点で負け・試合終了)

というルールも考えたが、さすがにそこまでしなくても、

ゴールをハンドで阻止しても無駄(得点が認められる)ということにすれば

この種の不正は防げると思う。


明らかに不正をしたチームが勝ち上がっていくなどというのは

完全に規則の不備である。


FIFA(国際サッカー連盟)の今後の対応に注目したい。